みなさん、いつもあたたかい応援を本当にありがとうございます。一條です。ひとつひとつの支援が、そのまま「この本を待ってくれている人がいる」というたしかな手ごたえになっています。本当に有り難く思っています。今日はこの本を一緒につくってくれている出版社――株式会社ブックダム代表・菊池奈起さんのことを書かせてください。第9回ペイフォワードカフェでの2ショットはじめて会った日、菊池さんは「出します」と言い切ったぼくが菊池さんとはじめて会ったのは、2022年7月9日。当時のブックダムは、静岡・掛川の高久書店で生まれた「ペイフォワード文庫」を全国の書店へ広げようと、クラウドファンディングに挑んでいました。その発信をたまたま目にしたぼくは、「一度お会いしましょう」と連絡をして、食事をご一緒したんです。きっかけは、「ペイフォワード」ということば。それがふたりを繋いでくれました。その席で菊池さんは、こう言ってくれました。「遠くない未来に出版社を立ち上げて、仁さんの本を出せたら」と。まだ事業も、構想も、何も形になっていないのに――菊池さんは「出します」と、言い切ってくれたんです。これが初対面。この時のツイートが、現実のものにあれから4年。少しずつ、道がつながっていった2023年、菊池さんは第7回開催時、はじめてペイフォワードカフェに参加してくれて、2024年の第8回開催では「めくるカフェ」としてブックダムとの共催が実現。2025年の第9回開催では、本の恩送りコーナーまで設けてくれました。菊池さんが、寄せてくれたことばそんな菊池さんが、Facebookでシェアをしてくれました。その際のメッセージを、一部引用します。 「『ペイフォワード』ということばが、ふたりを繋いでくれるきっかけに なりました。話は尽きず、初対面の距離がいつのまにか溶けていく。 そんな時間だったことを、今も覚えています。 ブックダム創業時の企業理念は、『本を通してプラスのエネルギーを 循環させ続ける』でした。この“循環”は、コーポレートロゴにも込めた、 今も変わらず大切にしている概念です。 誰もが、社会の営みのなかでなくてはならない存在で、大切な役割を 担っている。それは、社会的にどれだけ評価されているかとか、誰と 比べてどうかという話ではありません。情緒を排した、厳然たる事実です。 私ひとりがどれだけ言葉を尽くしても、しょせんは私情、絵空事だと 受け取られてしまう。そんなもどかしさを、ずっと抱えていました。 その只中で、仁さんに出会いました。仁さんがすでに続けていた ペイフォワードカフェの考え方が、私の価値観や、描きたい社会と、 深く共鳴しました。 4年前のあの日、出版するという画は浮かんでいても、そこへ至る 道のりまでは見えていませんでした。それでも、どんな形であれ、 この道が最良なのだと、それだけは信じてこの日まで歩ませて いただきました。」このことばを見たとき、ぼくは、なんとも言えない感情になりました。想いを形にして、続けていくこと想いを形にして続けていくことは、ちっとも簡単じゃありません。でもぼくはひとりじゃなかった。「出します」と言い切ってくれた菊池さん。全幅の信頼を託された三田編集長をはじめ、ブックダムの皆様。なにより、ここまで支援してくださった、皆さまお一人お一人。たくさんの人の“思いやり”が循環して、いま、一冊の本になろうとしています。この秋、最高の一冊をお届けできるよう、最後まで走り抜けます。ぜひ応援をお願いします。コメントやシェアのひとことでも、背中を押す大きな力になります。どうぞよろしくお願いいたします。一條 仁




