クラウドファンディング開始から41日目となりました。
7月26日の午後5時時点の状況を報告させてください。

支援総額:1,328,113円
支援者数:70名
達成率:442%
お気に入り登録での応援:40名
JINにゃんサインのクラウドファンディングを応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
このチャレンジをしていて度々言っていただく言葉が、
「多くの猫ちゃんが1日でも長く、家族と一緒に幸せに暮らせるように願っています」
です。
その想いも大切に、このプロジェクトを進めていきます。引き続き、よろしくお願いします!
今日は、「猫の腎臓病とリン管理 療法食を食べない時の次の選択肢」というテーマでお話しをさせてください。
猫の腎臓病では、リン管理がとても大切です。
腎臓の働きが低下すると、体の外へリンを排出しにくくなり、血液中のリンが高くなりやすい状態になります。
そのため、腎臓病の猫ちゃんにはリンを抑えた療法食がすすめられることがあります。
ただ、実際には「療法食を出しても食べない」「最初は食べたのに飽きてしまった」「食べる量が減って体重が落ちてきた」という悩みも少なくありません。
腎臓病の食事管理では、リンを抑えることも大切ですが、食べる量を守ることも同じくらい大切です。
どれほど設計のよい食事でも、猫ちゃんが食べられなければ、エネルギーやたんぱく質、水分が不足しやすくなります。
そのため、療法食を食べない時は「食べないから失敗」と考えるのではなく、次の選択肢を落ち着いて探していくことが大切です。
この投稿では、猫の腎臓病におけるリン管理と、療法食を食べない時に見直したい選択肢を専門的な視点で解説します。
リン管理が腎臓病で重要な理由
リンは、骨や細胞、エネルギー代謝に関わる大切なミネラルです。
健康な体では、腎臓が余分なリンを尿として排出し、血液中のリン濃度を調整しています。
しかし腎臓病では、リンを外へ出す力が弱くなり、血清リンが上がりやすくなります。
リンが高い状態が続くと、体はFGF23や副甲状腺ホルモンなどを介してバランスを取ろうとします。
このミネラル代謝の変化は、腎臓病の管理でとても重要なポイントです。
そのため、BUNやクレアチニン、SDMAだけでなく、リン、カルシウム、尿検査、血圧もあわせて確認する必要があります。
療法食は、リンの量を抑えるだけでなく、たんぱく質の質、ナトリウム、カリウム、脂肪酸などにも配慮して作られています。
一方で、猫ちゃんにとって食べやすさはとても重要です。
食事量が落ちると、体重や筋肉量が減り、結果として体調管理が難しくなることがあります。
つまり、リン管理では「リンを下げること」と「必要な量を食べること」の両方を見ていく必要があります。
療法食を食べない時は、無理に一つの方法へこだわらず、検査値と食事量を見ながら次の手を考えることが大切です。
療法食を食べない時に考えたい次の選択肢
まず試したいのは、切り替え方の見直しです。
急に療法食へ変えると警戒する猫ちゃんもいるため、今食べているフードに少量ずつ混ぜ、数週間かけて慣らす方法があります。
また、ドライよりウェットが食べやすい子、温めると香りで食べやすくなる子、粒の形や食感で好みが分かれる子もいます。
複数の腎臓用フードを試し、その子が受け入れやすい味や形状を探すことも選択肢です。
それでも食べない場合は、獣医師と相談しながら、リン含有量が比較的控えめで食べられる一般食を選び、食事量を守る方法を考えることがあります。
さらに、血清リンが目標より高い場合や食事だけで調整しにくい場合は、リン吸着剤を食事と一緒に使う選択肢があります。
リン吸着剤は、腸の中で食事中のリンと結びつき、吸収を抑える目的で使われます。
ただし、種類や量はカルシウム値、リンの値、便の状態、食事量によって変わるため、自己判断ではなく獣医師の管理のもとで調整することが大切です。
また、吐き気、胃酸過多、便秘、脱水、口内の違和感があると、療法食以前に食欲そのものが落ちることがあります。
その場合は、食事内容だけでなく、体調を整えるケアも一緒に考えます。
腎臓病のサポートには、療法食、飲水環境、リン吸着剤、定期検査など複数の選択肢があります。
その中の一つとして、イヌトウキに関する犬猫の研究では、猫の腎機能指標であるBUNやクレアチニンの推移が検討され、早期から中等度の腎機能低下例で有意な変化が示唆されています。
これは療法食の代わりという意味ではありませんが、食事管理を中心にしながら、日常的な腎ケアの選択肢を考えるうえで参考になる情報です。
小さな気づきを、相談できる一歩へ
猫ちゃんと毎日一緒にいる飼い主さまだからこそ、感じ取れる変化があります。
・水の減り方が少し違う
・食事の様子がいつもと違う
・理由は分からないけれど、何となく気になる
その感覚はとても大切です。
一方で、「これだけで動物病院へ相談してよいのだろうか」と迷い、もう少し様子を見ようと考えることもあると思います。
JINにゃんサインが目指しているのは、家庭で病気を判断することではありません。
毎日のトイレから得られる気づきで、必要なときに獣医師へ相談する一歩につなげやすくすることです。
そして、この仕組みは私たちだけでは完成しません。
猫ちゃんによって尿の量も、トイレの使い方も異なります。多頭飼いのご家庭には、「どの子の尿か分からない」という課題もあります。
だからこそ、実際に猫ちゃんと暮らす皆さまの声を研究と改良に生かし、本当に続けやすい形へ育てていきたいと考えています。
今回のクラウドファンディングへのご支援は、ひとつの製品を受け取るだけではなく、「新しい見守りの習慣」を一緒につくることへの参加でもあります。
話せない猫ちゃんから届く、小さなお便り。
その変化を見過ごさず、迷ったときに相談へつなげられる日常を、皆さまとともに広げていきたいと思います。
すべては、この子のために。
引き続き、JINにゃんサインへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
JIN活研究所所長
林基弘
JINにゃんサイン【個人シルバーVIPスポンサー】の皆さま
まいずみれい 様
須齋志穂莉 様
ちょっとひと休み 様
JINにゃんサイン個人スポンサーの皆さま
クラウドファンディングライターHARU 様
猫のお名前:ソラ ちゃん
林亜矢子 様
猫のお名前:ブラン ちゃん
あゐ&れゐ 様
池田利子 様 坂口由美子 様
猫のお名前:天ちゃん
※【JINにゃんサイン個人スポンサー】ご支援時の「備考欄」に入力いただいたお名前を掲載させていただいております。ありがとうございます。
挑戦中のクラウドファンディングプロジェクト

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