【ご挨拶】
ページを見てくださった方、すでに応援してくださった方には、心より感謝申し上げます。
私は、長野県東筑摩郡生坂村で、幻の「種あり巨峰」を栽培している石原徳義と言います。
夫婦で始めた小さなぶどう園は、20年ほどの年月を経て、ようやくスタッフを雇えるくらいになりました。

私たちの農園は、雄大な山々に囲まれ、清らかな水と澄み切った空気が広がる大自然の中にあります。
昼夜の寒暖差が非常に大きい信州ならではの、恵まれた気候を最大限に活かし、
「自然の恵みをそのままに、本当に美味しいフルーツをみんなにお届けしたい」という信念のもと、
スタッフ一同、果物作りに情熱を注いでいます。

改めて、私たちがなぜこのプロジェクトを始めたのかをお伝えします。
巨峰栽培における手間と高度な技術
「種なしぶどう」の人気に押され気味
拍車をかけて、高齢化による担い手不足の問題
このままでは、あの濃厚で感動的な味わいの種あり巨峰が、日本の食卓から完全に姿を消してしまうかもしれません。
実際に、巨峰の栽培面積は、ここ20年で半減したとも言われています。(農研機構データ)
現在、スーパーに出回っているぶどうの多くは、消費者の食べやすさが最優先された「種なしぶどう」や、皮ごとサクサクと食べられるシャインマスカットなどです。
種を吐き出す手間がなく、皮ごと食べられるぶどうは、慌ただしい現代社会においては、非常に効率的だと思います。
今ではスーパーなどの店頭であまり見かけることがほとんどなくなってしまった
あの、幻の「種あり巨峰」の栽培技術を後世まで残したい!!

【なぜ「種あり」?】プロの農家がこぞって愛食する、3つの魅力
皆さんは最近、「種あり品種」を食べたことがありますか?
私たちはあえて「種あり巨峰」を作ることに強いこだわりを持っています。
全国のぶどう農家やフルーツの専門家たちが「自分で食べるなら絶対に種ありを選ぶ」と口を揃えるのには、理由があるのです。
① 圧倒的な「コク」と濃厚な甘み
「種あり巨峰」の最大の魅力は、なんといってもその「味の深み」です。
同じ糖度であっても、種なしと種ありでは口に含んだ時の感覚が全く異なります。
種なしぶどうが少しさっぱりとした味わいや、酸味を強く感じやすい傾向にあるのに対し、
「種あり巨峰」は強烈な甘み、それを引き立てる絶妙な酸味、そしていつまでも口の中に残る奥深い「コク」があります。
皮を口に含み、少し力を入れて噛んだ瞬間、弾けるようなたっぷりの果汁とともにぶどう本来の濃厚な風味が広がります。
子どものときに食べた、あの懐かしい味!!
一度、「種あり巨峰」のおいしさを知ったら、もう、種なし巨峰を食べようとは思わない!!
というお声を数多くいただいております。

② 植物本来の「生命力」と自然な成長
実は、種なしぶどうを作るためには、「ジベレリン処理」という植物ホルモン剤を浸透させる人工的な作業が欠かせません。
これにより種をなくし、実を大きくさせています。
一方、「種あり」はそうしたことを最低限に抑え、自然に育てています。
本来、ぶどうは果実の中に種ができると、その種、自身から天然の成長ホルモンが分泌され、果実が力強く大きくなってきます。
つまり、種があるからこそ、植物としての生命力が果実の一粒一粒に宿り、力強い味わいが生まれるのです。
③ 食感の柔らかさと弾力の絶妙なバランス
種なしの処理を行わないことで、果肉は無理なく自然に熟していきます。
そのため、「種あり巨峰」の果肉は非常にジューシーで、硬すぎず柔らかすぎない、絶妙な弾力を保つことができます。
確かに、種を「ペッ」と吐き出すという行為は下品で嫌かもしれませんが、
一生に一度でいいので、是非とも「種あり巨峰」の味を知っていただきたいのです(笑)!!

