【M7.1 熊本地震】緊急支援を開始。被災地へご支援を

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

熊本地震発生を受け、緊急支援活動を実施します。2026年7月28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、熊本県の宇城市と氷川町で震度7の揺れを観測しました。ピースウィンズは、緊急支援を開始します。皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

現在の支援総額

3,055,312

101%

目標金額は3,000,000円

支援者数

467

募集終了まで残り

38

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3,055,312

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あと 38

目標金額3,000,000

支援者数467

熊本地震発生を受け、緊急支援活動を実施します。2026年7月28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、熊本県の宇城市と氷川町で震度7の揺れを観測しました。ピースウィンズは、緊急支援を開始します。皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

熊本県八代市の八代城跡に鎮座する神社、八代宮。禰宜の竹原正崇さんは、7月28日発災時のことについて、崩壊した拝殿を見つめながら静かに語ってくれました。「一瞬頭がくらっとして、最初は熱中症にかかったのかと思いましたが、でもすぐに地震だとわかり、拝殿を見たらゆっくりと、左右に大きく揺れていました。そしてまるでスローモーションを見ているかのように、ゆっくり崩れていった。ただただ、ぼう然と見守るしかありませんでした。その光景は今でも鮮明によみがえってきます。起きてしまったことは仕方がないと、少しずつ、時間をかけて再建していこうと思っています」八代宮に向かう橋を渡ると石碑が散乱し、門を通ると崩壊した拝殿が目に飛び込んできます。「みなさんに記録として、記憶として覚えていてほしい」その思いから、安全を確保しながら境内を開放し、参拝者も訪れるといいます。こうした所々で震災の爪痕が残る熊本では、猛暑のなか広い範囲にわたって未だに断水が続き、被災者は過酷な避難生活を強いられています。すばやく、迅速に避難者に支援を届ける八代宮から歩いて数分のところに、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”が支援する避難所「代養コミュニケーションセンター」があり、7日時点でおよそ100名の被災者が避難生活を続けています。ARROWSは、発災後1日目の29日から同避難所にて臨時診療所を開設。同時に、避難者の健康を守るために、避難所の環境改善に取り組みました。ひとつは、居住スペースの改善。当初、避難所には敷居やベッドはなく、床の上に段ボールや毛布を敷いて寝ていました。また、入口に特に受付などは設けられず、不特定多数の人が出入できるため、管内に誰がいて、どこに寝ているのかもわからない状態でした。ARROWSは、協力企業と連携し、至急、パーテーション(テント)や段ボールベッドとマットレスを手配。8月1日には段ボールベッドを届け、同時に市の職員や避難所の運営者とともに、各避難者が最低限のプライバシーを確保でき、また誰が・どこにいるのかがすぐ分かるように部屋のレイアウトと管理を提案するなど、運営者が避難所の健康と安全を守れるような仕組み作りをサポートしました。家族以外の他人同士が同じ空間で共同生活する以上、人によっては他人の話し声や生活習慣が気になり、なによりプライバシーがないことは、大きなストレスになります。避難所のなかでもパーテーションで区切られた空間は、人目から生活を隠す、ささやかな安心につながります。また、受付で出入の管理を行い、避難者を正確に把握することは避難所の安全を守る施策にもなります。精神的な安心は、長引く避難生活では大切な要素です。一人ひとりの避難者の目線にたち、不安やストレスを少しでも早くなくすために素早く必要な物資を調達し、環境改善は一気に進めていきました。被災者の“自立”を支える支援住居スペースの改善とともに、ARROWSが避難所の環境改善で特に力を入れているのが、トイレの衛生問題です。能登半島地震同様、広い範囲で断水が発生し、10日が経った現在も修復される目途が経っていないと言われています。そのため多くの避難所ではトイレカーが開設されるほか、施設内のトイレは凝固剤を使う非常用トイレが用意されています。問題なのはその使用方法がわからず、トイレが不衛生になっていくことです。断水でトイレで汚物を流せないため、非常用トイレが使用されています。凝固剤を使って固めてから捨てないといけないのですが、どう使っていいのかわからないという方がほとんどで、時には汚物がそのまま残されていたこともあったといいます。まずは、トイレを徹底的に掃除。そして継続的にきれいに使ってもらえるように使い方がわかる案内を作成し設置しました。こうした地道な衛生環境の改善は、感染予防対策でもあり、避難者の健康を守ることにもつながります。その上でARROWSがこれまでの災害支援を通して大切にしているのが、避難者、利用者の方々が自立して運営できる体制づくりです。「水が流せないので自分たちで処理をしなければならず、清潔な状態を保つには利用者のみなさんの意識も大切です。私たちもいつかは離れなければなりません。そのためお手伝いできる方を募ったら『私手伝うわよ』という方が集まってきてくれて、自然と避難者の方がトイレを清潔に保とうと、朝掃除をしてくれたりする動きが避難所内で生まれてきています。これからは当番制にするのか、調整中ですが、避難所が自立し、自発的に運営したり改善したりできるような仕組みを、少しずつ整えていきたいと思います」(ARROWSロスター:藤村泰史)避難者の健康と生活を支える。緊急のフェーズから少しずつ支援は中長期に向けた支援へと切り替わっていきます。7日の時点で避難者数は6,651人。座っているだけで汗が吹き出てくるような猛暑にもかかわらず、約36,730戸が断水しています。被災者にとって何が健康と尊厳を守る支援となるのか。ARROWSはこれまで培ってきた経験と知識だけでなく、産官学民のネットワークも最大限に活用し、一秒でも早く支援を届ける活動に従事していきます。


