
40周年記念誌の制作に向けたクラウドファンディングも残り10日。
現在の達成率は69%です。
最初は遥か遠くに感じていた目標が、少しずつ見えるところまで来ました。
ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
とはいえ、今回は目標額に達しなければ成立しない「All-or-Nothing方式」での挑戦です。
最後の日まで、飛生の40年を振り返りながら、この場所に残ってきたものをひとつずつ紹介していきたいと思います。
第8回は、2016年。
「黒い鳥を迎えるための巣ができた。」
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2012年から、飛生の森では「Tupiu=黒い鳥」が存在するという物語を手掛かりに、森そのものをひとつの世界としてつくり始めました。
森の住人の家ができ、塔が立ち、窯や畑が生まれる。
けれど、最初から「黒い鳥の作品をつくろう」と決めていたわけではありません。
森づくりを続け、道ができ、森が再び活力を取り戻してくるうちに、僕たちはこの森に作品を「置く」のではなく、この森だからこそ生まれるものは何なのかを考えるようになっていきます。
やがて、
「ここには、黒い鳥を迎える場所が必要なのではないか。」
そんな感覚が、少しずつ立ち上がってきました。
人の手でつくっているはずなのに、どこか、自分たちがつくらされているような。
森に導かれるように、必要なものがひとつずつ形になっていく。
そんな感覚があったように思います。
そして2016年、森の中に大きな巣が現れました。
Tupiu NEST。
見えないものの存在を、少しだけ感じてもらうための場所。
黒い鳥の気配が、確かに森に息づき始めました。
今回の40周年記念誌では、こうした出来事や写真、関わってきた人たちの声を一冊にまとめます。
クラウドファンディングは残り10日。



