仙台に「大学生」と「障害者」が自然に支え合い、共に暮らすシェアハウスをつくります

仙台で大学生と障害者が自然に支え合いながら暮らす共存型シェアハウスをつくるプロジェクトです。お互いを理解し、共に成長できる新しい暮らしのかたちを目指し、物件取得済みで、現在リフォームを進めるため資金を募っています。仙台から「共存する価値観」が広がる未来を、皆さまと一緒に育てたいと考えています。

現在の支援総額

139,000

11%

目標金額は1,200,000円

支援者数

16

募集終了まで残り

33

仙台に「大学生」と「障害者」が自然に支え合い、共に暮らすシェアハウスをつくります

現在の支援総額

139,000

11%達成

あと 33

目標金額1,200,000

支援者数16

仙台で大学生と障害者が自然に支え合いながら暮らす共存型シェアハウスをつくるプロジェクトです。お互いを理解し、共に成長できる新しい暮らしのかたちを目指し、物件取得済みで、現在リフォームを進めるため資金を募っています。仙台から「共存する価値観」が広がる未来を、皆さまと一緒に育てたいと考えています。

自己紹介

 一般社団法人Hito Rehaの横山です。Hito Rehaは、「誰もが自らの可能性を広げ、多様な日常を愉しめる社会」を目指し障害福祉や子育て支援に取り組んでいます。私たちはとりわけ「制度と制度の狭間」にいる方々を支援してきました。
例えば、働きたくても子どもの預け先がなく働けない障がい児の保護者、療育を必要としていても診断がついていないため十分な支援を受けられない乳幼児、学校へ通うことが難しくても既存のフリースクールには馴染めない子どもたちなど、現在の制度だけでは支えきれない方々に寄り添いながら活動を続けています。

乳幼児から小中学生まで支援を広げる中で、私たちは新たな課題にも直面しました。
それは、18歳を迎えたあと、障害のある方の生活や人とのつながりを支える仕組みが急激に少なくなってしまうことです。「働きたい」「一人暮らしをしてみたい」「友達と遊びに行きたい」。そんな当たり前の願いがあっても、生活面や経済面への不安から挑戦できない方が少なくありません。
私たちは、そうした現実を目の当たりにし、「自立へ向けて安心して挑戦できる場所」が必要だと感じるようになりました。

一方で、これまで仙台市内の大学生とイベントや地域活動を重ねる中で、もう一つの課題も見えてきました。障害のある方と接する機会は、小中学校ではあっても、高校・大学へ進学するにつれて急激に少なくなります。
しかし、大学生もまた、親元を離れ、自立した生活を送りながら、多くの経験を通して成長していく時期です。だからこそ私たちは考えました。

「大学生と障害のある方が、日常生活を共に過ごすことで、お互いに学び合い、助け合い、成長できる場所をつくれないだろうか。」

この想いが、今回のシェアハウスプロジェクトの原点です。


このプロジェクトで実現したいこと

私たちが目指すのは、単に住まいを提供することではありません。
大学生と障害のある方が、同じ屋根の下で暮らし、お互いを理解し、支え合いながら成長できるコミュニティをつくることです。大学生にとって、一人暮らしは自由である一方、不安や孤独と向き合う時間でもあります。障害のある方にとっても、自立した生活や就労へ向けた挑戦には、安心して相談できる仲間や日常的な支えが欠かせません。

私たちは、この二つの課題は別々ではなく、一つの暮らしの中で解決できる可能性があると考えています。

日常の「おはよう」「おかえり」といった何気ない会話、一緒に食事をしたり、困った時に声を掛け合ったりすること。そんな自然な関わりの積み重ねが、お互いの価値観を広げ、違いを理解し合う力を育んでいくはずです。

特に障害のある方にとっては、親元を離れて暮らすことへの不安は大きく、多くのご家族が「親なき後」の生活に強い心配を抱えています。
だからこそ、このシェアハウスが、安心して自立への一歩を踏み出せる場所となり、ご家族にとっても「この場所なら任せられる」と思える存在を目指します。

そして大学生にとっても、福祉を「学ぶもの」ではなく、「共に暮らすもの」として経験することで、人との違いを受け入れ、多様な価値観を持って社会へ羽ばたいてほしいと願っています。


