
こんにちは、Hito Rehaの横山です。
これまで、大学生たちと一緒に、「障害のある子どもたちと実際に過ごしてみる」「ワークショップを通して、人との関わりについて考える」「本質は何なのかを問い直す」そして、「どんな場所をつくりたいのか?」を考えてきました。
そこで生まれたのが、Meet Up Home Sendai~ありのままの自分と出会うシェアハウス~というコンセプトです。今回は、そのシェアハウスを実際の「暮らしの場」にしていくための、小さな活動をご紹介します。
この家で暮らす人のことを想像してみる
今回、大学生たちと一緒に取り組んだのは、「花を植えること」です。
「シェアハウスをつくる」と聞くと、部屋を整える。家具を用意する。キッチンやお風呂を直す。そんなことを思い浮かべるかもしれません。もちろん、それも大切です。
でも私たちは、「そこで暮らす人が、どんな毎日を過ごすのか」ということも大切にしたいと考えています。「ここに住んだら、どんな景色が見える?」大学生たちと一緒に花を植えながら、「ここに住んだら、毎朝この庭を見るのかな」
「花が咲いたら、どんな感じになるんだろう」
「一緒に水やりをしたら楽しそう」そんなふうに、これからここで暮らす人たちのことを想像しました。
まだ誰も住んでいない家。まだ完成していない庭。でも、そこに誰かの暮らしを思い浮かべながら手を動かしていると、少しずつこの場所が「誰かが暮らす家」に変わっていくような感覚がありました。
「支援する場所」ではなく、「暮らす場所」だから
今回のシェアハウスで大切にしたいことがあります。それは、ここを「支援するための場所」にしないこと。もちろん、障害のある人が暮らす上で必要な支援はあります。でも、暮らしは支援だけでできているわけではありません。
朝起きる。
ご飯を食べる。
学校や仕事に行く。
帰ってくる。
誰かと話す。
一人で過ごす。
庭の花を見る。
たまには一緒に花を植える。
そんな一つひとつの何気ない時間も、暮らしの一部です。だからこそ、私たちはこの場所を、「支援のための家」ではなく、「人が暮らす家」にしていきたいと思っています。
花を植えることから始める
今回植えた花が、いつ、どんな花を咲かせるのか。まだ分かりません。植えた人たちが、この家に住むわけでもありません。それでも、「これからここで暮らす人が、少しでも気持ちよく過ごせたらいいな」そんな思いを持って、一緒に土に触れました。シェアハウスは、建物だけでは完成しません。そこに人が住み、誰かと出会い、会話が生まれ、一緒に何かをしたり、時には一人の時間を過ごしたり。そうした時間が積み重なって、初めて「家」になっていくのだと思います。今回の花植えも、その最初の一歩です。
Meet Up Home Sendaiは、これから始まります
ここまで大学生たちと考えてきたことが、少しずつ形になってきました。「障害のある人と大学生が一緒に暮らす」というアイデアから始まり、
「どんな場所にしたい?」
「どんな出会いを生みたい?」
「どんな暮らしになってほしい?」と考えてきた。
そして今度は、実際にその場所をつくっていく段階です。花を植える。庭を整える。部屋を整える。必要な設備を整える。そして、そこに人が暮らし始める。一つひとつは小さなことかもしれません。でも、その一つひとつが、Meet Up Home Sendaiの暮らしにつながっていきます。
この家に、どんな出会いが生まれるのか。そして、ここで暮らす人たちに、どんな「ありのままの自分との出会い」が生まれるのか。私たち自身も、今から楽しみにしています。



