~新たな仲間と、新たな挑戦~
「仲間を信じ、自分を信じ、後悔のない挑戦を。」
3年生が引退し、新たなスタートを切ったオール会津。
県大会優勝、東北大会優勝、そして全国大会出場。
先輩たちが残してくれた大きな足跡。
その想いを受け継ぎ、新チームが動き始めました。
しかし、3年生が抜けたオール会津は人数が少なく、単独でチームを編成することが難しい状況です。
そこで今回、新人戦にはいわき市の藤間中学校の皆さんと合同チームを結成し、挑戦することになりました。
新人戦に向けての合同練習。
遠方から時間をかけて選手たちを送り届けてくださったご家族の皆様、本当にありがとうございます。
また、引退した3年生たちも練習に参加し、後輩たちに声をかけ、指導しながら一緒に汗を流してくれました。
先輩たちがいなくなり、練習環境も、一緒にプレーする仲間も変わった新チーム。
まずは声を出すこと、仲間に声をかけることから、もう一度練習のやり直しです。
まだお互いに遠慮があり、なかなか打ち解けられない様子も見られました。
でも、その姿を見て、ふと思い出しました。
今のオール会津の3年生たちも、最初は同じだったことを。
違う学校、違う地域から集まった選手たち。
最初はお互いの名前を覚えることから始まり、声をかけることさえぎこちなかった。
それでも、何度も練習を重ね、失敗し、悔しい思いをし、時には涙を流しながら、少しずつ心の距離を縮めていきました。
いつしか学校の違いも、住んでいる地域も関係なくなり、同じ目標に向かって本気で努力する仲間になっていました。
苦しい場面でも声をかけ合い、仲間を信じ、最後まで集中力を切らさず戦い抜く。
一人では乗り越えられなかった壁も、仲間がいたから乗り越えられた。
そして気がつけば、どこにも負けない団結力を持った、最高のチームになっていました。
最初から強かったわけではありません。
最初から最高の仲間だったわけでもありません。
一緒に流した汗、悔し涙、喜び、そして同じ夢を追いかけた時間が、かけがえのない仲間をつくってくれたのだと思います。
だからこそ、今の新チームにも伝えたい。
今はまだ、うまく声をかけられなくてもいい。
今はまだ、遠慮してしまってもいい。
でも、勇気を出して一歩踏み出してほしい。
自分から声をかけること。
仲間の声に応えること。
失敗を恐れず挑戦すること。
そして、仲間を信じること。
その小さな積み重ねが、いつか大きな団結力に変わっていくはずです。
何より伝えたいのは、「できることをやらずに、後悔だけはしてほしくない」ということ。
あのとき、もっと声を出していれば。
あのとき、もっと練習していれば。
あのとき、勇気を出して仲間に声をかけていれば。
そんな後悔を残してほしくありません。
結果がどうなるかは、誰にもわかりません。
でも、自分にできることを精一杯やり切ることは、誰にでもできるはずです。
失敗したことよりも、挑戦しなかったことを後悔してほしくない。
勝っても負けても、最後に胸を張って「自分たちはやり切った」と言えるチームになってほしいと思います。
少子化が進み、一つの学校だけではチームをつくることさえ難しい時代。
それでも、ソフトボールが大好きな子どもたちがいる。
遠く離れていても、同じ目標に向かって頑張ろうとする仲間がいる。
そして、その挑戦を支えてくださる家族や指導者の皆さんがいる。
この出会いも、この環境も、決して当たり前ではありません。
学校は違っても、ユニフォームが違っても、目指す場所は同じ。
今回、藤間中学校の皆さんと出会えたことも、きっと子どもたちにとって大きな財産になるはずです。
先輩たちが築いてきたオール会津の歴史。
その歴史は、勝利の記録だけではなく、仲間を信じ、努力を重ねてきた日々の積み重ねです。
今度は新しい仲間たちと、新しい物語をつくってほしい。
今はまだ、ぎこちない新チーム。
でも、いつの日か今日の練習を振り返り、笑い合える日が来ると信じています。
最高の仲間は、最初からいるものではなく、共に努力し、共に乗り越えた時間の中で生まれるもの。
新人戦までの限られた時間。
だからこそ、一日一日を大切に。
仲間を信じ、自分を信じ、今できることを全力で。
「あのとき、やっておけばよかった」ではなく、「あのとき、やれることは全部やった」と言えるように。
新生オール会津と藤間中学校。
新しい仲間たちの挑戦が始まります。
遠方から送迎してくださるご家族の皆様、熱心にご指導くださる先生方、そして後輩たちのために力を貸してくれる3年生の皆さん、本当にありがとうございます。
子どもたちの可能性を信じ、これからも温かく見守っていきたいと思います。
がんばれ、新生ALL AIZU・藤間中学校!
~仲間を信じて、できることをすべてやり切ろう。後悔のない、その先の景色へ。~