プロジェクト立ち上げの背景

このプロジェクトを立ち上げた一番の理由は、「共存する価値観」が私たちの社会から少しずつ失われているのではないかと感じたからです。
近年、障害理解や多様性について語られる機会は増えました。しかし、その多くは「差別をしない」「支援をする」といった視点に留まっているようにも感じます。もちろん、それらはとても大切なことです。

しかし私たちが目指したいのは、その一歩先にある社会です。

障害のある人も、大学生も、お互いを「支援する人」「支援される人」として見るのではなく、一人の生活者として共に暮らすこと。毎日の暮らしの中で、
・「どんなことが苦手なんだろう」
・「どんなことは自分でやりたいと思っているんだろう」
・「どんな声の掛け方が嬉しいんだろう」
そんなことを少しずつ知り、お互いを理解していく。
それが本当の意味での共存ではないかと私たちは考えています。共存は、講演会や授業だけでは身につきません。一緒にご飯を食べ、一緒に笑い、時には困りごとを相談しながら過ごす。そんな何気ない日常の積み重ねが、人と人との距離を縮め、違いを自然に受け入れられる社会につながると信じています。

だからこそ私たちは、「共存を体験できる場所」として、このシェアハウスをつくることを決意しました。


現在の準備状況

この構想は、思いつきで始まったものではありません。
これまで私たちは、障害のある方と大学生が交流するイベントや企画を継続的に開催してきました。その中で、お互いが自然に関わることで、最初は緊張していた大学生が「また会いたい」と話し、障害のある参加者も新しい友人との出会いを楽しみにする姿を何度も見てきました。こうした経験から、「イベントだけではなく、日常生活の中で共に暮らせる場所をつくりたい」という想いが強くなりました。

そして今回、その第一歩として仙台市内にシェアハウスとなる物件を取得することができました。大学生と共に“Meet Up Home Sendai”とし、“ありのままの自分と出会うシェアハウス”をコンセプトにしました。

現在は、建物のリフォーム計画を進めるとともに、消防設備や安全面の整備、入居後の運営体制づくりなど、安心して暮らせる環境づくりを進めています。ここまで来ることができたのは、多くの方々のご協力があったからです。しかし、この建物を「共存が生まれる場所」として完成させるためには、リフォーム費用が必要です。そこで今回、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。


リターンについて

3,000円|応援
・お礼のメール
・活動報告

5,000円|ネームプレート掲載
・お礼のメール
・活動報告
・ネームプレート掲載(希望者のみ)

7,000円|シェアハウス招待
・お礼のメール
・活動報告
・ネームプレート掲載(希望者のみ)
・シェアハウスご招待(希望者のみ)
※シェアハウスご招待は居住者、主催者と支援者の「交流イベント」になります。

10,000円|共存サポーター
上記シェアハウスご招待に加え、
・Piece冊子1~3の3冊
※Piece冊子は障害児者の家族の想いを綴った冊子

10,000円|共存サポーター
上記シェアハウスご招待に加え
・Piece冊子4~6の3冊
※Piece冊子は障害児者の家族の想いを綴った冊子

20,000円|強力共存サポーター
上記シェアハウスご招待に加え
・Piece冊子1~6の6冊
※Piece冊子は障害児者の家族の想いを綴った冊子

スケジュール

2026年9月1日~10月26日 クラウドファンディング

2026年11月中 リフォーム着工予定

2026年11月末 リフォーム完工予定

2026年12月~2027年2月 内覧・入居募集

2027年3月1日~ 順次契約

2027年4月1日~ 入居開始

2027年5月~  シェアハウス交流イベント、宿泊体験を順次行います。

最後に

私たちが本当に実現したいのは、一軒のシェアハウスをつくることではありません。
目指しているのは、「共存する価値観」が当たり前になる社会です。

今の社会では、「障害のある人を支援する」「困っている人を助ける」という考え方が多く語られます。それはもちろん大切なことです。しかし、その先にある「共に暮らし、互いを理解し合う」という機会は、まだ決して多くありません。

大学生と障害のある方が同じ屋根の下で暮らすことで、お互いの違いを知り、相手を理解し、自然と助け合える関係が生まれる。「何ができないのか」ではなく、「何ができるのか」。「どう支援するか」ではなく、「どのように一緒に暮らしていくか」。そんな日常の積み重ねが、人と人との距離を縮め、「違いがあることが当たり前」と思える社会につながっていくと、私たちは信じています。

