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柑橘界に新しい風を!日本みかんサミットの開催

みかんに魅せられてみかんサークルを作り、大学生活の全てをみかんに捧げ留年し、それでもみかんに関わり続ける清原優太が挑む、柑橘界にイノベーションを起こすためのプロジェクト。温州みかんの発祥の地、鹿児島県長島町にて8/27-28に日本みかんサミットを実施します。

現在の支援総額

1,021,000

102%

目標金額は1,000,000円

支援者数

104

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/08/02に募集を開始し、 104人の支援により 1,021,000円の資金を集め、 2016/08/26に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,021,000

102%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数104

このプロジェクトは、2016/08/02に募集を開始し、 104人の支援により 1,021,000円の資金を集め、 2016/08/26に募集を終了しました

みかんに魅せられてみかんサークルを作り、大学生活の全てをみかんに捧げ留年し、それでもみかんに関わり続ける清原優太が挑む、柑橘界にイノベーションを起こすためのプロジェクト。温州みかんの発祥の地、鹿児島県長島町にて8/27-28に日本みかんサミットを実施します。

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◇初めに

初めまして!東京大学経済学部4年の清原優太と申します。
好きな果物はみかん、好きなみかんは甘平。溢れるみかん愛が爆発し、2014年の1月にみかんに特化したサークル「東大みかん愛好会」を設立し2年間代表をしていました。現在はサークルを引退し、株式会社みかんを立ち上げるなど、みかんのためにもっと何かできないかを模索しています。

ちなみに単位も、未完。サークル立ち上げてから大学生活の全てがみかん果汁に染まりきった日常を過ごしていたところ、単位を取り切れず今4年生2回目です。

でも、僕には大学をすんなり卒業をするよりも、柑橘界で解決したい課題があります。東大みかん愛好会の活動をしているうちに、柑橘界の構造的な課題が見えてきました。その課題の解決に繋がる1つの答えが日本みかんサミットだと思っています。

実施の為に少しでもお力をお借りしたくてクラウドファンディングに挑戦しています。以下、みかんについてひたすら語ると思いますがどうかお付き合いください。
また、PR動画でもひたすらみかんについて語ったところ44分というcampfire史上最長のものが出来上がっております。こちらも良かったらご覧ください。
「みかんのファンを増やす」という趣旨の下、リターンはみかん尽くしの内容になっているのでまずそこからご覧いただいても大丈夫です!

◇みかんが、好き

みかんが好きです。

人生22年。これまで10,000個は食べてきました。
目隠しされたって品種の違いはわかります。

みかん(手で剥ける日本の柑橘と定義)を世に広めるため、サークルを作り斬新な企画を通してみかんの話題作りを行ってきました。 


↑冷凍みかんを夏の海の新定番に。真夏の湘南の海で冷凍みかんの販売。


↑2015年度ミス東大の方々をモデルにみかん×ファッションショー。 

↑みかんパンのパン食い競争など様々な障害を越えていくみかん障害物競争。

みかん色一色の学生活を過ごしているうちに、僕は柑橘界が抱える2つの課題に気がつきました。

◇柑橘界の課題

僕が気づいた柑橘界の課題、1つ目は産地間の連携の希薄さです。
みかん産地出身者、例えば愛媛県出身者と和歌山県出身者が会った時に起こる「うちのみかんが一番だ」論争、生産者間や自治体間レベルでも大なり小なり存在します。「全国のみかんを応援する」を活動方針に掲げる東大みかん愛好会の活動を通してその現状を強く感じました。

過激に言うと産地原理主義でしょうか。
もちろん、産地間競争はあるのが健全な姿だと思うのですが、消費量が全盛期の7割以下に落ち込んでいる現状、産地が一丸となって出来ることはもっとあるはずです。

2つ目は消費者視点の薄さです。
りんごなら「つがる」「ふじ」、いちごなら「とちおとめ」のように誰もが浮かぶブランド品種があると思います。しかし、柑橘はどうでしょうか? 思いついたなら相当柑橘に詳しい方だと思います。
「せとか」「きよみ」「はるか」「はるみ」「なつみ」「せとみ」「はれひめ」など個性際立つ美味しい品種がこんなにありながら、どれも全国的な知名度は低いです。良いものを作りさえすればみかんが飛ぶように売れていた昔の時代の名残からか、どう見せるのかという視点が薄いのではと感じています。