【資金の使い道】本物の味を次の世代へ。設備投資と技術継承のために。
私たちが今回のクラウドファンディングを通じての資金の使い道ですが、
主に、品質維持のための「設備投資」費用です。
棚の修繕 35万円
ビニールの張替え 35万円
リターン仕入れ費 残り
私たち昭和世代が、未来を担う若いスタッフに技術をしっかり継承し、株式会社野の香が誇る「本物の味」を5年後、10年後もずっと守り続けていくため、老朽化したぶどう棚の修繕費用、そして品質向上のための雨除けビニールの張替え。
生産量の維持と品質向上のためには、みなさんの応援とより多くの資金が必要になります。
自然栽培に適した環境整備や、台風など自然災害が起こるたびの心配の種はつきません。
皆様からいただいたご支援を大切に活用させていただきます。


【最後に】時代が変わっても、絶対に守り抜きたい味がある
効率化や手軽さが何よりも求められる現代において、私たちがやっている「手間のかかる種あり巨峰の栽培」は、もしかすると時代遅れなのかもしれません。
それでも、「本当に美味しいもの」には、理屈を超えて人の心を動かす力があると私たちは信じています。
長野県生坂村の豊かな自然と、私たちが泥臭く受け継いできた技術の結晶である「種あり巨峰」。
この感動的な味わいを、絶やすことなく未来の子供たちにも残していきたい。
どうか、皆様の温かいご支援と応援を、心よりお願い申し上げます。
プロジェクトを公開してから、思うように支援が伸びていないのが正直な現状ではありますが、
この想いに少しでも共感いただけましたら、どうかこの挑戦を知っていただき、応援していただけますと幸いです。
ご支援はもちろん、投稿のシェアや、周りの方へのご紹介、応援コメントも大きな力になります。
皆様のお力添えを、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、「本物の味」を未来へ繋ぐ仲間になっていただきたいです。
株式会社野の香 スタッフ一同
最新の活動報告
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巨峰ができるまで。活動報告4回目
2026/07/25 07:00ビニールを下ろした瞬間、畑いっぱいに心地よい風が吹き抜けます。活動報告4回目です。ただいま行っている作業は雨除けビニール下ろしです。真夏の厳しい暑さの中ではありますが、スタッフ一丸となって長くて重たいビニールを下ろしていきます。これまで雨除けビニールは雨だけでなく虫や病気などの被害からもぶどうを守ってくれていました。しかし、梅雨時期を過ぎて真夏の厳しい暑さになると、今度は熱がこもりすぎてしまいます。熱がこもると、ぶどうが傷みやすくなってしまうため、このタイミングでビニールを下ろし、圃場の風通しを良くするのです。その時々で、ぶどうに適した環境をしっかり準備することで、収穫時に傷のない綺麗で立派なぶどうが出来上がります。酷暑の中での作業が続きますが、袋越しに伝わるぶどうの重みから一粒一粒が順調に育っていることが実感でき、もうひと頑張りしようという気持ちになります。収穫まであと少し。皆様に最高の種あり巨峰をお届けできるよう、最後まで丁寧に育ててまいります。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。 もっと見る
野の香が大切にしているぶどうと自然
2026/07/23 07:00信州の自然と共に歩む農園として野の香の圃場では、小さな昆虫をはじめ、様々な生き物たちが暮らしています。ぶどうの樹には、毎年ヒグラシがやってきて、美しい鳴き声を聞かせてくれます。夏になると、セミの抜け殻がぶどうの樹に残っている光景も、この季節ならではの風物詩です。朝や夕方にはカモシカやシカ、時にはキツネなどの野生動物が姿を見せることがあります。農家の私たちとしては昆虫や野生動物からぶどうを守らないといけない気持ちもありますが、その一方で、こうした生き物たちが安心して暮らせる環境があることは、野の香にとっては何よりの誇りであり、信州の自然と成長してきた野の香らしさだと思います。美味しいぶどうを育てることはもちろん、豊かな自然と共に、生き物たちにも優しい農園であり続けたいと思っています。※昆虫が苦手な方は閲覧ご注意ください。 もっと見る
子供たちの世代へ残したい味。
2026/07/22 07:00私たちが種あり巨峰を残したい理由の一つに、子供たちの世代にもこの味を知ってもらいたいという想いがあります。最近食べる機会が増えているのは種なしのぶどうです。さっぱりとした甘味と種を出す手間がない食べやすさなどから、子供たちにも大人気だと思います。今後も種なしぶどうの人気が広がっていくことでしょう。そんな中で手間のかかる種あり巨峰を残していくことは難しいのかもしれませんが、それでも、子供たちの世代に、自然本来の種あり巨峰を食べられる機会をなんとか残していきたいのです。昔から親しまれてきた巨峰の味。ゆっくりぶどうを味わう時間。懐かしさのあるぶどうの良さを、子供たちの世代に繋いでいきたいのです。種あり巨峰を作るぶどう農家はどんどんと減りつつあります。将来長く長く種あり巨峰が残っていけるように、私たちの子供や孫、さらに先の世代が種あり巨峰を楽しめるように、どうか皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。 もっと見る




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