2026年7月28日に発生した熊本県での地震を受け、空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"の緊急支援チームは直ちに現地へ入り、現在も被災された方々の支援を続けています。 連日の酷暑の中で一部地域では断水が続いており、洗濯もできず着替えすらままならない厳しい状況が続いています。こうした状況を受け、株式会社ファーストリテイリング様からの物資のご提供のもと、有事の際の輸送体制を構築している輸送会社と連携し、エアリズム商品などを被災者の方々へお届けしました。 「家族全員分が揃って本当に助かった」——新しい服を受け取った方々からは、安堵の表情と感謝の声が寄せられています。 ▼YouTube動画はこちら


CANMP FIREを通じて、温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。令和8年熊本地震の発災から1週間が経過しました。空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、発生直後から現地に出動し、被災地の状況の変化に応じて多層的な支援活動を展開しています。今、被災地で必要とされている支援とはなにか。そして、過酷な環境下におかれている被災地の課題とは。今日までの主な活動のご報告とともに、お伝えします。1.超急性期の救命・医療支援(Day 0〜)7月28日17時30分ごろ、ARROWSはプロジェクトリーダー稲葉医師を筆頭に看護師3名、調整員4名、看護師4名、調整員3名、さらに災害救助犬チームとペット防災チーム(明朝出発)も含め、総勢12名の緊急支援チームが熊本の被災地に向け出動しました。現地に向かう道中、爆発事故があったイオンモール熊本で活動中の医師からの要請を受け、ARROWS緊急支援チームも現場へ向かいました。翌日深夜2時ごろ現場に到着したメンバーは、警察・消防と連携し捜索救助活動に参画しました。7名の要救助者が残されている厳しい状況のなか、稲葉医師は消防隊によって安全な場所まで救出された方の容態を確認。残念ながらすでに息はなく、死亡が確認されました。緊急支援チームは、引き続きモール内で捜索救助活動を行うスタッフと、医療が求められている次の現場へ向かうスタッフに分かれ、活動を続けました。「今日は寝ていられない。寝てる間に誰かが死んでしまう」陸路と空路に分かれ現場に到着した緊急支援チームスタッフ全員が、共通して感じていた思いでした。2.総合病院 救命救急センターへの人的支援駆けつけた熊本総合病院では、発災直後からのエレベーターの停止や断水など過酷な状況の中、病院スタッフが階段を使い人力で患者を搬送、救命外来の対応を寝ずに行っている状況でした。そして、透析を必要とする患者など重症患者の緊急搬送が求められていましたが、その調整役を担う人員が不足し、搬送先が決まらず混乱を極めていました。その逼迫した状況から、私たちは総合病院からの要請を受け、患者搬送の判断と調整や搬送されてきた患者の受け入れなど、救急救命センターをサポートを開始。稲葉医師、戸田看護師、新谷看護師は病院の救急医や看護師らと連携して、まずは患者の状態を正確に把握、その時々の状況と一人ひとりの症状に適した最適な搬送手段を判断し、ドクターヘリなどを活用して転院搬送を調整。消防やDMATの参入とともに搬送体制の円滑化を図り、およそ30人の患者を迅速に、安全に適切な医療機関へとつないでいきました。そしてセンターに運び込まれる患者の受け入れもサポート。病院機能が途切れることがないように支援を行いました。市の職員も病院ではたらく医療従事者も、自身が被災されているなか、寝ずに命を守っていました。病院は、命を救う必要不可欠な機関。その機能を止めることがないようにサポートすることは重要な緊急支援です。3.