みかんサミットまで残り3日。運営メンバーの一部は月曜日から台風に負けず会場の長島町に入り、準備を進めています。残り期間少ないですが、これから毎日サミットで実施するプログラムの紹介を行っていくので是非ご覧ください! 以下は運営メンバーの真庭くんが書いた文章です。
↑中央。東大みかん愛好会でJTBとコラボして企画を行った際にリーダーを務める。
◇プログラム紹介:床屋deみかん
みなさんこんにちは。クラウドファンディングの期間終了が近づき、サミット当日も近づいてきました。僕だけでなく、事務局メンバーみんな全力でサミットの準備中です!
さて、8月23日に「床屋deみかん」という取り組みを行っている松野良明さんにお話を聞きに行ったので、その様子をご報告します。
「床屋deみかん」は、松野さんが経営されている神奈川県横浜市の床屋「ハッピーバーバーマツノ」でみかんを販売し始めたところ、半年間で1t(みかん約10,000個分)を売り上げたという事例です。「売り方」という柑橘界の課題に対する見事な解決策だと僕は考えているので、この事例をサミットで先進事例として紹介しようと思い、インタビューしてきました。
◇床屋でみかんを売り始めたきっかけ
松野さんのご友人が都会暮らしを辞め、愛媛の中島でみかん作りを始めたそうです。そのご友人のみかんを頂いた際に、あまりの美味しさに心を打たれた松野さんが床屋で販売することを決心したとか。
ディスプレイを工夫し、お客さんに美味しいみかんを食べてもらいたい、という松野さんご自身の思いと努力によってそのみかんの美味しさが徐々に広まり、今ではリピーター続出で大人気となっているようです。
時期によって様々な品種を中島から仕入れていた為、お客さんの中にはカットではなくみかんを買うためだけに来店する人もいたらしく、地域の人にどれだけ愛される存在になっていたのかが感じられます。松野さんは床屋での販売だけでなく、近所の八百屋にも中島のみかんを紹介し、八百屋の店頭でも販売を始め、そこでも人気を博しているそうです。
「みかんに興味を持ってもらって、美味しいみかんを食べてもらいたい」という松野さんの熱意と創意工夫が、上手くお客さんに伝わって売り上げた1tだったのではないかと思います。
地域の住民が主な顧客層の床屋さんで、地域の人口は7000人足らず。そんな地域の床屋さんの手売りでも1tが売れるという事例は、とても興味深いです。
サミット開会式では、この事例について具体的なノウハウも交えながらより詳しくお話しする予定です。
残念ながら当日参加できない方も、1万円以上のご支援のリターンには「サミットの様子を後日動画で視聴する権利」があるのでそんな開会式の様子を視聴することができます!
クラウドファンディングも残り3日と大詰めですが、目標達成にはまだ少し遠い状況にあります...。目標金額、そしてサミット成功への最後の追い上げに、ご支援いただけるとありがたいです!
よろしくおねがいします。