八戸に、映画の灯がともる一週間を。
はじめまして。白マドの灯(あかり)です。
私たちは、2026年11月に予定されている映画祭「はちのへシネマウィーク」の開催に向けて現在活動しています。
はちのへシネマウィークは、市民による、市民のための映画祭です。
中心市街地の複数会場を舞台に、映画上映だけでなく
トークイベント・音楽ライブ・ワークショップ・映像展示・地域連携企画など、
街全体が映画でつながる1週間です。
この映画祭は、“八戸に縁のあるみんなでつくる映画祭”をかかげています。
市民・店舗・団体・クリエイターなど、地域のさまざまな人たちが関わりながら一緒につくっていくこと。
映画祭を通して新しい出会いが生まれ、街への愛着や誇りが育ち、文化が循環していく未来を目指しています。

映画館がなくなった街で、映画をつなぎ始めた
2023年1月、長年八戸の映画文化を支えてきた映画館「フォーラム八戸」が閉館しました。
「フォーラム八戸」の閉館は映画を愛する私たちにとって非常にショッキングな出来事であると同時に、この街から映画の灯を絶やしてはいけないと強く感じる出来事でもありました。
そこで映画館閉館後、私たちは八戸のさまざまな場所で自主上映会を開催しはじめました。
美術館や公民館、はっちなどの公共施設。学校、お寺、カフェにライブハウスなど。
決して鑑賞に適した場所ではありません。

それでも、「この作品を届けたい」「みんなで映画を観たい」という想いを持った市民たちが集い、手探りで上映会を続けてきました。
そうした中で支え合い、上映会が続いていく仕組みとして生まれたのが私たち「白マドの灯」です。
白マドの灯の活動
白マドの灯は、映画を上映するだけの団体ではありません。
上映したい人の相談に乗り、会場を探し、広報を手伝い、機材を整え、上映会を一緒につくってきました。
私たちは映画を「地域の中で育てていく文化」であり、映画が「地域文化を支えることもできる」と考えています。
映画を観ることは、鑑賞を通じて知らない世界に触れ、誰かの価値観に出会い、人と人とをつなぐきっかけをつくる大事な営みです。
映画を通して知らない価値観に出会うこと。対話が生まれること。人と人とがつながること。
そしてそのつながりは、映画の中だけにとどまりません。
映画には、地域で活動する人たちの想いを届け、その輪を広げる力もあります。
多彩なジャンルを持つ映画は、さまざまな市民活動の背中を押し、新しい出会いや共感を生み出してくれるのです。
そうした体験を、この地域に増やしていきたい。
私たちはこれまで3年間で100回以上の上映会を主催・支援し、八戸では市民による上映会が少しずつ広がり始めています。
自分たちの街の文化を自分たちの手で作る。
私たちは、そんな空気の芽吹きを確かに感じています。

育てたいのは、映画文化のその先にあるもの
映画には、人と人とが手を結ぶ力が秘められています。
世代も立場も異なる人たちが映画を通じて集い、
同じ空間で同じ作品を観て、泣いたり笑ったり考えたり。
上映後には「あの場面さ…」そんな会話が自然と生まれる。
そんな時間が日常を潤し、街の空気を少しずつ変えていく。
私たちはそう信じ、
誰もが上映会を主催し、街のあちこちで映画の上映が生まれるようにと活動を続けてきました。
私たちが守り育てていきたいのは単なる上映環境ではなく、“文化がある街”そのものです。

点だった上映会を、街全体へ
活動を続けていくうちに、私たちの想像を超える景色が広がっていきました。
映画をきっかけに生まれた出会い。
スクリーンに集中する子供たちの眼差し。
映画を観る人と届ける人がともに感謝し合う温かさ。
上映会を通して学生が企画や運営に関わるようになり、
八戸だけでなく宮古や石巻の映画関係者との交流も生まれ、
映画がきっかけとなり、新たな文化の芽生えが街のあちこちに広がっていったのです。

市民による上映会も、鑑賞の後のトークも、多彩なジャンルの上映も、決して私たちが最初に始めたものではありません。
130年の映画史の中で、これらはいつも存在していました。
地方に映画館がなくなり、映画文化の多様性が失われていく今、
映画がもつ可能性を結集して、その力に、もっと灯りをともしたいのです。
そして、私たちの生活に、私たちの人生に、私たちの街に、「映画が必要だよね」と…
その未来への一歩として開催するのが、「はちのへシネマウィーク」です。

なぜ、皆さまの支援が必要なのか
八戸シネマウィークでは約30作品の上映を予定していますが、
その映画作品の上映権料だけでも約150万円が必要となります。
今回のクラウドファンディングの目標金額は50万円。
いただいたご支援は、まず上映作品の権利料(上映料)として大切に活用させていただきます。
目標金額を上回るご支援をいただけた場合は、会場費や機材費、広報制作費、パンフレット印刷費など、映画祭運営に必要な費用へ充てさせていただく予定です。
リターンには、八戸で長く愛されている「しんぼり」の南部せんべい詰め合わせをご用意しました。
いま話題の「チョコQ助」も入った、八戸らしさがぎゅっと詰まったセットです。

自宅でせんべいを片手に映画を味わう。
そんな穏やかな映画の時間も、この映画祭の風景のひとつになれば嬉しいです。
八戸を離れて暮らしている方には懐かしい味として、
まだ八戸を知らない方にはこの街の魅力に出会うきっかけとして。
映画祭への応援とともに、それぞれの場所から八戸を感じていただけたら幸いです。
この挑戦に、ぜひ仲間として参加してください。

この映画祭を、一緒につくりませんか
人口減少や少子高齢化が進むなか、地方の文化環境は年々厳しさを増しています。
八戸もまた、そうした課題の中にある街です。
けれど私たちは、地方だから、と文化を諦める時代ではないと思っています。
むしろ今必要なのは「誰かが作ってくれるのを待つ」のではなく、「市民自身が街の未来をつくっていく」こと。八戸シネマウィークは、その挑戦でもあります。
映画を通して人と人とがつながり、街に新しい出会いや挑戦が生まれていく。
そんな未来を私たちは本気で目指しています。
映画が好きな方も、八戸が好きな方も、八戸を離れて暮らしている方も、
それぞれの場所からこの映画祭の仲間になっていただけたら嬉しいです。
ぜひ一緒に、映画から生まれる新しい八戸の文化を育てていきましょう。






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