千葉と森を結ぶ③
養源寺マルシェに出店していた頃、私は次の販売場所を探していました。
千葉に来たばかりで、まだ人とのつながりも少なく、どこで販売すれば自分の商品を知っていただけるのか手探りの日々でした。
それでも、少しでも多くの方に森町の抹茶スイーツを届けたいという思いで、さまざまな情報を集めながら、出店できる場所を探し続けていました。
そんな中、養源寺マルシェを教えてくださったオーナーさんとの出会いのきっかけとなったサイトで、ほぼ同時期に北区・梶原商店街にある「スタジオルペンディ」さんを知り、販売する機会をいただくことになりました。
千葉に来てから、まだ1ヶ月経つか経たないかという頃。
右も左も分からない中での新しい挑戦でした。
下見の日、スタジオ ルペンディ オーナーのフクノさんは、お仕事中にも関わらず、会場の設備について一つ一つ丁寧に説明してくださいました。
初めて利用する場所で不安もありましたが、その時の温かい対応がとても印象に残っています。
販売に向けて、近隣の住宅へチラシ配布を行い、いよいよ当日を迎えました。
いつも通り一人で販売を行う予定でしたが、フクノさんやご主人が搬入・搬出を手伝ってくださり、本当に助かりました。
スタジオルペンディさんは、さくらトラム沿線とはいえ、JR上中里駅からは少し歩く場所にあります。
人通りは決して多い場所ではなく、平日よりも土日の方が人が少ない状況でした。
チラシ配布やSNSでの告知だけでは、集客がまだ足りないと感じました。
そこで販売中、私はできることを考え、大きな声で呼び込みをしました。
すると、少しずつお客様が足を止めてくださり、結果として売り上げは大きく伸びました。
開催期間3日間、連続で今までの最高売り上げを記録。
そして現在でも、スタジオルペンディさんでの売り上げ記録は、いまだに抜かれていません。
その裏には、フクノさんの大きな支えがありました。
POP-UP前日まで、ご近所の方へ宣伝してくださっただけでなく、お手土産やご自宅用にたくさんの抹茶スイーツをお買い上げいただきました。
そのお気持ちは本当に嬉しく、今でも忘れられません。
梶原商店街で出会ったお客様の中には、私が育った森町の近隣市町のご出身の方や、富士市にお勤めの方もいらっしゃいました。
東京23区の中でも、静岡を感じられる瞬間があり、不思議なご縁を感じました。
また、2日連続で買いに来てくださるお客様や、千葉出身で毎日買いに来てくださるお客様もいて、本当に嬉しかったです。
フクノさんがご近所の方へ声を掛けてくださったことで、地域の皆さまもとても優しく接してくださいました。
寒い師走の時期でしたが、心はとても温かい気持ちで販売することができました。
この経験がきっかけとなり、年末にも再びスタジオルペンディさんで販売させていただくことになりました。
最近はなかなかスタジオルペンディさんで販売する機会を作れていませんが、またいつか、ここで仲良くなったマルシェ仲間を誘い、屋内マルシェを開催できたらと思っています。
千葉での挑戦を始めたばかりの私にとって、スタジオルペンディさんでの経験は、売り上げ以上に、人とのご縁の大切さを教えてくれた大切な出来事でした。
次回は、、、
年末に最高売り上げを更新しながらも、その後の出店場所探しは依然として難航していました。
そんな北区での販売中、SNSに一通のDMが届きます。
それが今後、鴨川市に販路が広がるきっかけとなるとは、この時の私はまだ思ってもいませんでした。
次回は、鴨川市横渚にあるYOKOSUKA889さんでのPOP-UPストアのお話です。
https://www.instagram.com/sakuramizuki_tea_matchasweets?igsh=MWRmczRsdDhhNHoxNg%3D%3D&utm_source=qr



