知的障害のある人の「外出の自由」を、ガイドヘルパー養成であたりまえに

知的障害のある人の「出かける自由」は、いまだ十分に保障されていません。外出を支える制度があっても、それを担う「ガイドヘルパー」が足りないためです。大田区でガイドヘルパー養成研修を行い、その実践をもとに、企画・運営・資金調達などを「スターターキット」としてまとめ、全国へ広げます。

現在の支援総額

209,000円

13%

目標金額は1,500,000円

支援者数

24人

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/09/01に募集を開始し、 24人の支援により 209,000円の資金を集め、 2026/10/27に募集を終了しました

知的障害のある人の「外出の自由」を、ガイドヘルパー養成であたりまえに

現在の支援総額

209,000円

13%達成

終了

目標金額1,500,000円

支援者数24人

このプロジェクトは、2026/09/01に募集を開始し、 24人の支援により 209,000円の資金を集め、 2026/10/27に募集を終了しました

知的障害のある人の「出かける自由」は、いまだ十分に保障されていません。外出を支える制度があっても、それを担う「ガイドヘルパー」が足りないためです。大田区でガイドヘルパー養成研修を行い、その実践をもとに、企画・運営・資金調達などを「スターターキット」としてまとめ、全国へ広げます。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

あなたにおすすめのプロジェクト

#外出の自由 の付いた活動報告

知的障害のある人の外出を支える制度として「移動支援」があります。日常の外出を支える制度です。けれど、制度があれば、それだけで外出できるわけではありません。実際に一緒に街へ出る人が必要です。それが、ガイドヘルパーです。制度と暮らしの間にいる人移動支援の現場では、長く人材不足が課題になっています。利用したい人がいても、ヘルパーを確保できない。希望する時間に支援者を調整できない。新しい依頼を受けたくても、人が足りない。こうした状況は、一つの事業所だけの問題ではありません。制度上は利用できることになっていても、担う人がいなければ、本人の「出かけたい」は実現しません。大切なのは「制度があります」と説明できることではなく、実際にその人が街へ出られることです。制度と本人の暮らしの間には、それを担う人が必要なのです。ガイドヘルパーという仕事を、もっと知ってほしい介護や福祉の人材不足については、社会でもよく語られるようになりました。一方で、「ガイドヘルパー」という仕事は、まだ十分に知られていません。知的障害のある人と一緒に街を歩く。本人の行きたい場所へ向かい、本人のペースを待つ。安全に気を配りながらも、必要以上に経験を奪わない。時には一緒に迷い、店を探し、電車に乗り、食事をし、街の人と関わる。ただ目的地まで付き添う仕事ではありません。外出を通して、その人の暮らしや社会との関係を支える仕事です。私たちは、この仕事の面白さや意味を、もっと社会に伝える必要があると思っています。「介護の仕事は大変そうだから、自分には無理」そこで終わるのではなく、「こんな福祉の仕事もあるんだ」「これなら自分にもできるかもしれない」と思う人との入口をつくりたい。その入口の一つが、ガイドヘルパー養成研修です。人は、待っているだけでは増えない風雷社中は2014年からガイドヘルパー養成研修を続けてきました。研修を開けば、初めて障害福祉に触れる人も来ます。資格を取ったあと、ガイドヘルパーとして働く人もいます。別の福祉の仕事に進む人もいます。すぐには仕事にしなくても、知的障害のある人の暮らしを知った人が地域に増えていきます。そうやって、少しずつ担い手と理解者を増やしてきました。2026年度は、大田区で研修を3回実施します。例年の2回から、1回増やします。そして今回は、研修を開催するだけではありません。これまで積み重ねてきた経験を整理し、他の地域でも研修づくりに使える「ガイドヘルパーから始めよう」をつくります。ガイドヘルパーが足りないなら、増えるのを待つだけではなく、育てる仕組みをつくる。知られていない仕事なら、その意味を伝える。研修を開けない地域があるなら、始めるための材料を共有するスターターキットを作ります。制度を、本当に使える制度にしていくために。本人の「行きたい」を、街の中で実現するために。私たちは、ガイドヘルパーを育て続けます。そのためのクラウドファンディングです。応援、拡散、ご支援をよろしくお願いします。文責 中村和利


