
こんばんは。髪育JAPAN代表、趣味美容師の宇留間です。いつも応援、ご視聴ありがとうございます。
10月15日、クラウドファンディング20日目、残り45日の活動報告です。今日はこのライブの前に、お顔のマジシャンさおりさんとインスタライブで対談させていただきました。見てくださった方、本当にありがとうございました。
9月17日に出した本には、美容師26年、一人サロン19年の中で気づいていった美容の真実をまとめました。15、16年前、一人サロンでお聞きするお客様のお悩みが、ヘアデザインや流行から、髪そのものの健康へと変わっていったんです。それに応えたいと思ったとき、今までの美容師としての常識では応えられなかった。原因を探していったら、悩みを作り出していたのは自分で、その正体は美容師としての常識でした。
たとえば、艶を出したければトリートメントでコーティングする。そうすれば艶は出て見えます。でも、それで髪が痩せていく、細くなっていくと知って、やめてみた。すると、髪が悪くならないことに気づいたんです。常識や、自分が当たり前だと思っていることを一旦疑ってみる。それが、今ある課題を違う角度から見て解決していく糸口になる。だから僕は「ポジティブに疑う」という考え方を持つようになりました。逆に言えば、本当かよと思いながら取り入れてしまう、多くの人が言っているから信じてしまう。その積み上げに課題があったんですよね。情報がどうかではなく、自分がそれを受け取ってしまっていた。そこに気づいたときに変わり始めました。
一人サロンは、お一人ずつ担当させていただく空間です。だからこそ届くお話が深くなり、深いお悩みもご相談いただける。そこで気づいたのは、本質は日々の習慣の中にあって、一発逆転はないということでした。髪育とは生き方のご提案で、生き方のご提案とは日々の習慣のご提案です。髪育専門士として何をしているのかと言えば、習慣のデザイン。なぜその習慣が必要なのかをお伝えしていくことなんです。
これは、気づく前の僕がやっていたことの対極にありました。髪にはこれをつけたほうがいい、つけないほうがいい。白と黒があったとして、その間にはグレーが無限にある。どちらかだけが正解なのではなく、その間も全部含めて考え方なんだという前提に立ったとき、自分が何を選ぶかに主導権が移ってきました。それまでは正解を自分の外側に探していた。塗り絵の下絵をなぞるように、多くの人が言っていることをなぞって生きていると、自分の意見がなくなり、正解か不正解かの二元論の中で生きてしまう。僕自身がそうでした。
自分の美容師の仕事を否定する気はまったくありません。ただ、それだけじゃなかったというだけです。デザインが必要なときもある。でも日常に必要なのは、デザインより習慣のデザインなんじゃないか。そこにある髪をどうするかより、髪が生えてくる頭皮の環境をどう整えるか。それを一人サロン美容師がサポートするほうが、目の前で悩まれている方には必要だと思ったんです。
さおりさんとの対談は30分の予定が、気づけば1時間。タイトルは「非常識な美容法則」でした。お顔と髪、分野は違っても一枚の皮でつながっている。具体的な方法ではなく、抽象度を上げた考え方は共通してくるんだと、改めて学ばせていただきました。
美しさとは何か。僕は、自分の意思で今日の自分が行動していること、それを自由だと捉えています。自由の「由」は、よしとする。自分をもってよしとする。誰かの暮らしを自分の自由にしてしまうと、比べてしまう。そうではなく、自分の意志で選べたとき、それは美しさとイコールなんじゃないか。そしてそれは、毎日の習慣で育つんだと思います。
表面は目に見えるもの。本質はその裏側にある、目に見えないもの。そこをどれだけ確信できるかが、これから必要なんだと強く感じた対談でした。やり方じゃない、ものじゃない。それを扱う自分側にどんなあり方があるか。それを自分の人生で試していくだけなんですよね。
最後に本の141〜143ページを読みました。髪育は、もともと持っている力と、自分らしい生き方を取り戻すこと。他人の価値観に振り回されない自分に戻っていく。ここで言う神様とは、一人ひとりの内側にある、大切にしたい思いのこと。だから髪育は「神育」でもある、というお話です。
事実は一つでも、それをどう捉えるかで人生は自由になっていく。そう生きたほうが面白いと、僕は思っています。残り45日、引き続きお伝えしてまいります。



