震度3で倒れる社務所。700年続く「おたや祭り」の拠点を、次の100年へ

長野県長和町の古町豊受大神宮社務所が、耐震診断で「震度3程度で倒壊する可能性が高い」と判定されました。毎年2万人余が集う「おたや祭り」の拠点です。改修費2,365万円のうち約2,000万円は地元の氏子や企業による奉賛金で集まりました。残る屋根の再塗装と社務所内の備品のために皆様のお力をお借りします。

現在の支援総額

1,003,000

15%

目標金額は6,500,000円

支援者数

79

24時間以内に5人からの支援がありました

募集終了まで残り

38

震度3で倒れる社務所。700年続く「おたや祭り」の拠点を、次の100年へ

現在の支援総額

1,003,000

15%達成

あと 38

目標金額6,500,000

支援者数79

長野県長和町の古町豊受大神宮社務所が、耐震診断で「震度3程度で倒壊する可能性が高い」と判定されました。毎年2万人余が集う「おたや祭り」の拠点です。改修費2,365万円のうち約2,000万円は地元の氏子や企業による奉賛金で集まりました。残る屋根の再塗装と社務所内の備品のために皆様のお力をお借りします。

二十五年ほど前のことだ。仕事の都合で長く故郷を離れていた僕は、久しぶりにおたや祭りに行った。

おたやはやっぱり夜がいい。よく知っているはずの参道が提灯の灯りに照らされて、いつもと違う特別な活気に満ちている。

にぎわう人の波の中を歩くうち、ふと、屋台で売られているものが目に留まった。

細い竹の枝先につり下げられた縁起物の宝船だ。宝船の上には七福神や金色の米俵、真っ赤な鯛などがみっちりと乗っている。

見た瞬間、幼いころの記憶がよみがえった。

(ああ、これだったのか)


僕がまだ、小学校に上がる前のことだ。

父に連れられて、この道を歩いていたとき、頭上高くに赤くてきらきらしたものが飾られているのを見つけた。

精一杯背伸びをして手を伸ばしたが届かない。欲しくてたまらなかったが、買ってはもらえなかった。


大人になった今、それがたやすく手の届く高さにある。

大小さまざまな宝船の中から、中くらいのものを選んで買った。3000円ぐらいだった。

とても満ち足りた気持ちだった。


家に帰ると、当時はまだ健在だった父が、僕が手にしているものを見て笑った。

「なんだ、珍しいものを買ってきたな」

「うん」

僕も笑った。いい夜だった。今でもよく覚えている。

シェアしてプロジェクトをもっと応援!

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!

24時間以内に5人が支援しました