カンボジアの伝統的なシルク織りカンボジア訪問中、現地でシルク織りを研究されている日本人のヨネさんと通訳のチャンティエンさんのおかげで、伝統の絣(かすり)技法が残る村を訪れることができました。糸を部分的に染めてから1本1本整えながら織り上げる。完成形を想像しながら染める段階から作業が始まる工程はとても緻密で、仕上がりの美しさに目を奪われました。この工芸はポル・ポト政権下の内戦で一度途絶えたもの。復活させた人たちがいて、今も生活の一部として続いている。そういう現場を実際に見られたのは、貴重な経験でした。少し前までは村のみんなが織物をやっていたそう。ただ、子育て世代になると生活が優先され、織りをやめてビーズを縫う仕事に移る人も。伝統工芸よりもそっちのほうが収入になるという現実。複雑な気持ちになりました。。今の子どもたちが大人になった頃にはどんな村になっているんだろう。とっても素敵な伝統工芸、守っていってほしいなぁ。日本の伝統工芸ももっと知りたいと思える体験になりました。