このシェアハウスは、ゴールではありません。
仙台から始まる、小さな挑戦です。この場所で生まれた共存の価値観が、地域へ、大学へ、福祉へ、そして日本中へと広がっていく未来を描いています。

今回のクラウドファンディングは、単にリフォーム費用をご支援いただくためのものではありません。「こんな社会を一緒につくりたい」と思ってくださる仲間を集めるための挑戦でもあります。皆さまからいただくご支援は、壁や床を新しくするためだけではなく、人と人をつなぎ、新しい価値観を育む場所をつくる力になります。

どうか、この挑戦の最初の一歩を、私たちと一緒に踏み出してください。仙台から、「共存」が当たり前になる未来を。皆さまの温かいご支援と応援を、心よりよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

社会課題の解決を
みんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます
無料
掲載をご検討の方はこちら

最新の活動報告

もっと見る
  • こんにちは、Hito Rehaの横山です。これまで、大学生たちと一緒に、「障害のある子どもたちと実際に過ごしてみる」「ワークショップを通して、人との関わりについて考える」「本質は何なのかを問い直す」そして、「どんな場所をつくりたいのか?」を考えてきました。そこで生まれたのが、Meet Up Home Sendai~ありのままの自分と出会うシェアハウス~というコンセプトです。今回は、そのシェアハウスを実際の「暮らしの場」にしていくための、小さな活動をご紹介します。この家で暮らす人のことを想像してみる今回、大学生たちと一緒に取り組んだのは、「花を植えること」です。「シェアハウスをつくる」と聞くと、部屋を整える。家具を用意する。キッチンやお風呂を直す。そんなことを思い浮かべるかもしれません。もちろん、それも大切です。でも私たちは、「そこで暮らす人が、どんな毎日を過ごすのか」ということも大切にしたいと考えています。「ここに住んだら、どんな景色が見える?」大学生たちと一緒に花を植えながら、「ここに住んだら、毎朝この庭を見るのかな」「花が咲いたら、どんな感じになるんだろう」「一緒に水やりをしたら楽しそう」そんなふうに、これからここで暮らす人たちのことを想像しました。まだ誰も住んでいない家。まだ完成していない庭。でも、そこに誰かの暮らしを思い浮かべながら手を動かしていると、少しずつこの場所が「誰かが暮らす家」に変わっていくような感覚がありました。「支援する場所」ではなく、「暮らす場所」だから今回のシェアハウスで大切にしたいことがあります。それは、ここを「支援するための場所」にしないこと。もちろん、障害のある人が暮らす上で必要な支援はあります。でも、暮らしは支援だけでできているわけではありません。朝起きる。ご飯を食べる。学校や仕事に行く。帰ってくる。誰かと話す。一人で過ごす。庭の花を見る。たまには一緒に花を植える。そんな一つひとつの何気ない時間も、暮らしの一部です。だからこそ、私たちはこの場所を、「支援のための家」ではなく、「人が暮らす家」にしていきたいと思っています。花を植えることから始める今回植えた花が、いつ、どんな花を咲かせるのか。まだ分かりません。植えた人たちが、この家に住むわけでもありません。それでも、「これからここで暮らす人が、少しでも気持ちよく過ごせたらいいな」そんな思いを持って、一緒に土に触れました。シェアハウスは、建物だけでは完成しません。そこに人が住み、誰かと出会い、会話が生まれ、一緒に何かをしたり、時には一人の時間を過ごしたり。そうした時間が積み重なって、初めて「家」になっていくのだと思います。今回の花植えも、その最初の一歩です。Meet Up Home Sendaiは、これから始まりますここまで大学生たちと考えてきたことが、少しずつ形になってきました。「障害のある人と大学生が一緒に暮らす」というアイデアから始まり、「どんな場所にしたい?」「どんな出会いを生みたい?」「どんな暮らしになってほしい?」と考えてきた。そして今度は、実際にその場所をつくっていく段階です。花を植える。庭を整える。部屋を整える。必要な設備を整える。そして、そこに人が暮らし始める。一つひとつは小さなことかもしれません。でも、その一つひとつが、Meet Up Home Sendaiの暮らしにつながっていきます。この家に、どんな出会いが生まれるのか。そして、ここで暮らす人たちに、どんな「ありのままの自分との出会い」が生まれるのか。私たち自身も、今から楽しみにしています。 もっと見る