避難所の環境を整え心身を守る(臨時診療、物資、浄水・お風呂支援)総合病院救命救急センターでの支援と同日、約100名規模の避難所に入り、打撲や切り傷といった外傷の処置や慢性疾患薬の緊急処方などの臨時診療支援を開始しました。また、段ボールベッドやパーティションの設置、女性専用スペースの確保といった環境改善のほか、一か所の避難所では浄水設備を設置し「入浴支援」を開始。避難者の生活向上に寄り添っています。4.“見えない被災者”が抱える課題現地で大きな課題となっているのが“見えない被災者”、「在宅避難者」の存在です。被災地に到着して初日の支援活動後、八代市災害対策本部会議に出席し帰路についていた道中、市の職員から連絡が入りました。「ご自宅で具合が悪くなった方から連絡が入ったが、家族の事情でそのまま家の中で暮らしている方が居るので、一緒に訪問してくれないか」緊急の要請に急遽、市職員と保健師に同行しその方の家に向かい診察。断水の上に停電で部屋のクーラーが効かず、比較的涼しい玄関先で過ごしている状況だったといいます。幸い、緊急搬送することはなく、翌日から市職員と保健師がケアを継続しています。稲葉医師が話を聞いたなかで問題視したのは、「避難所へ避難することを躊躇している」ことだといいます。一週間を経過した現在も断水によってトイレが使えない等、避難所の環境も悪いことから、多くの方が在宅避難されていることが予想されています。5.支援が必要な高齢者や、障がいをお持ちの方々を守る医療機関に続々と届く、全国からの医療支援の手。一方で、状況を心配したのは高齢者や障がいをお持ちの方々の存在でした。そこで私たちは日頃から地域を守っている訪問看護事業所やヘルパー事業所の訪問を開始しました。訪問した施設の職員の方にお話しを聞くと、「備蓄していた食料が、もう少しでそこをつきそうな状況でした。」「近くのガソリンスタンドは大混雑のうえ、車のガソリンも残り少なくて買い出しに行けず、とても困っていました。」と、過酷な状況下で利用者を守り続ける、切実な様子を伺いました。この日、約10ヵ所の施設を訪問した森田医師と新谷看護師、竹内調整員は、支援ニーズ調査と同時に水や食料、簡易トイレなど、施設ごとに必要な物資を提供しました。引き続き、現地にてサポートをしていきます。6.物資支援 物流の”ラストワンマイル”の課題に立ち向かう災害時、膨大な支援物資が物流センターや配送拠点などに留まり、本当に必要としている一人ひとりの手元まで届かないという「ラストワンマイルの課題」が、過去の多くの災害でも大きく問題視されてきました。この課題を改善すべく物流企業と連携し、新たな物資配送オペレーションを開始しました。企業様からの支援物資や私たちが調達した支援物資を一度、配送事業所に集約。各地域へのよりスムーズな支援物資の配送を目指し、現地で調整を進めながら運用しています。7. 避難者を取り巻く現地の状況と今後の課題発災数日後に各地で停電が解消され、酷暑下での熱中症予防において非常に大きな画期となりました。しかし、依然として断水が長期化しており、中長期的課題への継続的な支援が必要です。主な課題●衛生・環境の確保:お風呂やシャワーが使えない状況が続くため、今後の皮膚トラブルや衛生面の悪化に対するケアが求められます。  ●避難所運営と健康管理:避難者の長期滞在を見据えた慢性疾患対応や、孤立・孤独を防ぐコミュニティ支援(気軽に会話のできるお茶会など)が必要です。  ●メンタルヘルスケア:発災から一週間以上が経過した現在、外部からの支援者などが被災された方々に対して、むやみに発災当時の体験などのお話しを聞き出すのではなく、できる限り自然に会話ができる場を設け、孤独感や孤立を防ぐことが重要だと、私たちは考えています。  ●ペット同伴避難支援:過去の災害支援での知見を活かし、ペット同伴避難所の環境整備を計り、被災された方と、その家族であるペットとの避難生活をサポートしていくことが必要です。ARROWSは今後もあらゆる機関と強固に連携し、被災地の方々に寄り添った支援を届けていきます。引き続き、被災地の状況にご関心をお寄せくだい。


