
音楽:片野真吾先生
(6月30日発行プレスリリースより)
誰もが知る昔話『浦島太郎』をミュージカルとして届けるにあたり、まず大切にしたのは、出演する子どもたち自身が音楽を心から楽しめることでした。
今回の作品は昔話をベースにしながらも現代的なアレンジが加えられ、より身近に感じられる物語になっています。その世界を彩る音楽も、子どもだからといって簡単なものにするのではなく、実際に私たちが日常で耳にしているようなリアルな音楽に近づけたいと考えました。
子どもたちが演じる作品ですから、コーラスのバランスやソロの音域など、無理なく歌えるような配慮はしていますが、「子どもだからこれくらいでいい」という考え方はしません。
子どもたちも大人と同じようにさまざまな音楽に触れていますし、面白い、歌ってみたいと思える楽曲に出会うことで大きく成長します。今回の楽曲で少し難しく感じる部分はリズムかもしれませんが、リズム感は大人になれば自然と身につくものではありません。子どものうちからさまざまなリズムに触れ、その楽しさを感じてほしいと思っています。
稽古の中では、子どもたちの可能性を決して決めつけないようにしています。
これまでの経験からも、子どもの伸びしろは本当に計り知れず、本番直前まで大きく成長する姿を何度も見てきました。そのため、早い段階で限界を決めません。
良いところを認めながらも、「もっと良くなるためには何が必要か」を一緒に考え、前へ進んでいくことを大切にしています。
歌は、適性や個性はありますが、誰もが必ず上達できると考えています。継続して取り組めば必ず表現の幅は広がります。コーラスのパート分けでは、一人ひとりの声の魅力が活きるよう意識しています。
男の子も女の子も、それぞれが輝ける舞台として、この『URASHIMA』が多くの子どもたちの成長のきっかけになってくれたら嬉しく思います。
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■ 片野 真吾作曲家。児童劇団「大きな夢」の音楽監督として、『桃太郎!』『KAGUYA』『姫神楽』をはじめ数多くのオリジナルミュージカルの作曲を担当。物語に寄り添う繊細で親しみやすい楽曲を数多く手がける。
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