クラウドファンディング開始から14日目となりました。
6月29日の午前11時時点の状況を報告させてください。

支援総額:924,280円
支援者数:54名
達成率:308%
お気に入り登録での応援:32名
応援してくださっている皆さま、ありがとうございます。
今日は、「猫の腎臓病で療法食を続けているのに悪化する猫に共通していたこと」というテーマでお話しをさせてください。
猫の腎臓病では、療法食をきちんと続けているのに、BUNやクレアチニンの数値が少しずつ上がってしまうことがあります。
飼い主さんからすると、「食事を頑張っているのに、なぜ良くならないの?」と不安になる場面かもしれません。
療法食は腎臓病のケアにおいて、とても大切な柱のひとつです。
リンやたんぱく質、ナトリウムなどに配慮された食事は、腎臓への負担を考えるうえで大きな助けになります。
ただし、腎臓病は食事だけで状態が決まるわけではありません。
水分のとり方、体重の変化、血圧、尿たんぱく、便秘、吐き気、筋肉量、日々の食べる量など、いくつもの要素が関係しています。
そのため、療法食を続けていても、ほかの負担が重なっていると数値が変化していくことがあります。
療法食を続けているのに腎臓の数値が悪くなる猫に見られやすい共通点と、日常で見直したいポイントをやさしく整理していきます。
食事だけでは追いつかない負担がある
療法食を続けているのに数値が進んでしまう猫に共通しやすいのは、「食事以外の負担」が見えにくい形で重なっていることです。
まず大きいのが水分不足です。
腎臓病の猫は尿が薄くなりやすく、体の水分が外へ出やすい傾向があります。
そのため、見た目には元気でも、体の中では軽い脱水が続いていることがあります。
脱水気味になると血液のめぐりが落ちやすくなり、腎臓に届く血流にも影響するため、BUNやクレアチニンが上がりやすくなることがあります。
次に見落とされやすいのが、実際に食べている量です。
療法食を出していても、食べる量が少なければ必要なエネルギーが足りません。
食欲が少し落ちている、好みが変わっている、家族の誰かが別のおやつをあげている、ほかの猫のごはんを食べているなど、日常の中で栄養バランスが崩れることもあります。
また、血圧が高い状態や尿たんぱくが続いている場合も、腎臓への負担になりやすいと考えられています。
療法食は大切ですが、血圧や尿検査まで見ていないと、進行に関わるサインを見逃してしまうことがあります。
つまり、共通しているのは「療法食を食べているか」だけでなく、「水分、血流、血圧、尿、食べる量まで見られているか」という点です。
食事を続けているのに変化があるときは、努力が足りないのではなく、見直す場所がまだ残っていると考えるとよいでしょう。
毎日のケアで見直したいこと
療法食を続けている猫の腎ケアでは、「何を食べているか」と同じくらい、「どれだけ食べているか」「どれだけ水分がとれているか」を見ることが大切です。
たとえば、ドライフード中心の猫では、飲み水の場所を増やす、器の素材を変える、ぬるめの水を試す、ウェットタイプを取り入れるなど、水分をとりやすい環境づくりが役立つことがあります。
また、食欲が落ちているときは、療法食を守ることだけに集中しすぎず、体重や筋肉量が減っていないかも確認したいところです。
体重が少しずつ減っている猫では、十分に食べているように見えても、必要なエネルギーが足りていない場合があります。
さらに、便秘や吐き気があると食べる量が落ちやすくなります。
毛づやが変わった、口をくちゃくちゃする、食べる前に迷う、以前より寝ている時間が増えたなどの小さな変化も、体調を知る手がかりになります。
腎ケアでは近年、食事管理に加えて「血流」という視点も注目されています。
腎臓は血液をろ過する臓器のため、体全体のめぐりや水分状態が整っているかは、日々のケアを考えるうえで大切な要素です。
犬猫の日常診療データを用いた研究では、イヌトウキを継続した猫のうち、初期から中等度の腎機能低下があるケースでBUNやCrの有意な変化が示唆されています。
これは、療法食だけに頼るのではなく、腎臓を支える選択肢を広く考えるきっかけになります。
ただし、サプリメントや追加ケアは猫の状態によって合う・合わないがあります。
血液検査、尿検査、血圧、体重、食欲、飲水量を見ながら、獣医師と相談して無理のない方法を選ぶことが大切です。
療法食を続けているのに数値が変わるときは、食事を否定するのではなく、水分、血流、尿たんぱく、血圧、摂取量を一緒に見直すことで、次のケアが見えやすくなります。
療法食を頑張っている飼い主さまほど、
「ちゃんとやっているはずなのに、なぜだろう」
「ほかに見直せることはないだろうか」
「この子のために、まだできることを知りたい」
と感じることがあると思います。
そんな時に、毎日のトイレの様子を見守る習慣があると、気になる変化に目を向けやすくなると考えています。
JINにゃんサインは、病気を家庭で判断するためのものではありません。
けれど、飼い主さまが「いつもと違うかもしれない」と感じるきっかけを増やし、動物病院で相談する一歩につなげるための新しい見守り習慣として、研究と改良を進めています。
愛猫は、ただ一緒に暮らしている存在ではありません。
朝起きたときに、そばにいてくれる子。
帰ってきたときに、いつもの場所で待っていてくれる子。
何気ない毎日を、静かに支えてくれている家族です。
だからこそ、飼い主さまは願います。
この子と、できるだけ長く一緒にいたい。
この子の小さな変化に、少しでも早く気づいてあげたい。
「もっと見てあげていれば」と後悔したくない。
JINにゃんサインを広げたい理由は、まさにそこにあります。
今回のクラウドファンディングは、JINにゃんサインという製品を届けるだけの挑戦ではありません。猫ちゃんのトイレを、ただのお世話の場ではなく、日々の変化に気づくための大切な時間に変えていく挑戦です。
話せない猫ちゃんからのお便りを、飼い主さまが受け取りやすくする。そのための新しい見守り習慣を、皆さまと一緒に広げていきたいと思っています。
すべては、この子のために。
引き続き、JINにゃんサインへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
JIN活研究所
所長 林基弘
JINにゃんサイン【個人シルバーVIPスポンサー】の皆さま
まいずみ れい 様
JINにゃんサイン個人スポンサーの皆さま
クラウドファンディングライターHARU 様
猫のお名前:ソラ ちゃん
林亜矢子 様
猫のお名前:ブラン ちゃん
あゐ&れゐ 様
池田利子 様 坂口由美子 様
猫の名前:天ちゃん
※【JINにゃんサイン個人スポンサー】ご支援時の「備考欄」に入力いただいたお名前を掲載させていただいております。ありがとうございます。
挑戦中のクラウドファンディングプロジェクト

https://camp-fire.jp/projects/953220/view
愛猫と長く一緒に過ごすための考え方は『JIN活研究所』で配信しています



