
【仕事を、趣味に変えていく】
こんにちは。髪育JAPAN代表、趣味美容師の宇留間です。いつもご視聴、応援ありがとうございます。
クラウドファンディング29日目、残り36日。現在63名の方に応援をいただいております。本当にありがとうございます。ライブ中には、ご来店されたばかりのお客様が本を読んでくださり「目から鱗だった」とおっしゃっていた、という嬉しいご報告もいただきました。今までの美容の常識の外側にある話が、その方に届いたのかもしれません。
髪育とは何かと聞かれたら、僕は生き方のご提案だとお答えしています。年間の髪育サポートの中で髪のお悩みの原因に向き合ってきて気づいたのは、解決のきっかけは美容師が何かをすることではなく、お客様の日々の習慣の中にあったということでした。日々の習慣は毎日のことですから、生き方そのものです。僕にできるのは、本を通して「そうなの?」という気づきをお渡しすることだけ。だからこそ、それをどれだけ増やせるかが、今の僕の役割だと思っています。
今は大阪にいて、昨日は出版塾の同期と久しぶりに集まりました。美容業界の人は一人もいない、まったく違う分野の仲間たちです。そこで面白い気づきがありました。分野が違えば、日々の具体的な活動は違う。けれど、それぞれが自分の分野を深めていく中で吸い上げた抽象的な気づきは、実は共通しているんです。
イメージするなら円錐です。底面にはさまざまな分野が広がっていて、そこから気づきが上がっていくほど、頂点の一点に集まっていく。他の業種の具体的な話がそのまま参考にならなくても、抽象度が上がった学びは、違う分野の学びとつながっていくんだと感じました。
ただ、そこへ行くには年数だけでは足りないと思います。何も考えずにお金のためだけに働いていたら、100年続けても抽象的な学びは抜き出せないかもしれない。積み重ねの長さに加えて、どれだけ考え、どれだけ気づきを重ねてきたか。その量と質が、頂点への近さに比例していくのだと思いました。
この気づきは、問いにも当てはまります。僕の人生を変えたのは「どんな生き方をしたいんですか」という問いでした。この問いは、美容師でなくても誰にでも届きます。本日の最後にご案内させていただく26日の読書のテーマでもあります「あなたは今、誰かの正解でビジネスをしていませんか」という問いも同じで、どの業界の人が聞いても、確かにしているかもと思える。業界をまたいで当てはまる問いは、円錐の上のほうにある問いなんだと思います。
誰かの正解で仕事をしていると、どうなるか。業界の常識の中で選択していれば、その枠は出られません。似たようなサロンが増え、似たような美容師が同じことをするようになる。そうなると、選ぶ側は選ぶ理由を見出せなくなります。選ばれない状況を、自分で生み出しているのかもしれない。もちろん、法律や道徳の外に出ようという話ではありません。ここで言う非常識とは、業界の当たり前の外側のことです。
僕の場合、その外側にあったのが趣味美容師でした。カット代をいただかない、カットをプレゼントする。その状況を言葉にすると、趣味美容師になる。美容師を仕事としてきた自分から見れば、それは非常識でした。でも、だからこそ面白いし、それを自分で面白がれることが強みになっていったんです。
ひと昔前までは、好きなことを仕事にしようという流れがありました。趣味をマネタイズする世界です。でも僕は、その逆だと思っています。今やっている仕事を、趣味と言えるようにするにはどうすればいいのか。その考え方を持つ人が増えれば、日本は元氣になると思うんです。
ポイントは、やり方ではなく生き方です。方法論から入ると、目的がマネタイズになりやすい。売上は絶対に必要なものです。けれど目的にはなり得ません。目的にならないなら、それは本質ではない。その仕事を通してどんな世界をつくりたいのか。そこが定まったとき、自分の仕事に対する考え方が一段、カチャっと変わるんだと思います。
明後日の26日には、1年間学ばせていただいた神田昌典先生の学びの場で、読書会のゲストとしてこうしたお話をさせていただく機会をいただきました。美容業界の外で、髪育がどう生まれたのかを語るのは初めての挑戦です。違う分野の方の円錐と、どこでつながるのか。今日のライブは、その予行練習のような時間にもなりました。残り36日、引き続きお伝えしてまいります。