最大震度7を観測した令和8年熊本地震の発生から、本日で6日。連日35度以上の猛暑が続くなか、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の緊急支援チームは、被災者の方々へ少しでも過ごしやすい環境を提供するために奔走しています。昨日、避難所では医師・看護師による診療と、避難所内の環境改善を実施。避難所での感染症を防ぐため、トイレの清掃・環境整備や、簡易トイレの使用方法を避難所内の方々に分かりやすく説明するための掲示などを行いました。また、31日より展開しているお風呂支援の現場では、テント上部に遮光カーテンを設置し、暑さ対策を講じました。熊本県内では、本日40度以上の酷暑が予想されています。被災者の方々への熱中症対策だけではなく、現地で活動するメンバー自身も健康に配慮して活動をしていきます。引き続き、温かいご支援のほどよろしくお願いします。


「これまで日本の災害の歴史で、“真夏の地震”の事例はほとんどありません。能登地震のときの寒さとはまた異なる、今だからこそ必要な支援と難しさがあります」令和6年能登半島地震で発災直後から現地入りし、2年半以上が経った現在も被災地、珠洲で支援活動を続けている橋本笙子は、熊本地震の状況についてこう表現しました。震度7の揺れによって一部地区ではインフラが破壊され、停電や断水が発生。復旧に時間がかかることも予想され、“暑さ”対策が被災者にも支援者にとっても大きな課題となっています。「水不足による熱中症や、避難所内での感染症、猛暑下での食中毒リスクなど、この夏の時期だからこそ起こりうる、あらゆることを想定して、支援の取りこぼしがないよう丁寧に、スピーディに支援を考えていくことが大切です」7月30日、支援活動開始から2日目。現場の混乱は続き、避難生活の長期化も予想されるなか、猛暑とも闘いながら命をつなぐ支援活動が続けられています。“見えない被災者”に支援を届ける課題今、現地で大きな課題となっているのが“見えない被災者”の存在です。初日の支援活動後、八代市災害対策本部会議に出席し帰路についていたとき、市の職員から連絡が入りました。「ご自宅で具合が悪くなった方から連絡が入ったが、家族の事情でそのまま家の中で暮らしている方が居るので、一緒に訪問してくれないか」市からの緊急の要請に急遽、市職員と保健師に同行しその方の家に向かい診察。断水の上に停電で部屋のクーラーが効かず、比較的涼しい玄関先で過ごしている状況だったといいます。幸い会話することもでき緊急搬送することはなく、「今は病院も少しだけ落ち着き、救急車も呼べる状況に戻っているので、何かあったら我慢せずに些細なことでもすぐに連絡してくださいね」と伝え、家を離れたといいます(翌日から市職員と保健師がケアを継続)。稲葉医師が話を聞いたなかで問題視したのは、「避難所へ避難することを躊躇している」ことだといいます。今回、地震の影響でいくつかの避難所では室内の空調が効かず、また断水でトイレが使えない等、避難所の環境も悪いことから、潜在的に在宅避難されている方が多いことが予想されています。周辺の方に聞いても、エアコンや水のない避難所には行く気になれず、家も同じ状態なので敷地内で車中泊をしているという方がいました。避難所内で医療支援を行っている森田医師はこう話します。「今日から避難所の一画をお借りして診療を始めましたが、地震発生から一度も医療機関を受診されていない打撲やケガされた方が多かったです。 