「生きて。それだけでいい。」

「20歳まで生きられるかわからない」と告げられた息子は、21歳になりました。何度も命の危機を越えた20年と、母として泣き、怒り、それでも歩き続けた日々を一冊の本にしました。原稿は完成しています。あと一歩、製本するための費用が足りません。どうか、この本を世に送り出す力を貸してください。

現在の支援総額

168,150円

60%

目標金額は280,000円

支援者数

9人

募集終了まで残り

42日

「生きて。それだけでいい。」

現在の支援総額

168,150円

60%達成

あと 42日

目標金額280,000円

支援者数9人

「20歳まで生きられるかわからない」と告げられた息子は、21歳になりました。何度も命の危機を越えた20年と、母として泣き、怒り、それでも歩き続けた日々を一冊の本にしました。原稿は完成しています。あと一歩、製本するための費用が足りません。どうか、この本を世に送り出す力を貸してください。

人間には、想像する力があるはずなのに。

人間という生き物は、不思議なものです。

地球が誕生してから約46億年。

その長い歴史から見れば、私たち人間が生きている時間など、ほんの一瞬にすぎません。

それなのに、人間は争い、奪い合い、地球の資源を使い続け、自分たちが暮らす環境さえ壊そうとしています。

人間は知恵を持っています。

言葉を使い、話し合い、情報を集め、未来を予測することもできます。

しかし、これほど科学技術が進歩しても、戦争はなくなりません。核兵器も地雷もなくなりません。

話し合うことができるのに、なぜ争い続けるのでしょうか。

私は、人間が必ずしも互いを理解し合えるとは思っていません。

価値観も、生まれ育った環境も、経験してきたことも違うのですから、すべてを理解することなど不可能でしょう。

けれど、理解できないことと、尊重できないことは別だと思うのです。

例えば、明日から車椅子で生活することになったら。

自宅の玄関から外へ出られるでしょうか。

近所のスーパーで買い物ができるでしょうか。

外出先で安心してトイレを使えるでしょうか。

これまでと同じように働けるでしょうか。

実際に経験しなければ分からないことは、たくさんあります。

しかし、経験していなくても、想像することはできます。

調べることもできます。

当事者の声に耳を傾けることもできます。

そして、何が不便なのか、何が必要なのかを知ることができます。

それなのに、なぜ私たちは、自分に関係のないことには無関心になってしまうのでしょうか。

病気や障害のある人の暮らしも、家族が抱える困難も、医療現場で起きていることも、誰か一部の人だけの問題なのでしょうか。

私はそうは思いません。

そして、こうした無関心は、決して他人だけの問題ではありません。

私自身も、知らないことが山ほどあります。

気づかないうちに、誰かの困難を見過ごしているかもしれません。

だからこそ、自分自身にも問い続けたいのです。

知らないことを、知らないままで済ませていないだろうか。

自分とは違う誰かの人生を、想像しようとしているだろうか。

私が『この一瞬に生きて』を書いたのは、誰かを感動させたいからではありません。

私たちが当たり前だと思っている社会や、生き方について、もう一度考えてほしいからです。

この本は、私自身を含めた、すべての人間への問いかけでもあります。

人間には、想像する力があります。

その力を使うかどうかは、私たち一人ひとりに委ねられています。

あなたは今日、自分とは違う誰かの人生を、想像したでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

『この一瞬に生きて』の出版を目指すクラウドファンディングは、11月28日まで続きます。

この本を世に送り出すために、引き続きお力添えをいただけましたら幸いです。

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