◇課題を解決するために

どうして、産地が分断するのか?
それは利害が対立してしまうから。品種を共有しよう!と言うのは簡単ですが産地のお金をつぎ込んで新品種を開発した以上、すぐに協調するのは難しいでしょう。
一方で「みかんの売り方」という部分では今すぐにでも産地協調可能なはずです。
みかんをどう見せ、どう話題にするのかという点については、全産地が共通の目標を持って一丸となって取り組むことができます。産地の分断は、この入口から解決可能だと考えています。

 

どうして、消費者視点が足りないのか?
それは戦略を考え実行する人たちに偏りがあるから。現状は愛媛や和歌山といった産地内だけ、あるいは研究者、流通関係者といった特定の分野の人たちだけで考えられている傾向があります。しかし、多様性がある中でこそ良いアイディアは出るはずです。みかん産業の川上から川下まで、あらゆる人が産地の別なく集まり、知恵を出し合う。そのような場が必要だと考えています。

◇日本みかんサミット

様々な産地の人、さらに消費者を繋ぐことで日本のみかん界をもっと明るくする。そして全国の人にもっとみかんの魅力を知ってもらう。これが僕の想いです。その第一歩となる企画が今回の日本みかんサミットとなります。

私はこれまで東大みかん愛好会の代表として、産地や業種を超えてみかんに関わる様々な方とお会いしてきました。どの方もみかんが大好きで、一生懸命に取り組んでいらっしゃる方ばかり。この人たちが集まり、一丸となってみかんの未来を考えたら絶対に素晴らしい事ができると思いました。
そして、この方達を繋ぐのは、どこの産地ともしがらみのない、まだ学生の身である私だからこそできる事だと思います。実際、実は協力したい気持ちがあるけど利害関係が発生してしまうから協力などが難しいという声を聞く事も多かったのです。

産地、人を繋いでいく最初の一歩として、まずは中でも各産地でリーダー的な存在である方に集まって頂くというのが今回のサミット。主催はNPO法人日本みかん愛好会(現在設立作業中)です。

日本みかんサミットの参加者としては、
みかん×ICTに取り組んでいる早和果樹園の秋竹俊伸様(和歌山県)や「なつみ」という品種を個人で開発された山本弘三様(山口県)など各産地で先進的な農家や篤農家として有名な生産者が約25名、株式会社EJ JUICE & SOUP代表の岩崎亘様や湘南ゴールドという品種を開発された元東京農業大学農学部農学科長の真子正史様など業界人が約10名、東大みかん愛好会メンバーなどみかんが好きで発想力に富んだ消費者を約10名と柑橘産業の川上から川下まであらゆる属性の関係者50人が参加します。

今回のサミットでは、このみかん愛と多様性に富んだ参加者が一丸となり、一泊二日でみかんを盛り上げていくアイデアの共有、そして創出を目指します。

 アイデアを創り出すためのワークショップの設計は、私が2016年度生として採用されている東京大学のイノベーション教育研究機関、東京大学i.schoolの研究成果を基盤としたもの。単なる交流会に終わらず、真にイノベーティブなアイデアを創出する場とするために日夜検討を重ねています。

また、広告業界の第一線で活躍されているコピーライター、長谷川哲士さんをお招きしての花言葉ならぬ「みかん言葉を作ろう」プログラムや、先進事例共有として、「床屋でみかんを販売」という驚きのアイデアでみかんの新しい一面を切り開いた事例の紹介なども行います。

開催場所は、鹿児島県長島町。私たちがみかんと言って思い浮かべるあの温州みかんは、実は江戸時代にこの場所での突然変異から始まったという、みかん発祥の地です。「みかんの聖地」で行う事で、特定の産地の色のつかないフラットな議論をすることができます。

さらに、どんなに良いアイデアを出しても、実現しなければ意味がありません。
みかんサミットでは、終了後の企画実現を見据えたプログラムを設計し、終了後は日本みかん愛好会が責任を持ってアイデア実現へのコーディネートを行います。
また、アイデアをみかんサミットの参加者以外も使用することができるようにノウハウ化にも取り組んでいきます。

「みかんを盛り上げる」を軸に、産地、立場に関係なくあらゆる人が集い、知恵を出し合うというみかんサミットは、産地がバラバラに動き、消費者視点が薄いというみかん界を変えていく第一歩になるはずだと確信しています。

