
こんばんは。髪育JAPAN代表、趣味美容師の宇留間です。いつも応援ありがとうございます。
本日はクラウドファンディング16日目の活動報告です。残り49日、現在46名の方に応援をいただいております。本当にありがとうございます。
今日は勉強会に参加してきたんですが、そこで本のことや、クラファンに挑戦していることをお話しする場をいただきました。そうしたら、その場でAmazonで本を買ってくださる方や、「クラファンもやってるんですね、応援させてください」と言ってくださる方がいらっしゃって。こんなにありがたいことはないですよね。
これがリアルの力なんだなと、改めて感じました。オンラインでいくら言っても伝わりにくいことが、直接お会いして「こんにちは、こういう者です、こんな本が出まして」とお話しすると、10倍、いやそれ以上に伝わるんです。AIが進化すればするほど、直接会って話すことの価値は上がっていく。美容師ならサロンワークがその中心にあるわけですから、サロンという場をしっかり使って、美容師の価値を高めていく必要があると思っています。髪育JAPANも基本の講座はオンラインですが、3か月に1回は必ず直接お会いする場を設けています。会うと、仲間も僕自身も、行動が一気に加速するんですよね。2020年に一度オンラインに大きく傾いて、6年経った今は、リアルがベースにあって、そこにオンラインがある。そういう形になったんじゃないかなと思います。
本を読んでくださった方から、「読んだよ」というお声やAmazonのご感想が届き始めています。今日もお話に出たんですが、女性にとって髪の悩みは本当に大きいものです。それはご年齢に関係なく、日常の中でどう健康美を取り戻していくのかがテーマだと僕は思っています。そのときに、美容師が自分の役割をどう捉えるかで、お客様の悩みを減らすこともできるし、減らない状態を生み出してしまうこともある。僕は店を出す前に、その「減らない状態」を生んでいたのが自分だったと気づきました。早い段階で気づけてよかったと、今は思っています。
一人サロンなのに、やっている内容が、勤めていた頃と同じになっている。これは本当によくあるんです。僕もそうでしたし、髪育JAPANの仲間も、多くは一人サロンになる前は複数のスタッフがいるお店にいました。だから一人サロンになるタイミングは大きなきっかけなんですが、役割が変わることになかなか気づきにくいんですよね。
それに、超高齢社会です。時間が経てば、誰でも年齢は重なっていきます。だから髪の悩みを「年齢のせい」と思いがちなんですが、僕は年齢だけが原因ではないと考えています。年齢が重なるということは、生きている時間が延びるということ。良くない習慣があれば、それが積み上がる時間も延びるわけです。悩みを作ったのは年齢ではなく、年齢とともに積み上げてきた習慣の集大成なんですよね。だからこそ、どの習慣を選ぶかで、悩みの原因にアプローチできる。それが、この本に書いた髪育シャンプー習慣です。
髪型をデザインしてきた僕たち美容師が、これからは習慣をデザインする。そういう時代になっていくと思いますし、それが髪育専門士が日々やっていることです。
サロンでブローをすれば、髪にハリが出て決まって見えます。でも、鏡をお見せしたときがゴールじゃないんですよね。あれはスタートラインです。次のご来店が2か月後なら、そこからの59日間をどう過ごすか。ヘアスタイルの本質は、サロンではなく、その方の日常の中にあるんじゃないか。そう考えるようになって、20年ほど前から、サロンで余計なことをしなくなりました。スタイリング剤もブラシも使わない。切って、ハンドブロー。だって、明日からはお客様ご自身がそれをするんですから。
ご自宅で髪育をしていただいて、月に1回カットに来ていただく。カットだけでいい。それが僕の理想です。パーマもカラーも、したくなくなってやめました。やりたくないことをやらないように一人サロンを設計していったら、残ったのが髪育だったんです。髪育は、僕が髪を育てるんじゃない。お客様ご自身が日常の中で習慣を身につけていく。それを髪育専門士がサポートする。だから、一人サロンと髪育は相性がいいんですよね。
正直、一人サロンって、美容業界の中にいるのに、業界の外にいるような感覚がずっとありました。誰にはじかれたわけでもないんですけど。でもそれは、業界のしがらみに属さない、本当の自由なんだとも思ったんです。一人サロンは、お客様とダイレクトに信頼関係を結んでいくことが生存戦略になる。だから目指すべきは、お客様との深いつながりなんですよね。そして一人サロンを選ぶ美容師さんの多くは、長く現役でいたい、1対1でお客様のお悩みをサポートしたいと思っている。だったら、ヘアデザインよりもっと深いところにアプローチしていくほうが、言っていることとやっていることが一致していくんじゃないかなと感じています。
今日は本の51ページを読みました。僕が21歳で美容師になり、28歳で地元の鎌倉で一人サロンを始めたところからのお話です。一人サロンになって、お客様と1対1になったことで、それまで聞けなかった本音がこぼれるようになりました。髪が細くなってきた、分け目が目立つ、地肌が透ける。そうお話しになるお客様は、どこか自信なさげで寂しそうな顔をなさる。シニアのお客様が多い鎌倉で、向き合うべきお悩みの質がガラリと変わったんです。それでも当時の僕は、原因は加齢だと思い込んで、技術でなんとかして差し上げようと、白髪染めやパーマ、トリートメントで外側を整えていました。今までやってきたことが自分のすべてだと思って、サロンワークをしていたんですよね。
ライブには、髪育専門士の仲間から、お客様のお悩みを根本的に解決できるようになった、というコメントも届きました。その場しのぎではなく、根本原因がわかっているからこそできるサポート。一人サロン美容師から社会性を上げていくというのは、こういうことなんだと思っています。
残り49日、引き続きお伝えしてまいります。髪育JAPAN代表、趣味美容師の宇留間でした。