特に高齢の方が多く、病気のお薬が足りない…というご相談をたくさん受けました。しかし、水だったり食事だったり、ベッドだったり、足りないものがたくさんあります。診療もしながら、まずは何が足りないのか、どういったものが必要なのかを確認して、それに必要なものを支援させていただくようにしていきたいと思っています。一方で、ご自宅で避難されている方もたくさんいらっしゃるようなので、今後はそういった外にいらっしゃる方の診察もできたらと思っています」災害関連死を防ぐ――そのためには、迅速に避難所に来てもらう環境を整備し、同時に避難所での臨時診療所だけでなく、出向く医療支援が求められています。「寝ずに目の前の命を守った方々」を支援する2026年7月28日の発災から2日目。患者対応が逼迫しているので助けてほしいとの応援要請を受け、急ぎ熊本総合病院へ。看護師や医師のお話によると、地震の影響で院内のエレベーターは止まり、人手不足などの影響から患者搬送が難航しているとのこと。ピースウィンズのヘリコプターの活用の提案や人員構成の説明をしたのち、帰りがけに病院の副院長から「救急の人手が足りないので、看護師さんに手伝ってもらうことはできませんか」との相談がありました。空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の戸田看護師は、その足で院内の救急救命センターへ。これまでの状況報告を受け、発災直後から現在までの病院が逼迫した状況が伝えられました。救急外来は、発災後も助けが必要な方はすべて受け入れる基本方針のもと、次々と搬送されてくる患者の対応に追われ、文字通り不眠不休で従事。用意したトリアージタグ400枚が一晩明けると無くなっていたほど、外来患者の対応に追われていたといいます。戸田看護師が訪れたときは、まさに束の間の休息のようなタイミングで、待機中の看護師らと少しだけ談笑。疲弊した医師や看護師たちの顔には、わずかばかりの笑みがこぼれました。戸田看護師は、逼迫した状況のなかでも地元の住民の命を必死で守ってきた医療重視者に対する、支援者としての自身の姿勢をこう話しました。「寝ずに目の前の命を守った方々。そこに支援に入った私たちが疲れている姿を見せたくない。むしろ皆さんに何かクスッと笑ってもらえるような、気分が少しでも明るくなれるような話題を話して、空気を変えられたらと思っていました」その数分後、ふたたび次々と患者が搬送されてきました。救急外来は一気に慌ただしくなり、戸田看護師は救急車から降ろされた患者にやさしく声をかけながら、救急隊員らと共にセンター内に運び入れ、症状別にレントゲンなど必要な検査や処置へ引き継ぐと、次々に新たな患者を受け入れるためのサポートを行いました。市の職員も、病院ではたらく医療従事者も、被災した地域の人びとは、みな被災者です。病院は、命を救う地域の必要不可欠な機関。その機能を止めることがないようにサポートすることも、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の大切な支援です。必要な支援を、本当に必要な人に届ける。稲葉医師は、「医療・物資の両面で、できる支援はすべて考えていきたい」といいます。何ができるか、何が必要とされるのか。今後もニーズ調査に基づき、医療支援と並行して避難所等への支援も進めてまいります。


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