◇ご支援いただいたお金の使い道

ご支援いただいたお金は以下の用途に使用させていただきます。

○みかんサミット実施費用
・会場使用費
・バスの貸し切りなど移動手段にかかる費用
・講師謝礼費
・参加者への交通費の補助
・リターンにかかる費用

○みかんサミット実施準備費用
・企画説明会実施にかかった交通費の補助
7/18-27にかけて、みかんサミットの企画説明会を行うために私は、
福岡県→熊本県→鹿児島県→宮崎県→山口県→島根県松江市→島根県海士町→岡山県→愛媛県→高知県→和歌山県→神奈川県と全国を回ってきました。
その交通費の補助に充てさせていただきたいと考えています。

○みかんサミットで生まれたアイディアを実現していく費用
・床屋deみかん普及のための費用(共通POPの作成など)
・みかん言葉普及のための費用(ポストカードの作成など)
・ワークショップBで生まれたアイディアを実現するための費用

◇最後に

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
この文章を書いている今もみかんサミットの準備で動いています。参加者の方々は本当に素敵な方ばかりでこれは絶対に失敗できないぞとプレッシャーを感じる日々ですが、成功すれば柑橘界に新しい風を吹かせることのできるはずだと考えて頑張っています。
もし、内容や趣旨にご賛同いただけましたら、応援いただけるととても嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。

※参加者の枠はまだ若干名空きがあるので、参加をご希望の方は自己紹介を添えて日本みかん愛好会のメールアドレス(mikanfanclub@gmail.com)までご連携をお願い致します。折り返し、参加枠の空き状況やみかんサミットの詳細などについてご連絡させていただきます。

最新の活動報告

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  • こんばんは!清原優太です。今日は一気に作業が進み、いよいよ準備が整ってきました。今回は昨日今日で最終調整を行っていた「みかんシンポジウム」についてご紹介したいと思います。 ◇プログラム紹介:みかんシンポジウム みかんシンポジウムは「品種」「生産」「最先端」「消費」「海外」「商品開発」の6分野について同時平行で行う意見交換会です。まず最初に各分野で目立って活躍されている方によるご講演後、残り時間で意見交換という流れを1回20分で3回続けて行います。1分野の中でも1タームごとに講演者の方が交代するので、6×3=18種類のシンポジウムが実施されます。その自由度としてはなんと216(6×6×6)通り!  川上から川下まで多様な方が集まりそれぞれの興味も多様な日本みかんサミット参加者も、それぞれが自分の興味に合った内容を選ぶことが可能です。 講演内容としては例えば、 「商品開発」10factoyを経営されている梶谷高男さんによる講演 「生産」デコポンが全国に広まるきっかけを作り、青みかんの利用を全国に先駆けて行った熊本の女性農業者村上浮子さんによる講演 「海外」日本在住30年のフランス人Lionel Dersotさんによる海外の柑橘事情に関する講演 「品種」湘南ゴールドを品種開発された元東京農業大学農学部農学科長真子正史さんによる講演 「消費」「蛇口からみかんジュース」の発案者、白鳥哲也さんによる講演 「最先端」みかん×ICTの実証実験を行っている富士通株式会社のご担当者さんによる講演 等18種類の講演のどれを取ってもとても豪華な内容が揃っていて、企画している運営メンバー自身も聞けるのが待ちきれません...! 以上がみかんシンポジウムの紹介となります。みかんシンポジウムは1日目8/27(土)の16:00-17:10に実施します。会場でお聞きいただくことは誰でも可能なので、もしご興味を持たれた方がいたらmikanfanclub@gmail.comまでご連絡ください! もっと見る

