2026/08/18 10:00
私は絵を描きません。だから正直に言えば、この使い方を最初は想像できていませんでした。
タブレットにペンで線を引く。手書きでメモを取る。指でタップするのとは違い、そこには押し込む力がかかります。
細い線を引こうとするほど、ペン先は強く画面に触れる。そのたびに台が微かに揺れたら、どうでしょうか。
線そのものは直せます。けれど、揺れるかもしれないと身構えながら描く時間は、もう戻ってきません。
SnapStandは、重量が約1kgあります。ベースは8mm厚のアルミニウムで、重心が低い位置にあります。
軽さを削って重さを選んだ理由は、こういう瞬間のためでした。
持ち歩くための道具ではありません。置いた場所で動かないための道具です。設計の思想として、そこははっきりしています。
手書きの話をしたので、明日は「書く人」ではなく「触る人」の話を。大人よりずっと遠慮のない手のことを書きます。