  • こんにちは、Hito Rehaの横山です。ここまで、大学生たちと一緒に行ってきた活動をご紹介してきました。障害のある子どもたちと実際に過ごしてみる。すごろくやミニゲームを通して、暮らしや人との関わりについて考えてみる。そして、「本質は何なんだろう?」「無関心な人に、どうしたら伝わるんだろう?」と、問いを深めていく。そうした時間を重ねた先に、次に考えたのが、「じゃあ、どんな場所をつくりたい?」ということでした。「シェアハウスをつくる」は決まっていたここで一つ、整理しておきたいことがあります。「大学生と障害のある人が一緒に暮らすシェアハウスをつくる」というアイデアそのものは、もともとHito Rehaとして考えていた構想です。でも、「どんなシェアハウスにするのか?」「どんな人と人との出会いが生まれる場所にするのか?」「そこで、どんな暮らしが生まれてほしいのか?」「この場所を出たあと、どんな変化が残ってほしいのか?」そこは、大学生たちと一緒に考えていきました。「障害者と大学生が住む家」だけではない最初に考えれば、「障害のある人と大学生が一緒に暮らすシェアハウス」という説明で終わってしまいます。でも、それだけでは少し足りない。私たちがこれまで大学生たちと活動してきた中で感じたのは、人と出会うことで、自分の考え方や価値観も変わっていくということでした。「こんな考え方もあるんだ」「自分とは違うけど、面白いな」「今まで知らなかった世界だった」そんな経験をすることで、相手を知るだけではなく、自分自身についても新しい発見が生まれる。だったら、このシェアハウスも、単に「一緒に住む場所」ではなく、人との出会いを通して、自分自身とも出会える場所にしたい。そんな思いが少しずつ形になっていきました。Meet Up Home Sendaiそして、大学生たちと一緒に考えたコンセプトが、Meet Up Home Sendai~ありのままの自分と出会うシェアハウス~です。「Meet Up」には、人と出会うこと。そして、その出会いを通して自分自身の新しい一面と出会うこと。そんな意味を込めています。「ありのまま」でいられる場所シェアハウスだからといって、いつも誰かと一緒にいなければいけないわけではありません。話したいときは話す。一緒にご飯を食べる。困ったときは助けを求める。一緒に遊ぶ。でも、一人で過ごしたいときは、一人でいる。「こうしなければいけない」という正解を押しつけるのではなく、それぞれが、それぞれのペースで暮らせる。そんな場所にしたいと考えています。障害がある人も、ない人も。大学生も、社会人も。「支援する人」「支援される人」としてではなく、一人の生活者として、一緒に暮らす。その中で、それぞれの「ありのまま」が見えてくる。出会うのは、「障害のある人」だけではないこの場所で大学生が出会うのは、「障害のある人」だけではありません。自分とは違う価値観。自分とは違う暮らし方。自分とは違う人生。そして、今まで知らなかった自分自身。「自分は意外と人に声をかけられるんだ」「誰かと一緒に暮らすって、こんなに面白いんだ」「困っている人がいたら、自然に声をかけている自分がいた」そんな小さな発見が積み重なっていく。だからこそ、「ありのままの自分と出会うシェアハウスというコンセプトになりました。この家で、どんな未来が生まれるのか私たちがつくりたいのは、「障害のある人と大学生が住んでいる家」だけではありません。この家での暮らしをきっかけに、今まで障害のある人と関わったことがなかった大学生が、「知っている人」になる。「知っている人」から、「一緒に過ごしたことがある人」になる。そしていつか、シェアハウスを出たあとも、街の中で障害のある人を見かけたときに、「自分には関係ない」ではなく、「何かできることがあるかもしれない」と思える。そんな変化につながっていったら。それが、このシェアハウスをつくる意味の一つだと思っています。Meet Up Home Sendaiありのままの自分と出会うシェアハウスここで、どんな人と出会い、どんな会話が生まれ、どんな暮らしが始まるのか。まだ私たちにも分かりません。だからこそ、これからこの場所で生まれていくものを、一緒につくっていきたいと思っています。次回は、いよいよこのコンセプトをもとに、「実際にどんなシェアハウスをつくるのか」具体的な構想についてご紹介します。ここまでの「体験」と「問い」が、どうやって一つの「家」になっていくのか。引き続き、その過程をお伝えしていきます。 もっと見る
