【聴く写真】AIが写真を朗読!見える人も見えない人も楽しめる写真アプリを届けたい

撮ったのに見返さない写真、スマホに何千枚と眠っていませんか。撮るだけでは、思い出になりません。ミミセカは、写真とすこし話すと、あなたの言葉が物語になって声で返ってくるアプリです。物語は溜まり、聴き直せて、人に贈れます。視覚障害のある方との出会いから生まれ、見える人にも見えない人にも同じ形で届きます。

現在の支援総額

73,500

14%

目標金額は500,000円

支援者数

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募集終了まで残り

12

【聴く写真】AIが写真を朗読!見える人も見えない人も楽しめる写真アプリを届けたい

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14%達成

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目標金額500,000

支援者数16

撮ったのに見返さない写真、スマホに何千枚と眠っていませんか。撮るだけでは、思い出になりません。ミミセカは、写真とすこし話すと、あなたの言葉が物語になって声で返ってくるアプリです。物語は溜まり、聴き直せて、人に贈れます。視覚障害のある方との出会いから生まれ、見える人にも見えない人にも同じ形で届きます。

こんにちは。ミミセカ プロジェクトです。

今日は理屈の話をやめて、実際に出てきたものをそのままお見せします。開発中のシアで、私が撮った1枚を物語にしてみました。

福岡空港のエプロンと青空

出張の帰り、福岡空港のラウンジで撮ったものです。

まず、説明が生まれます。

シアはシャッターを押すと、最初に「説明」を作ります。これが写真に埋め込まれるALTになります。

ーー
空港のエプロン地区を高い位置から見渡した写真です。手前右側には灰色のボーディングブリッジと地上設備が張り出しており、その奥に広大なコンクリートの駐機スペースが広がっています。滑走路の向こう側、中景右寄りにはJALの赤いロゴをまとった旅客機が一機駐機しており、その背後には低層ビルや住宅が連なる市街地と、なだらかな山並みが横一線に続いています。上空の半分以上は鮮やかな青空が広がり、白くふくらんだ積雲が点在する、晴れた朝の明るい光景です。
ーー

正確です。目が見えなくても、何が写っているかはわかります。

でも、これは説明です。ここから先が、シアのやりたいことです。

次に、物語にしてみます

文体を「情景」に切り替えました。写真の中を、じっと見つめる文体です。

情景版の生成画面

ーー
夏の朝、エプロンに出た。コンクリートの地面が遠く伸び、その上にタキシーウェイマーキングのような曲線と円形の線が刻まれている。

オレンジと緑のアクセントが、淡い灰色の舗装の中でにじむように広がる。そのマーキングのそばに、明るい黄色の服を着た小さな人影が一人、地平線へ向かう視線の手前でひっそりとかたまっている。目を上げると、遠景に白や灰色の建物の帯が連なり、その右端の上空に赤いマークの尾翼が小さく突き出ている。

(中略)そして空は、上にいくほど青が深くなり、白い雲が丸みを帯びたまま横切っていく。雲のふちには灰色の影がわずかに滲み、日差しを受けた表面だけが白く光っている。
ーー

きれいだな、と思いました。雲のふちの影まで見ている。自分では気づいていなかった細部です。

……でも、読んでいて少し寂しくなりました。

これは、誰の物語だろう?

よくできています。写っているものだけを、丁寧に見ている。嘘は一つもありません。

でも、私の物語ではないんです。

この写真を撮ったとき、私が見ていたのは、雲のふちではありませんでした。

だから、話してみました

シアには、写真について話せる機能があります。

対話画面

AI:わあ、この写真、素敵ですね。これは、どんな思い出の写真なんですか?思い出せることから、聞かせてもらえますか?

私:久しぶりに福岡に出張でやってきて、ちょうど帰る前に博多空港で撮ったやつ

AI:へえ、久しぶりの福岡だったんですね。出張で来て、帰る前に空港で撮ったんですか。

私:そう!

見ていただきたいのは、AIが何も言っていないことです。

「素敵な思い出ですね」とも「空港の景色は旅情がありますね」とも言わない。私が話したことを、そのまま返してくるだけ。シアのAIは、語りません。ひたすら聞き役です。

でも、これが効きます。相槌を打たれると、こちらが勝手にしゃべりだす。そうやって数往復話したあと、もう一度書いてもらいました。

そうしたら、こうなりました

物語の文章を表示している画面

ーー
ラウンジのカウンターに座ると、外がよく見えた。いい天気だった。

遠くまで見渡せる窓の向こうに、広いコンクリートのエプロンが広がっている。案内線や誘導路の標示が灰色の地面を区切り、白と灰色の搭乗橋がどっしりと構えている。その基部には機械的な装置がまとまって置かれ、ケーブルが垂れ下がっていた。舗装の端には、オレンジ色の服を着た小さな人影がひとつ。鮮やかな色だけがぱっと浮き上がるように見えた。

視線を上げると、低い建物の帯の向こうに山並みが連なり、その上を濃い青の空が覆っている。遠くの山まで見えた。れを見たとき、急に思い出した。七年前、別の会社にいたころ、よく福岡に来ていたことを。

久しぶりに戻ってきた朝だった。帰る前にラウンジに入り、カウンターの席についた。窓の外に広がるこの景色が、あのころ何度も見た景色と重なった。気がついたら、シャッターを切っていた。
ーー

七年前。

写真のどこにも、七年は写っていません。それでも、私がシャッターを押した理由は、これでした。

日記にもなりました

対話からは日記も作れます。こちらはもっと、私の言葉そのままに近いものが出てきました。

ーー
7年ぶりか。久しぶりに福岡にやって来た。出張でやってきて、ちょうど帰る前に博多空港で撮ったやつだ。

7年前、別の会社に居てた時はよく福岡に来てたなぁと思い出してた。前は頻繁に来て1週間滞在とか、しょっちゅうやって来ては、鳥皮大臣で毎日呑んでた頃が懐かしい。

ラウンジに入って、外がよく見えるカウンターのテーブルで撮った。いい天気だった。遠くの山まで見えて、この景色を思い出した。よく帰りにラウンジから見てた景色で、静かにビール呑みながらゆっくりするいつもの景色だ。出張中はやっぱり忙しくしてるけど、帰りは何もない。ボーっと、飛行機の発着陸を眺める。

そういえば、出張のたびにカメラを持ってきて、空いた時間に写真撮ってたのに、最近はカメラを持ち歩かなくなった。すっかり、趣味のひとつがなくなってしまったけど、考えてみれば、昔と今とで時間の使い方がぜんぜん違って、それで趣味も変わったのかな。自分のことを考える時間が出来たことが、ちょっと新鮮な気がした。
ーー

鳥皮大臣。カメラを持たなくなったこと。

写真には、一切写っていません。

正直に言うと、私自身、話してみるまで自分がこんなことを考えていたと気づいていませんでした。空港の写真を撮っただけのつもりだったんです。

同じ写真から、四つ

説明。情景。対話からの物語。日記。

同じ一枚から、これだけ違うものが出てきます。そして違いを生んでいるのは、AIの性能ではありません。私が話したかどうかです。

AIまかせにすると、きれいだけれど誰のものでもない物語になる。少し話すと、自分の物語になる。

シアが目指しているのは、そこです。

気持ちは、写真に写らない。

だから、聞き役に徹するAIを置きました。

あなたのスマホに眠っている一枚は、どんな物語になるでしょうか。リターンの「物語化チケット」で、実際にご自身の写真で試していただけます。

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ミミセカ プロジェクト王子

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