
ただいま、飛生アートコミュニティー40周年記念誌の制作に向けて、クラウドファンディングを実施しています。
残り11日。現在の達成率は62%です。
第7回は、2015年。
「作品そのものが、関わった人の誇りになる。」
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2015年、飛生芸術祭に新たなアーティストとして淺井裕介さんを迎えました。
淺井さんが飛生の森で制作したのは、その土地で採れた土を使って描く大きな壁画《種を食べた獣》。
淺井さんの泥絵は、それまで展示が終われば消されるものも多く、その場所、その時間にしか存在しないことも作品の大切な要素でした。
そんな淺井さんの作品が、飛生では森の中に残ることになります。
しかも、この作品をつくったのは淺井さん一人ではありません。
飛生の土を集め、色をつくり、森づくりのメンバーをはじめ、そこに集まった多くの人たちが制作に参加しました。
そして作品の中には、制作に関わった人たちの手形や名前も残されています。
完成した作品を眺めながら、
「自分も、この作品をつくった一人なんだ。」
そう言える人が、この場所にはたくさんいる。
作品は、アーティストだけのものではなく、関わった人それぞれの記憶となり、ときには誇りにもなっていく。
それまで、みんなで森そのものをつくってきた飛生で、今度はひとつの作品を一緒につくる。
アートと人との関わり方が、またひとつ広がった出来事だったように思います。
《種を食べた獣》は現在も飛生の森に残り、この場所を象徴する風景のひとつになっています。
今回の40周年記念誌では、こうした出来事や写真、関わってきた人たちの声を一冊にまとめます。
クラウドファンディングは残り11日。



