
【名乗り方で、聞こえてくる悩みが変わる】
こんばんは。髪育JAPAN代表、趣味美容師の宇留間です。いつもご視聴、応援ありがとうございます。
クラウドファンディング19日目、残り46日。現在49名の方に応援をいただいております。本当にありがとうございます。今日は移動中だったので、車内からの短いライブでの活動報告になりました。
9月17日に出した本を多くの方にお届けして、日本から髪の悩みをなくしていきたい。その目的を持って、今日も活動しています。
今日は移動先で、初めてお会いする方とお話しする機会がありました。ファッション関係のお仕事をされている男性で、僕がサービスを受けさせていただいていた流れで、「どんなお仕事をされてるんですか」と聞かれたんです。
「美容師なんですけど、髪育っていうのをやってまして」とお答えしたら、そこから髪の話になっていきました。実はお母様が髪で悩んでいて、分け目が気になり始めたと言っていた、と。宣伝するつもりはまったくなかったんですが、自然とこういう本を書いていましてという話になり、「早速母に伝えます」と言っていただきました。本当にありがたかったです。
髪の悩みって、世代も、男性女性も問わず、やっぱりあるんですよね。だからこそ、そういうお話を引き出しやすい場所に、自分がどれだけいられるか。それがとても大事なんだと、今日改めて感じました。
どういうことかと言うと、「美容師なんです」という入り方だと、僕の場合、その場でお悩みを伺うことにはつながらなかったんです。最初の自己紹介で美容師ですと言った時点で、「実は髪で悩んでいて」という話は、なかなか出てこない。出てくるとしたら、こういう髪型にしたいけど迷っている、という髪型の話が多いと思います。
ところが、髪を育てることをやっています、髪育専門士なんです、とお話しすると、こちらから聞こうとしなくても、髪の悩みを話してくださる。今日は、その方ご自身のお話だけでなく、ご家族のお悩みまで、その場で伺うことができました。よく考えたら、これってすごいことじゃないかと思ったんです。
肩書きを何にするか。美容師と名乗るのか、髪育専門士と名乗るのか。僕の場合は趣味美容師とも言っていますが、それは人によって違っていいし、違うものです。ただ、何を名乗るかによって、目の前の方から出てくるお話が変わる。これは本当に面白い気づきでした。
だからこそ、美容師という肩書きに、自分が縛られちゃいけないなと強く思いました。美容師という言葉の中には、ヘアデザインの専門家という意味が、どうしてもセットで組み込まれているんですよね。名乗り方だけの話ではなく、その実態がどうなのかも含めて、自分をどう名乗っていくのかを意識していく。それによって、出てくるお悩みが明らかに変わるんです。
つまり、自分の受け皿を何にするかで、向き合った方のお悩みの角度が変わる。今日は肩書きを見せたわけでも、名刺を出したわけでもありません。それでも、僕自身が自分の役割をどう考えているかで、相手の方が話してくださることが変わっていきました。
これは、僕ら一人サロン美容師が、自分の役割をどこに置くのかということと、とても似ています。どう置くかはそれぞれの自由です。ただ、一人サロンなのに考え方が勤めていた頃のままだったり、自分の武器が見えないまま独立しようとしていたりすると、課題に直面しやすい。それを僕はたくさん見てきました。だからこそ、一人サロンの価値や、一人でサロンを経営することの奥にある面白さを明確にしてから進んでいくと、理想に近い美容師人生になっていくと思っています。
車内が密閉されていて酸欠になりそうだったので、途中で窓を開けたりしながらの、短い配信でした。残り46日、引き続きお伝えしてまいります。



