クラウドファンディング開始から44日目となりました。
7月29日の午後0時時点の状況を報告させてください。

支援総額:1,341,313円
支援者数:72名
達成率:447%
お気に入り登録での応援:41名
JINにゃんサインのクラウドファンディング終了まで残り2日、最後まで伝えていきます。
今日は「猫の腎臓病 元気そうだから安心…その思い込みが見逃しにつながることも」というテーマでお話をさせてください。
猫は体調の変化を表に出しにくい動物です。
いつも通り歩いている、呼ぶと来る、ごはんも少しは食べている、寝顔も穏やかに見える。
そんな様子を見ると「元気そうだから大丈夫」と感じるのは自然なことです。
ただ、猫の腎臓病では、見た目の元気さと体の中の変化が必ずしも一致しないことがあります。
腎臓は、老廃物の排出、水分調整、電解質バランス、血圧の維持などに関わる大切な臓器です。
その働きが少しずつ変化していても、初期には目立った症状が出にくいことがあります。
また、飲水量や尿量の変化、体重のゆるやかな減少、毛づやの変化などは、毎日一緒にいるほど気づきにくい場合があります。
大切なのは、飼い主さんの見方が悪いということではありません。
猫の腎臓病は、そもそも見えにくい変化として進むことがあるため、「元気そう」に加えて、もう一歩細かく観察する視点を持つことが大切です。
見た目が元気でも腎臓の変化が隠れやすい理由
猫の腎臓病では、尿を濃くする力が少しずつ低下することがあります。
その結果、尿量が増え、水を飲む量も増えることがありますが、変化がゆるやかだと「最近よく飲むかな」くらいで見過ごされることもあります。
また、体重減少も重要なサインです。
食欲が完全になくなる前から、少しずつ食べる量が減ったり、筋肉量が落ちたりすることがあります。
特にシニア猫では、背中や腰まわりの筋肉が減っていても、毛に覆われているため見た目ではわかりにくいことがあります。
血液検査では、BUN、クレアチニン、SDMA、リン、カリウムなどを確認します。
ただし、クレアチニンは筋肉量の影響を受けるため、筋肉が落ちている猫ちゃんでは数値が目立ちにくい場合があります。
尿検査では、尿比重、尿たんぱく、UPC、尿沈渣を見ることで、血液検査だけでは拾いにくい情報が得られます。
さらに、腎臓病では高血圧や脱水、便秘、吐き気、貧血などが関わることもあり、これらが元気や食欲に影響します。
「元気そうに見える」ことは安心材料の一つですが、それだけで腎臓の状態を判断するのではなく、検査と日常観察を組み合わせることが大切です。
日常で見たい小さなサインとケアの選択肢
家庭で見たいポイントは、飲水量、尿量、食事量、体重、便の硬さ、毛づや、活動量、寝る場所の変化です。
トイレ砂の固まりが大きくなった、以前より水の減りが早い、食べ終わるまで時間がかかる、高い場所に上がらなくなった、毛づくろいが減ったなどは、体調を考える手がかりになります。
特に体重は、見た目よりも数字で確認したほうが変化に気づきやすい項目です。
できれば同じ時間帯、同じ条件で定期的に測ると、ゆるやかな変化を見つけやすくなります。
腎臓病のケアでは、療法食、水分管理、リン管理、血圧管理、尿検査、必要に応じた補液やお薬など、いくつかの選択肢を組み合わせて考えます。
一つの方法だけで支えるというより、その子の食欲、検査値、生活リズムに合わせて調整していくことが大切です。
さまざまな選択肢の中には、日常的な腎ケアを支える補助的な考え方もあります。
イヌトウキに関する犬猫の研究では、猫の腎機能指標であるBUNやクレアチニンの推移が検討され、早期から中等度の腎機能低下例で有意な変化が示唆されています。
これは治療や療法食の代わりという意味ではありませんが、定期検査や食事管理とあわせて、腎臓を支える選択肢を考えるうえで参考になる情報です。
「元気そうだから安心」で止まらず、「元気そうな今だからこそ確認する」という視点を持つことが、見逃しを減らすやさしいケアにつながります。
小さな気づきを、相談できる一歩へ
猫ちゃんと毎日一緒にいる飼い主さまだからこそ、感じ取れる変化があります。
・水の減り方が少し違う
・食事の様子がいつもと違う
・理由は分からないけれど、何となく気になる
その感覚はとても大切です。
一方で、「これだけで動物病院へ相談してよいのだろうか」と迷い、もう少し様子を見ようと考えることもあると思います。
JINにゃんサインが目指しているのは、家庭で病気を判断することではありません。
毎日のトイレから得られる気づきで、必要なときに獣医師へ相談する一歩につなげやすくすることです。
そして、この仕組みは私たちだけでは完成しません。
猫ちゃんによって尿の量も、トイレの使い方も異なります。多頭飼いのご家庭には、「どの子の尿か分からない」という課題もあります。
だからこそ、実際に猫ちゃんと暮らす皆さまの声を研究と改良に生かし、本当に続けやすい形へ育てていきたいと考えています。
今回のクラウドファンディングへのご支援は、ひとつの製品を受け取るだけではなく、「新しい見守りの習慣」を一緒につくることへの参加でもあります。
話せない猫ちゃんから届く、小さなお便り。
その変化を見過ごさず、迷ったときに相談へつなげられる日常を、皆さまとともに広げていきたいと思います。
すべては、この子のために。
引き続き、JINにゃんサインへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
JIN活研究所所長
林基弘
JINにゃんサイン【個人シルバーVIPスポンサー】の皆さま
まいずみれい 様
須齋志穂莉 様
ちょっとひと休み 様
JINにゃんサイン個人スポンサーの皆さま
クラウドファンディングライターHARU 様
猫のお名前:ソラ ちゃん
林亜矢子 様
猫のお名前:ブラン ちゃん
あゐ&れゐ 様
池田利子 様 坂口由美子 様
猫のお名前:天ちゃん
※【JINにゃんサイン個人スポンサー】ご支援時の「備考欄」に入力いただいたお名前を掲載させていただいております。ありがとうございます。
挑戦中のクラウドファンディングプロジェクト

https://camp-fire.jp/projects/953220/view



