
ブッチー武者です。今日は、今回の舞台の原作になった絵本のお話をします。
『とかげのアンソニー(大人のための絵本)』は、2019年に星和書店から出版された絵本です。作・絵は小林博子先生。小田原市の「ひまわりメンタルクリニック」の院長で、30年にわたり認知症を診てこられた精神科医です。老年精神医学の専門医であり、認知症サポート医でもある、まさにこの分野のオーソリティです。
物語の主人公は、認知症のお母さんを介護する、とかげのアンソニー。辛い思いをしていたアンソニーの前に、ある日、魔法使いが現れ、毒入りの小瓶を渡します。認知症のご本人と、介護するご家族を応援するために、専門医が心を込めてつくった寓話です。
私はこの絵本を、人間が人間を演じる約1時間半の芝居に脚色しました。演出家や脚本家とは、絵本がいちばん大切にしているものを損なわず、子どもが感動し、大人が観ても「いい作品だ」と思える舞台にしよう、と話し合いを重ねています。
トークライブには図書館関係の方も多く参加してくださいました。図書館には子どものコーナーがありますよね。ぜひ絵本の『とかげのアンソニー』を手に取って、原点を知ったうえで私たちの舞台を観てください。そして遠慮なく、批評していただければと思います。
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