  • みかんサミットまで残り3日。運営メンバーの一部は月曜日から台風に負けず会場の長島町に入り、準備を進めています。残り期間少ないですが、これから毎日サミットで実施するプログラムの紹介を行っていくので是非ご覧ください! 以下は運営メンバーの真庭くんが書いた文章です。 ↑中央。東大みかん愛好会でJTBとコラボして企画を行った際にリーダーを務める。 ◇プログラム紹介:床屋deみかん みなさんこんにちは。クラウドファンディングの期間終了が近づき、サミット当日も近づいてきました。僕だけでなく、事務局メンバーみんな全力でサミットの準備中です! さて、8月23日に「床屋deみかん」という取り組みを行っている松野良明さんにお話を聞きに行ったので、その様子をご報告します。「床屋deみかん」は、松野さんが経営されている神奈川県横浜市の床屋「ハッピーバーバーマツノ」でみかんを販売し始めたところ、半年間で1t(みかん約10,000個分)を売り上げたという事例です。「売り方」という柑橘界の課題に対する見事な解決策だと僕は考えているので、この事例をサミットで先進事例として紹介しようと思い、インタビューしてきました。 ◇床屋でみかんを売り始めたきっかけ 松野さんのご友人が都会暮らしを辞め、愛媛の中島でみかん作りを始めたそうです。そのご友人のみかんを頂いた際に、あまりの美味しさに心を打たれた松野さんが床屋で販売することを決心したとか。 ディスプレイを工夫し、お客さんに美味しいみかんを食べてもらいたい、という松野さんご自身の思いと努力によってそのみかんの美味しさが徐々に広まり、今ではリピーター続出で大人気となっているようです。時期によって様々な品種を中島から仕入れていた為、お客さんの中にはカットではなくみかんを買うためだけに来店する人もいたらしく、地域の人にどれだけ愛される存在になっていたのかが感じられます。松野さんは床屋での販売だけでなく、近所の八百屋にも中島のみかんを紹介し、八百屋の店頭でも販売を始め、そこでも人気を博しているそうです。 「みかんに興味を持ってもらって、美味しいみかんを食べてもらいたい」という松野さんの熱意と創意工夫が、上手くお客さんに伝わって売り上げた1tだったのではないかと思います。 地域の住民が主な顧客層の床屋さんで、地域の人口は7000人足らず。そんな地域の床屋さんの手売りでも1tが売れるという事例は、とても興味深いです。  サミット開会式では、この事例について具体的なノウハウも交えながらより詳しくお話しする予定です。 残念ながら当日参加できない方も、1万円以上のご支援のリターンには「サミットの様子を後日動画で視聴する権利」があるのでそんな開会式の様子を視聴することができます! クラウドファンディングも残り3日と大詰めですが、目標達成にはまだ少し遠い状況にあります...。目標金額、そしてサミット成功への最後の追い上げに、ご支援いただけるとありがたいです! よろしくおねがいします。 もっと見る

  • ◇みかんワークショップを8/16(火)に東京で実施します クラウドファンディングを始めて一週間ほどが経ちました。 沢山の方にご支援や応援の声をいただき、本当にありがたい限りです。最高の会にできるよう準備を着々と進めています! 色々と準備を進めている日本みかんサミットのプログラムの中でも一番力を入れて準備しているのが「みかんワークショップ」です。そのみかんワークショップをみかんサミットに参加できない人にも体験してもらうため、そしてみかんサミット当日のテストワークショップとするために、8/16(火)の13:00-18:00に文京区男女平等センターにてみかんワークショップ@東京を実施します。 ◇どうしてみかんワークショップに力を入れるのか? みかんの消費量が全盛期の7割以下にまで下がっている状況にある現状、産地は協調できるところは協調しオールジャパンで対処することが必要なはずですが依然として激しい産地間競争が存在します。 では、どこから産地協調すればいいのか? 僕は売り方からだと考えます。 技術に関しては各産地が自分のお金をつぎ込んで研究している部分もあり、即共有しようというのは難しいかもしれません。しかし、「どう売るか」という部分に関してはしがらみなく、全産地が一丸となって考え実行することができます。この「売り方」について、多様な産地の方が集まる日本みかんサミットの場で良いアイディアが出て実行し実際に結果が出せたなら、柑橘界にインパクトを残せるはずです。 そのように考え、「売り方」のアイディアを出すみかんワークショップの設計に最も力を入れており、東京大学などで研究が行われているイノベーション・ワークショップの手法に基づいてワークショップ設計を準備しています。また、8/16(火)のみかんワークショップ@東京で得られた経験をもとにワークショップを修正してサミット当日の運営に生かすことで、生まれるアイディアの質が最大化を目指します。 ◇企画詳細 ○日時:2016年8月16日13:00-18:00(ワークショップ4時間+発表1時間) ○場所:文京区男女平等センター(https://www.bunkyo-danjo.jp/access.aspx) ○内容:みかんを盛り上げる新しいアイディアをワークショップを通じて創り出します。具体的には、5〜6人ずつの班に分かれ、みかんに対する日本人の価値観を分析し、さらに既存事例のアナロジーを使ってアイデアを創出するという方法論を用いる予定です。 ○参加方法:以下のfacebookページで参加ボタンを押してください。参加ボタンを押してくださった方には後ほど運営スタッフからより詳細についてメッセージをお送りさせていただきます。https://www.facebook.com/events/1108370789243441/※どなたでもご参加可能です。 ご参加お待ちしております! もっと見る

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