
【迷路は、上から見る】
こんばんは。髪育JAPAN代表、趣味美容師の宇留間です。いつもご視聴、応援ありがとうございます。
クラウドファンディング18日目、残り47日。現在49名の方に応援をいただいております。本当にありがとうございます。
僕の活動は、髪を育てて日本を元氣にしたい、日本から髪の悩みをなくしたい、というところに全部つながっています。今日何をしようと、すべてはその目的のため。その前提で、今日の活動報告です。今日から、第18期髪育専門士養成講座の半年間がスタートしました。最初は「はじまりの会」から。今は髪育JAPANの認定講師が9名いるので、僕を含めた10名でサポートさせていただきます。途中の期までは僕一人でやっていたんですが、認定講師と一緒にサポートするようになって、いろんな角度から関われるようになりました。これが本当にいいんです。
講座に入れるのは、一人サロンのオーナーさんか、1年以内に一人サロンで独立すると決めている美容師さん。共通のキーワードは一人サロンです。価値観も個性もいろいろですが、そもそも自立していて、自分でやろうとしている人の集まりなんですよね。だから依存させることもないし、心地いい距離感がある。一人でやれるけど、同じ志を持つ仲間が集まったときの面白さがある。逆から言えば、一人サロンだからこそつながる必要がある。僕は2020年にそれを強く感じて、講座という形にしました。それが今日で18期。積み上がってきたなと改めて感じました。
一人サロンは、お客様の時間と自分の時間を同期させられる、本当に価値のある美容師の形だと僕は思っています。ただ、一人サロン美容師が集まって対話をすると、みんな美容師の当たり前や常識を、一定数背負ってきているのが見えてきます。一人サロンになって、その常識を外していくことの難しさを、日々感じているんです。
じゃあ、その課題をどう解決するか。髪の毛だけじゃなく、髪の裏側をどれだけ見られるか。超高齢化、超二極化しているこの時代に、一人サロンをつくり、オーナーとしてサロンに立ちながらマーケティングもブランディングもしていく。その決断をする美容師さんの価値は、とてつもないと思っています。
でも、一人って弱いんですよね。自由だけど、最小単位だから弱い。だからつながる必要がある。じゃあ何でつながるのか。昨日もお話ししたように、ノウハウや方法論じゃなかった。どこを目指して一緒に行きませんか、というところなんです。漢字一文字にするなら、「志」。志の共有がないチームは、結局やり方でつながっている。過去の僕がそうでした。やり方を求めて、流行に合わせて方法を変えて、自分から壁にぶつかりにいっていたんです。
アスレチックの迷路を想像してみてください。攻略法は、上から見ることですよね。ドローンを飛ばして上空から見れば、どこが行き止まりで、どっちにゴールがあるかが見える。ゴールから今いるところまで線を引けたら、それを逆にたどればいい。自分の美容師人生が迷路だとしたら、それを上空から見るってどういうことなんだろう。ずっと考えてきて、今の僕の答えは、志を持つことでした。言っているだけにならないように、活動していきたいと思っています。
一人サロンの奥にある道は、ヘアデザインの追求もあります。でも僕が行ったのは、髪の奥でした。髪はどこから出てくるのか。頭皮です。頭皮はどこにつながっているのか。心です。髪と頭皮と心が一直線に並んでいる。その奥に入っていくことが、僕にとってのサロンワークの追求でした。ただ、それは結局、自分とお客様だけの話なんですよね。一人サロンになっているのに、扱う考え方が勤めていた頃のまま、というのはよくあること。そこを超えていくのが、上から見るという感覚なんだと思います。
今日は、髪育JAPANのアカデミーメンバーとのプチ懇親会を鎌倉で開きました。9月に予定していたのが大雨で延期になって、ようやく今日。ライブには、参加してくれたメンバーから、髪育を選んでよかったと改めて感じる時間だった、とコメントも届きました。直接会って話す3時間で生まれる熱量やアイデアは、人生の速度を10倍にしてくれます。オンラインやAIが加速する中で、僕らにはサロンワークというリアルがある。その場を共有する感覚を大事にしながら進んでいきたいと、改めて思いました。そういう意味では、ものとして存在するこの本も、これからの髪育専門士にとって必要なツールになっていくと再確認しました。
一人でも多くの方に知っていただくことが、回り回って美容師の社会的価値を上げていく。そう確信しています。残り47日、引き続きお伝えしてまいります。



