
40周年記念誌の制作に向けたクラウドファンディングは、目標金額を達成しました。
たくさんのご支援、本当にありがとうございます。
現在は、より充実した一冊を目指して、引き続きご支援をお願いしております。
第13回は、2019年。
「黒い鳥が、輪郭をもった。」
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2012年から、飛生の森では「Tupiu=黒い鳥」が存在するという物語を手掛かりに、森そのものをひとつの世界としてつくってきました。
森の住人の家ができ、塔が立ち、窯や畑が生まれる。
2016年には黒い鳥を迎えるための《Tupiu NEST》がつくられ、翌2017年には巣の中に卵が現れました。
黒い鳥そのものを見せるのではなく、巣や卵、羽などを通して、見えない存在の気配を森の中に少しずつ立ち上げていく。
そんな物語が、何年もの時間をかけて育っていきました。
そして2019年。
国松希根太さんと小助川裕康さんによる、流木でつくられた大きなゲート
《Tupiu》
が森の入口に現れました。
ずっと語られてきた黒い鳥が、ここでひとつの輪郭を持ちました。
飛生では、森や作品そのものが時間とともに変化していくこと、それすらも含めて作品と考えています。
2019年、《Tupiu》が現れたことで、飛生の森は最初の到達点を迎えます。
そしてそこから、作品は少しずつ朽ち、崩れ、ゆっくりと森へ還っていくことになります。
まるで、作品が少しずつ森の一部へ戻っていくように。
今回の40周年記念誌では、こうした出来事や写真、関わってきた人たちの声を一冊にまとめます。
より充実した一冊にしていくために、クラウドファンディングでは引き続きご支援をお願いしております。



