未完成だからこそ共に育てたい!猫尿健康チェックシート『JINにゃんサイン』

静かに進行する猫の腎臓病。その小さな変化に気づくきっかけとして開発中なのが、家庭のトイレで尿をチェックできる「JINにゃんサイン」です。本プロジェクトはただの完成品の販売」ではありません。モニター試験での失敗や課題も隠さず公開し、飼い主の皆様と一緒に「JINにゃんサイン」を育てていくための挑戦です。

現在の支援総額

1,789,113

596%

目標金額は300,000円

支援者数

88

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/06/15に募集を開始し、 88人の支援により 1,789,113円の資金を集め、 2026/07/31に募集を終了しました

未完成だからこそ共に育てたい!猫尿健康チェックシート『JINにゃんサイン』

現在の支援総額

1,789,113

596%達成

終了

目標金額300,000

支援者数88

このプロジェクトは、2026/06/15に募集を開始し、 88人の支援により 1,789,113円の資金を集め、 2026/07/31に募集を終了しました

静かに進行する猫の腎臓病。その小さな変化に気づくきっかけとして開発中なのが、家庭のトイレで尿をチェックできる「JINにゃんサイン」です。本プロジェクトはただの完成品の販売」ではありません。モニター試験での失敗や課題も隠さず公開し、飼い主の皆様と一緒に「JINにゃんサイン」を育てていくための挑戦です。

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クラウドファンディング開始から42日目となりました。

7月27日の午後10時時点の状況を報告させてください。

支援総額:1,331,313円

支援者数:71名

達成率:443%

お気に入り登録での応援:40名

JINにゃんサインのクラウドファンディングを応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。


今日は、「猫の腎臓病でリンとカルシウムのバランスが大切な理由」というテーマでお話しをさせてください。


猫の慢性腎臓病(CKD)では、「リンを下げましょう」と説明を受けることがあります。

しかし実際には、リンだけを見ればよいわけではありません。

リンはカルシウム、活性型ビタミンD、副甲状腺ホルモン(PTH)、FGF23などと密接につながりながら、体内のミネラルバランスを保っています。

 

腎臓病が進行すると、この調整機能が少しずつ乱れ、血液検査ではリンやカルシウムが大きく変化する前から体内では様々な調節反応が始まっています。

そのため、現在の国際的なガイドラインでも、リンだけではなくカルシウムとのバランスを含めた「慢性腎臓病に伴うミネラル・骨代謝異常(CKD-MBD)」という考え方が重視されています。

 

この投稿では、なぜリンとカルシウムを一緒に考える必要があるのか、その理由を少し専門的な視点から解説します。



リンだけではなくカルシウムとの関係を見る理由

健康な猫では、腎臓が余分なリンを尿中へ排泄し、カルシウムや活性型ビタミンDとのバランスを維持しています。

しかし慢性腎臓病になると、リンの排泄能力が徐々に低下します。

体内へリンが蓄積し始めると、骨から分泌されるFGF23が増加し、腎臓へリン排泄を促します。

同時に活性型ビタミンDの産生は抑えられ、腸から吸収されるカルシウム量も低下しやすくなります。

カルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモン(PTH)が分泌され、副甲状腺は血液中のカルシウム濃度を維持しようと働きます。

この状態が長期間続くと、「腎性二次性副甲状腺機能亢進症」と呼ばれる状態へ進行し、骨や腎臓、血管などへ影響を及ぼす可能性があります。

 

つまり、血液検査でリンだけを見ていると、その背後で起きているカルシウム代謝やホルモンの変化を見逃してしまうことがあります。

近年では、リン値がまだ基準範囲内でもFGF23が先に上昇することが報告されており、リン代謝異常は想像以上に早い段階から始まることが分かってきました。

そのため、リン、カルシウム、PTH、FGF23は、それぞれ独立した数値ではなく、一つのシステムとして理解することが重要になります。


リン管理は「下げること」ではなく「バランスを保つこと」

腎臓病の食事療法では、リン含有量を抑えた療法食が基本になります。

リンを適切に管理することで、腎臓への負担を軽減し、ミネラル代謝の乱れを抑えることが期待されています。

しかし、リンだけを極端に減らせばよいというわけではありません。

療法食を食べなくなれば、十分なエネルギーやたんぱく質、水分が不足し、かえって体重や筋肉量の減少につながることがあります。

 

また、血清リンが目標値を超える場合には、リン吸着剤を使用することがありますが、カルシウムを含む製剤では高カルシウム血症のリスクも考慮する必要があります。

そのため、リン吸着剤を使用する場合も、リンだけではなくカルシウム値を定期的に確認しながら調整していきます。

定期検査では、BUN、クレアチニン(CRE)、SDMA、リン、カルシウム、カリウム、尿比重、UPC、血圧などを組み合わせることで、より総合的な評価が可能になります。

イヌトウキに関する犬猫の研究では、猫の早期から中等度の慢性腎臓病において、BUNやクレアチニンに有意な変化が示唆されています。

これはリンやカルシウムを直接調整するものではありませんが、腎臓病管理では食事、水分、血流、ミネラル代謝を含めた包括的な管理が重要であるという考え方の参考になります。

リンとカルシウムは互いに影響し合うため、一方だけではなく全体のバランスを見ながら管理することが、猫ちゃんの長期的な腎ケアにつながります。


小さな気づきを、相談できる一歩へ

猫ちゃんと毎日一緒にいる飼い主さまだからこそ、感じ取れる変化があります。

・水の減り方が少し違う

・食事の様子がいつもと違う 

・理由は分からないけれど、何となく気になる

その感覚はとても大切です。

一方で、「これだけで動物病院へ相談してよいのだろうか」と迷い、もう少し様子を見ようと考えることもあると思います。


JINにゃんサインが目指しているのは、家庭で病気を判断することではありません。

毎日のトイレから得られる気づきで、必要なときに獣医師へ相談する一歩につなげやすくすることです。

そして、この仕組みは私たちだけでは完成しません。

猫ちゃんによって尿の量も、トイレの使い方も異なります。多頭飼いのご家庭には、「どの子の尿か分からない」という課題もあります。

だからこそ、実際に猫ちゃんと暮らす皆さまの声を研究と改良に生かし、本当に続けやすい形へ育てていきたいと考えています。

今回のクラウドファンディングへのご支援は、ひとつの製品を受け取るだけではなく、「新しい見守りの習慣」を一緒につくることへの参加でもあります。


話せない猫ちゃんから届く、小さなお便り。  

その変化を見過ごさず、迷ったときに相談へつなげられる日常を、皆さまとともに広げていきたいと思います。


すべては、この子のために。


引き続き、JINにゃんサインへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。



JIN活研究所所長

林基弘



JINにゃんサイン【個人シルバーVIPスポンサー】の皆さま

まいずみれい 様

須齋志穂莉 様

ちょっとひと休み 様



JINにゃんサイン個人スポンサーの皆さま

クラウドファンディングライターHARU 様
猫のお名前:ソラ ちゃん

林亜矢子 様
猫のお名前:ブラン ちゃん

あゐ&れゐ 様

池田利子 様 坂口由美子 様
猫のお名前:天ちゃん

※【JINにゃんサイン個人スポンサー】ご支援時の「備考欄」に入力いただいたお名前を掲載させていただいております。ありがとうございます。



挑戦中のクラウドファンディングプロジェクト

https://camp-fire.jp/projects/953220/view


愛猫と長く一緒に過ごすための考え方は『JIN活研究所』で配信しています

https://lit.link/inutouki

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