街は、誰のものでしょうか。一人で歩ける人。電車に乗れる人。買い物ができる人。予定を立てて、その通りに動ける人。困ったときに、自分で説明できる人。そういう人だけを前提につくられた街は、一見すると「みんなの街」に見えるかもしれません。でも、そこに知的障害のある人は、本当に含まれているでしょうか。外出に支援が必要な人。予定変更が苦手な人。言葉で困りごとを伝えにくい人。人混みや音や待ち時間に不安が大きくなる人。家族や限られた支援者がいなければ、出かける機会そのものが少なくなってしまう人。そうした人たちが街にいないままでも、街は「みんなの街」と言えるのでしょうか。私たちは、そうは思いません。街は、ひとりで出かけられる人だけのものではありません。障害のある人が街に出ると、街の側が問われます。この道は歩きやすいのか。この駅は使いやすいのか。この店は入りやすいのか。この地域には、立ち止まれる場所があるのか。待つことを許せる空気があるのか。困ったときに、誰かとつながれる余地があるのか。障害のある人が街に出ることで、初めて見えてくることがあります。それは本人の困りごとであると同時に、街の課題です。外出の支援は、ただの個別支援ではありません。インクルーシブなまちづくりです。そして、社会インフラの整備です。道路や駅や建物だけがインフラではありません。人と一緒に出かけられること。本人のペースを待てる人がいること。地域の中に顔を知っている人が増えること。家族だけに頼らず外出できる関係があること。それもまた、街で暮らすための大切なインフラです。身体障害のある人たちが街に出てきたことで、段差、階段、駅、トイレ、移動のしにくさは、社会の課題として見えるようになってきました。でも、街の課題はそこで終わりではありません。重度知的障害のある人たちもまた、この街で暮らし、出かけ、人と出会い、自分の時間を過ごす人たちです。ところが、外出に困難があり、関係する人が少ない暮らしは、深刻な孤立につながりやすくなります。家族以外に本人を知っている人が少ない。いつもの外出先が少ない。地域の人と出会う機会が少ない。困ったときに変化に気づく人が少ない。本人の楽しみやこだわりを知っている人が少ない。そうなると、その人の暮らしは地域から見えにくくなります。これは、本人や家族だけの問題ではありません。地域の中に関係が少ないこと、本人を知る人が限られていること、外出の機会が少ないこと、街の中にその人の存在が見えにくいこと。それ自体が、社会の側の課題です。人は、そこにいない人をイメージできません。いつも街にいない人。学校にも、店にも、駅にも、公園にも、商店街にもいない人。日常の中で出会わない人。そういう人は、いつの間にか「みんな」の中に想定されなくなります。だからこそ、外出が必要です。知的障害のある人が街に出る。いつもの道を歩く。店に入る。公園で過ごす。駅を使う。人と出会う。顔を覚えられる。その積み重ねが、街の「みんな」を変えていきます。街にいる人として見えること。地域の一員として参加すること。困りごとも、楽しみも、こだわりも、社会の側に見えるようになること。それが、外出の持つ力です。街を、出かけられる人だけのものにしないためには、最初から「みんな」を狭く考えないことが必要です。一人で歩ける人だけを前提にしない。言葉で説明できる人だけを前提にしない。予定どおりに動ける人だけを前提にしない。家族が付き添える人だけを前提にしない。支援があれば出かけられる人がいる。一緒に歩く人がいれば、街で過ごせる人がいる。待ってくれる人がいれば、選べる人がいる。関係があれば、地域の中で暮らし続けられる人がいる。その前提で、街を考えることです。ガイドヘルパーを増やすことは、福祉サービスの担い手を増やすことにとどまりません。街を、出かけられる人だけのものにしないための取り組みです。重度知的障害のある人が、家族だけに頼らず、地域の中で出かけられるようにする。その人を知っている人を増やす。その人が行く場所を増やす。その人が街にいる時間を増やす。それは、孤立を減らすことでもあります。地域の関係を増やすことでもあります。街の想像力を広げることでもあります。今回のクラウドファンディングでは、2026年度に大田区でガイドヘルパー養成研修を3回実施します。大田区で外出を支える人を増やし、その実践を記録して、他の地域でも使える「ガイドヘルパーから始めよう」Toolkitとして整理します。外出の支援は、インクルーシブなまちづくりです。外出の支援は、社会インフラの整備です。障害のある人が街に出ると、街の側が問われます。その問いから逃げない地域を増やしたい。街は、出かけられる人だけのものじゃない。そのあたりまえを現実にするために、私たちはガイドヘルパーを増やします。応援、拡散、ご支援をよろしくお願いします。文責:中村和利