  • こんにちは、Hito Rehaの横山です。これまで、「障害のある子どもたちと実際に過ごしてみる」「すごろくやミニゲームを通して、障害のある人の暮らしや、人との関わりについて考えてみる」という活動をご紹介してきました。今回は、その次のステップです。大学生たちと一緒に、「そもそも、本質は何なんだろう?」ということを考えました。「障害について知ってもらう」だけで、本当に変わるのか?実際に障害のある子どもたちと過ごしてみる。ワークショップをやってみる。そこで、大学生たちからはいろいろな声が出てきました。「思っていたより普通に話せた」「どう関わればいいのか最初は分からなかった」「一緒に遊ぶと、自然に会話ができた」「障害について、今まであまり考えたことがなかった」こうした一つひとつの声を出発点にして、「じゃあ、なぜ今まで関わる機会がなかったんだろう?」「知ってもらうためには、何が必要なんだろう?」と、さらに問いを深めていきました。「無関心な人に、どうすれば伝わる?」ここで出てきた大きな問いの一つが、「無関心な人に、どうすれば伝わるんだろう?」というものでした。障害について発信する。講座をする。制度について説明する。もちろん、それらも大切です。でも、そもそも「自分には関係ない」と思っている人に、情報を届けるだけで行動は変わるのでしょうか。そこで私たちは、「どう伝えるか」だけではなく、「どうしたら、関わってみようと思えるのか?」を考えることにしました。体験したことを、もう一度「問い」にする。今回の活動では、デザイン思考の考え方も取り入れながら、大学生たちがこれまでの体験を振り返りました。実際に障害のある子どもたちと過ごした経験。そこから出てきた声。ワークショップの中で感じたこと。参加者同士で出てきた疑問。そうした自分たちの一次的な体験や声をもとにしながら、関連する情報や事例などの二次情報とも照らし合わせていきます。「自分たちはこう感じたけれど、実際にはどうなんだろう?」「これは本当に一つの問題なのかな?」「もっと根本にあるものは何だろう?」そんなふうに、一度出した答えを、もう一度疑ってみる。本当に解決したいのは「障害への理解不足」なのか?考えていくと、最初に見えていたものとは違う問いが少しずつ見えてきます。例えば、「障害について知らない」ということだけが問題なのではないかもしれない。知らないから関わらない。関わったことがないから、よく分からない。よく分からないから、自分から関わるきっかけがない。そして、関わるきっかけがないまま、「自分には関係のないこと」になってしまう。だとしたら、「障害を理解してもらう」だけではなく、「関わるきっかけそのものをどうつくるか」が大切なのではないか。大学生たちは、そんなふうに考え始めました。「知る」だけで終わらせないこれまでの活動を振り返ると、知らない → 実際に会ってみる → 一緒に過ごしてみる → 感じたことを言葉にする → 「なぜ?」と問い直す。という流れができていました。そして、ここからさらに、「じゃあ、自分たちに何ができる?」へと進んでいきます。今回のシェアハウスも、最初から「シェアハウスをつくろう」と決まっていたわけではありません。大学生たちが実際に体験し、考え、話し合う中で、「もっと日常の中で関わることができたら?」「一緒に暮らしてみたら、何が起こるんだろう?」という新しい問いが生まれてきました。その問いの先にあったのが、「大学生と障害のある人が、一緒に暮らす」という今回のプロジェクトです。次は、「アイデアを形にする」ここまで、「障害のある子どもと実際に過ごす」→「ワークショップを通して考える」→「本質は何なのかを問い直す」というところまで来ました。そして次に始まったのが、「じゃあ、どうしたら実現できる?」という段階です。大学生たちは、ここから具体的なアイデアを考え、「大学生と障害のある人が一緒に暮らす」という形へと少しずつ近づいていきます。次回は、そんな「アイデアを形にしていく過程」についてご紹介します。一つのシェアハウスができるまでには、実はこんなにも多くの「問い」がありました。引き続き、その過程をお伝えしていきます。 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!