本日9月28日、せいわ保育園の園児たちが近くの畑で芋ほり体験を行いました。
土と触れる機会が減ってきた現代、土や砂に触れないという子が少しずつ増えてきているという話があります。幼児期に土に触れることで五感が刺激され様々な抵抗力を養うことができたり、脳を刺激し想像力や発想力が養われるともいわれています。
もちろん、せいわ保育園の園児はみんな泥んこ遊びが大好きです。芋ほりの際に出てきたミミズやトカゲ、ダンゴムシに大喜び。
ある子は、「トカゲにあげる!」と保育園で保護されているトカゲのために虫を捕まえたり、芋の葉っぱを集める子もいます。決して教科書などで教えているわけではありません。それでも3歳にも満たない子どもたちは動物や自然について自分たちで理解し始めているのです。
日々のこうした光景から、身近に動物や自然と触れ合える環境があることがいかに重要かということを私たちが子どもたちから学んでいます。
私たちは、子ども達の将来、地球の未来を守るためには、その未来を生きる子どもたちに地球や自然のすばらしさ、重要性を伝えていかなければいけないと思っていました。
しかし、子どもたちの様子を見ていると彼らは本能的にそれがすでに分かっているように思えてなりません。先入観や固定観念、「常識」とされるものにとらわれ本当に大切なものを忘れてしまったのは私たち大人の方かもしれません。
子どもたちが自然に触れ、自然から学び、大人はその子どもたちから本当に大切なことを改めて気付かされる。そんな環境の中で子ども達と素晴らしい時間が過ごせること本当に幸せに思います。
ありがとうございます。
一般社団法人A.I.S 代表理事 宮嶋 将