
インタビュアー(以下、Q):五右衛門メンバーインタビュー、第3弾のゲストは、ともこさんです!
まずは簡単な自己紹介の方からお願いいたします。
ともこさん(以下、T):普段は普通に小学生の子供の母親なんですけど、仕事としては絵を描く活動をしていて、その一環でこけしやマトリョーシカの絵付けもやっていたりします。
Q:趣味ではなく、お仕事としてされているということですね。
T:そうですね、一応。
Q:こけしとかマトリョーシカ?
T:販売をしています。

Q:人形に絵をつけるのが得意分野ということですか。
T:白木を取り寄せて絵だけ付けている感じです。
Q:面白いですね。人形ではなくキャンバスに描くのもやっていらっしゃるんですか?
T:絵画がメインでやっています。その絵画を地続きな感じでキャンバスが人形に、画材が変わるイメージです。

Q:そんな方が五右衛門にいるなんて、知りませんでした!五右衛門は本当に多彩な才能の宝庫ですね。そんな五右衛門とはどうやって出会われたんでしょうか?
T:エコちゃんという方が五右衛門で「ひなたぼっこ」という自主保育を企画・実践されてて、そこに声をかけていただいて。自分の子供もそのときちょうど1歳くらいで、大体その1歳くらいの子どもを持つお母さんたち10人くらいで集まって、五右衛門の近くの畑を子供と一緒に耕したり、集まってお話ししたりみたいなことをきっかけに五右衛門を知りました。
Q:五右衛門のメンバーだったエコちゃんを通じて五右衛門と出会われたんですね。
T:そのときまだ私は五右衛門のメンバーにはなってなくて。
Q:いつ頃から五右衛門の活動を?
T:五右衛門の制度が変わったタイミング、畑を始めた頃なので7年前ですかね。畑を借りたくてメンバーになったんです。コロナ禍で子供をもっと外で遊ばせたり発散させたりしてあげたいなと思ったのがきっかけでした。社会が不安定だったので自分で食べるものを作ったりしたら安心・安定するかなというのもあって、畑を借りたのがきっかけですね。
Q:僕と似ていますね。僕は3.11のとき東京の高層マンションに住んでいて、コンビニとかから食べ物が全部消え去っていたのを目撃した直後に、八王子の妻の実家に行ってみると周りに田畑がたくさんあるから「ここだったら食べ物あるわ」と思ったことがあります。
T:同じですね。割とそういう人多いですね。
Q:五右衛門でやっていらっしゃる活動というと田畑関係ですか?
T:畑ですね。「比叡山畑」と呼ばれている、五右衛門の向かいではなくもう少し道を登ったところにある、みんなが稲刈りする田んぼの隣の畑です。大体6人くらいでやっている畑なんですけど。
Q:田んぼではなく畑の方をやっていらっしゃるんですね。
T:1人1畝借りてみたいな感じで。

Q:通年でやっていらっしゃるんですね。
T:みんな各自自由で、共同でやることはなく、草刈りのときくらいは共同でやることもありますけど、基本的には個人でやるというスタンスですね、田んぼとは違って。
Q:今は畑を中心に活動してらっしゃるということですが、五右衛門で他にもこんなことやってみたいとか、やってあげられるみたいなものがあったら教えていただけますか?
T:ちょっと出遅れたんですけど、クラウドファンディングのリターンとかで、五右衛門でこけしの似顔絵を描くとかはやりたいなと今日思いつきました。
Q:他の場所でこけしの似顔絵とかマトリョーシカ似顔絵みたいなのはやっていらっしゃるんですか?
T:似顔絵はやってないんです。
Q:似顔絵はやってない?!
T:いいかなと思って。やるんだとしたら、五右衛門のクラファンでしかやらないって決めてます。
Q:五右衛門クラファン限定ですか!
T:すぐに色々感化されちゃって自分の描きたいものを見失っちゃうので、普段はオーダーも受けていなくて。絵画でも前と同じやつを描いてほしいという依頼も全部断っていて、自分でイメージしたものだけを個展や自分のオンラインショップで販売する形だけをとっているんです。
Q:個展もやってらっしゃるんですか?
T:はい、年に1回くらいのペースで。
Q:では今度是非見に行かせていただきます!オンラインショップも拝見したいです。
T:クラウドファンディングのリターンとなった場合に、一方的に私が絵を渡すものよりは、寄付してくださる方とちょっと交流があったり、その方に感謝の気持ちを寄せたいのもあって、似顔絵が良いかなと思って。得意ではないし上手くできない可能性もあるんですけど、それをチャレンジしたいかなという風には思いました。意味があるかなって。いつものこけしだったらオンラインショップでも買えるけど、似顔絵ってやってないから、それだったら普段私のこけしを買ってくださる人も試してくれるかなと思って。
Q:それはめちゃめちゃスペシャル感のあるレアなリターン、今回はできなくてもったいないですね。プレミアム付きのリターンになったはずです。
T:本当は五右衛門と絡めたいんで、竹林が整備されているからそこで取れた木とかを彫ってそのこけしでとかが良いんですけど、それはちょっと難しいんで、せめて五右衛門で描きますとか。遠方の人だったらZoomとかになるかも知れないですけど。
Q:もし良ければ今度「五右衛門マルシェ」やクラファン第2弾をやることがあれば、ぜひお願いしたいです。
T:機会があれば。
Q:そこまで五右衛門のことを想ってくださる理由というか、五右衛門の素晴らしいところってどんなところと言えますでしょうか?
T:最低限「火の元」みたいな決まりごとはありますけど、誰かに役割が無理やり押し当てられていることはない中で、みんな結構自主的に自分ができることをやってるところかなって思いますね。部活動とかとは全然違う、サークルとかとも違う、本当に善意だけで動いているし。たまたまこんな良い人ばかりが集まっていてすごいなっていつも思いますね。

Q:僕も言い出しっぺでクラファンやってるんですけど、ふわっとした感じで始まって、ふわっとした感じでみんな活動報告書いてくれたりして、みんながそれぞれできることを持ち寄って善意だけで回ってるというのは本当にそうだと思います。
では最後になりますが、ともこさんにとって五右衛門とはなんでしょうか?
T:全然活動参加できてないけど、でも故郷(ふるさと)みたいな感じがあるんで、あそこがなくなるってなったら帰るところがなくなるといった寂しさがありますよね。守りたいというか、自分の帰るところでもあり、みんなの帰るところでもある。単にたまり場という意味ではなくて、五右衛門自体が1つの思想みたいなもので、本当に心の寄りどころだと言えます。単なる建物という意味の場所ではない感じがありますね。
Q:「五右衛門自体が1つの思想」というのは言い得て妙ですね。「ただいま」って言ったらいつでも「お帰り」って言ってくれる場所だ、ってことは、第1弾のゆきちゃんも言ってましたけど、そんな場所ですね。
T:そうなんですよ。
Q:もっとお話し伺いたいところですが、次のご予定がおありとのことで、今日はお忙しい中、ありがとうございました。今度五右衛門限定のこけし似顔絵、楽しみにしてます!
T:ありがとうございます。