「外出の支援」と聞くと、通院や買い物のような、どうしても必要な用事を思い浮かべるかもしれません。病院に行く。薬を受け取る。生活に必要なものを買う。もちろん、それは大切な外出です。ガチで大切です。でも、私たちの外出はそれだけでしょうか。人に会ったり、好きな場所へ行ったり、途中で寄り道したりする。用事がなくても、街に出て時間を過ごすことがあります。そういう時間も、私たちの暮らしの一部です。外出は「用事」だけではない何かを達成するためだけに、外出するわけではありません。外の世界と接点を持つことが、「外出」の本質です。たとえば、コンビニで欲しいものを選ぶ。「あれかな、これかな」と時間をかけて決めて、自分でレジへ持っていく。お金の計算が難しければ、必要なところだけガイドヘルパーが手伝う。外から見れば、ただ買い物をしているだけかもしれません。でも本人にとっては、自分で選び、自分で買い、街の中で自分の時間を過ごしている。そういう経験を重ねることで、その人は街の中で「いつもいる人」になっていきます。逆に、外出する機会が少なければ、その人の姿は地域から見えにくくなります。「行きたい」ときに出かけられるか障害のない人の多くは、外出するたびに「これは必要な外出なのか」と問われることはありません。行きたいから行く。それだけです。けれど、外出にケアが必要になると、その当たり前が、家族の予定やガイドヘルパーが見つかるかどうかに左右されます。誰かが悪いという話ではありません。必要なケアを担う人が足りなければ、本人の「行きたい」が、そのまま外出にはならないということです。制度があっても、ガイドヘルパーがいなければ使えない。それが、いま起きています。外出を「特別なこと」にしないためにガイドヘルパーは、本人を目的地まで連れていくだけの人ではありません。本人が街の中で自分の時間を過ごせるように、一緒に出かける人です。今回のクラウドファンディングでは、2026年度に大田区でガイドヘルパー養成研修を3回実施します。そして、研修の準備や運営、修了後に現場へつなげる実践を記録し、他の地域でも使える「ガイドヘルパーから始めよう」実践スターターキットとしてまとめます。ガイドヘルパーを増やしたいのは、外出を特別なイベントにしたくないからです。行きたいから、出かける。知的障害のある人にも、その当たり前がある地域を増やしたいと思っています。この取り組みを、ぜひ広げてください。文責:中村和利


9月1日に、風雷社中のクラウドファンディングが始まりました。ページを読んでくださった皆さま、応援やご支援、シェアで力を寄せてくださった皆さま、本当にありがとうございます。今日から、活動報告を始めます。この活動報告では、なぜガイドヘルパーを増やす必要があるのか、ガイドヘルプの現場で何が起きているのか、養成研修をどのようにつくっているのか、そして大田区で積み重ねた実践をどのように各地へ届けようとしているのかを、お伝えしていきます。私たちが実現したいことは、はっきりしています。ガイドヘルパーを増やしたい。それは、ガイドヘルパーを必要とする人が、必要なときに、行きたい場所へ出かけられる社会にしたい、ということです。知的障害のある人が外出するときに利用できる「移動支援」という制度があります。けれど、制度があるだけでは出かけられません。一緒に歩く人がいる。本人のペースを待つ人がいる。危険を避けながらも、本人が選び、試し、経験する時間を奪わない人がいる。そうした人がいて初めて、本人の「行きたい」は、現実の外出になります。その役割を担うのが、ガイドヘルパーです。風雷社中は2014年から、大田区でガイドヘルパー養成研修と移動支援の実践を続けてきました。2026年度は、ガイドヘルパー養成研修を例年の2回から3回へ増やします。けれど、目標は研修を1回増やすことだけではありません。研修の準備、受講者募集、講師との調整、当日の運営、修了後に現場へつなげる流れまでを記録し、ほかの地域でも活用できる**「ガイドヘルパーから始めよう」実践スターターキット**としてまとめます。大田区で始める。でも、大田区だけで終わらせない。一人が研修を受ける。一人がガイドヘルパーとして街へ出る。一人の「行きたい」を、一緒に実現する人が増える。その積み重ねが、知的障害のある人の外出の自由を、地域のあたりまえにしていくと考えています。これからの活動報告では、研修の現場、ガイドヘルプの日常、ガイドヘルパーの仕事、実践スターターキットの内容などを、順番にお伝えします。このプロジェクトを、一人でも多くの方に届けてください。ご支援とシェアを、どうぞよろしくお願いいたします。文責:中村和利


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!