
いつも温かいご支援・応援をいただき、本当にありがとうございます。
8月21日(金)より、吉祥寺・リベストギャラリー創にて
【漫画家・古谷三敏 生誕90周年記念 特別企画展】
ブラックな笑いも 粋な世界も
そして人に寄り添うやさしさも
~66年 描き続けた多彩な物語の軌跡~
がスタートしました!

「生前より親しくお付き合いいただいた皆さまから、
心のこもったたくさんのお花を頂戴いたしました。
温かいお気持ちに、心より御礼申し上げます。」
無事にこの日を迎えることができたこと、まずは皆さまにご報告させていただきます。
今回の原画展では、『ダメおやじ』『寄席芸人伝』『BARレモン・ハート』『ぐうたらママ』など、古谷三敏が66年の漫画家人生で描いてきた作品の中から、さまざまな時代の原画をご覧いただけるよう展示しています。
原画を額装して展示するだけでなく、会場にはファイルに収めた原稿も用意しました。
特に『ダメおやじ』初期の作風は、今読むとなかなか衝撃的な「バイオレンスな表現が強い」の原稿はご希望の方のみファイルをお渡ししております。
展示スペースの都合ですべてを壁面に飾ることができない作品についても、
できる限り実際の原稿を見ていただけるようにしています。
皆さまの応援とご支援が、原画を未来へ残す力になっています。
今回、原画展の準備を進める中で、改めて古谷三敏が遺した原稿の膨大さと向き合っています。
長い年月を経た原稿には、写植が剥がれてしまったもの、
紙の劣化が進んでいるもの、整理やデータ化が必要なものも数多くあります。
一枚ずつ確認し、整理し、必要に応じて写植などを修復しながら、
少しずつ未来へ残す作業を続けています。
正直なところ、何万枚という原稿を前にすると、まだまだ先の長い作業です。
それでも今回、皆さまからクラウドファンディングを通じてご支援いただいたことで、
1部になりますが整理できた原画を、実際に皆さまに見ていただける場所を作ることができました。

「古谷三敏の原画を未来へ残したい」
その思いに賛同してくださった皆さまのお力が、今回の原画展という一つの形になっています。
本当にありがとうございます。
原画だからこそ伝わるものを印刷された漫画では分からない、
ペンの線や修正の跡、ホワイト、写植、紙そのものに残された時間。
実際の原画を目の前にすると、一枚の漫画がどのように作られていたのか、
その息遣いまで感じ取って頂けるかと思います。
今回の原画展をきっかけに、古谷三敏の作品を、昔から知ってくださっている方はもちろん、
初めて作品に触れる方にも、その面白さや時代ごとの作風の変化を楽しんでいただけたら嬉しいです。
原画展は9月1日(火)まで開催しています。
※12:00~18:00まで
お近くにお越しの際は、ぜひ実際の原画をご覧ください。
※暑い日が続いておりますので、冷たいおしぼりのご用意もございます。
ぜひ涼みながらゆっくり拝見して頂けたら嬉しく思います。
そして会場へ足を運ぶことが難しい皆さまにも、引き続き活動報告を通じて、
会場の様子や原画保存の取り組みをお届けしていきたいと思います。
改めまして、ここまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
原画展は始まったばかりです。
最後まで、そしてその先の【古谷三敏の原画を未来へ残す】活動へとつなげていけるよう、
取り組んでまいります。
引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
古谷 陸



