
【のべおか子ども宅食物語④】
お誕生日は、あなたが生まれた大切な日
物心ついてから一度も親に誕生日を祝ってもらったことがない人がいました。
その人は子どもの頃からずっと、
「自分は生まれてこなければよかったんだ」
と思いながら過ごしてきました。
大人になった今でも、その思いを引きずっています。
誕生日を家族でお祝いすること。
それは単にケーキを食べる日ではありません。
「生まれてきてくれてありがとう」
というメッセージを子どもに伝える日です。
そしてそのメッセージは、子どもの自己肯定感を育む大切な土台になります。
子どもネットワークのべおかでは、
「せめて誕生日くらいは、自分の選んだケーキを囲みながら家族にお祝いしてもらってほしい」
そんな願いのもと、風の菓子虎彦様のご理解・ご協力をいただき、子ども宅食利用家庭のお子さんへバースデーケーキをプレゼントしています。
ケーキひとつで人生が変わるわけではありません。
でも、
「自分の誕生日を覚えていてくれた人がいる」
「お祝いしてくれる人がいる」
そんな経験は、子どもの心に長く残ります。
バースデーケーキが、子どもたちの今の笑顔だけでなく、未来の笑顔にもつながっていくことを願っています。
子ども宅食は、食べ物を届ける活動です。
でも本当に届けたいのは、子どもたちが「生まれてきてよかった」と思える体験なのかもしれません。



