
梅が採れない。それは、農家だけの問題ではありません。
和歌山の梅産業は今、大きな岐路に立っています。

和歌山県の梅収穫量は、2023年の61,000tから、2024年には29,700tへ。
わずか1年で、約51%減少しました。
2025年は43,000tまで回復したものの、過去10年平均の55,100tを大きく下回る水準です。
天候不順や雹被害。
自然を相手にする農業だからこそ、私たちの力だけではどうにもできないことがあります。
しかし、梅が採れないことで影響を受けるのは、農家だけではありません。
梅を育てる人。選別する人。漬け込む人。加工する人。包装する人。運ぶ人。そして、販売する人。
一粒の梅が皆さまの食卓に届くまでには、たくさんの人の仕事があります。
原料となる梅が減れば、加工する量も減ります。
加工量が減れば、工場の稼働や地域の仕事、流通、販売にも影響が広がっていきます。
つまり、梅の不作は「農家だけの問題」ではありません。
地域の仕事と暮らしにつながる問題です。
だから、私たちは一緒に動きます。
生産者だけで頑張る。
加工業者だけで頑張る。
販売する人だけで頑張る。
それだけでは、この先の未来を守ることは難しいと私たちは考えています。
農家の本気 × kimaruの本気。
作る人と、加工する人と、届ける人がつながる。
そして、それぞれの強みを持ち寄り、一つの商品として全国の食卓へ届けていく。
私たちが守りたいのは、梅干しという「商品」だけではありません。
生産者の暮らし。地域の仕事。受け継がれてきた技術。そして、次の世代へ残していく和歌山の食文化です。
作るだけでは、未来は変えられない。
だから私たちは、「作って終わり」ではなく、
作る → 加工する → 届ける → また次の生産につなげる。
そんな循環を地域につくりたい。
今回のクラウドファンディングは、そのための第一歩です。
一度の支援で完成するものではありません。
この挑戦をきっかけに、梅だけではなく、お米やみかん、鰹節など、地域で頑張る人たちがつながり、新しい商品、新しい販路、新しい仕事を生み出していく。
5年後、10年後も、
「和歌山で作り続けられる」地域を残したい。
一粒の梅から始まる、小さな挑戦です。
でも、この一粒を全国の皆さまに届けることが、私たちの未来につながると信じています。
梅のある未来を、みんなで。
この挑戦を、ぜひ一緒に広げてください。



