今回で、連載も最終回です!お付き合いありがとうございました。10回に渡って、FOUR LEAF SOUNDがかかげている「リアルな等身大」について語らせてもらったのですが、FOUR LEAF SOUNDの音楽を通して発信していきたいメッセージは、簡潔に言うと1つで、それは、「あなたが必要です」ということです。誰かのように振る舞った「あなた」でもなく気を使って本来の色が出ていない「あなた」でもなく「リアルな等身大」の「あなた」が必要なんです、というメッセージ。それはきっと、「全ての人が、生まれながらにして特別な存在で、全ての人が、意味があって存在している」って言う、めちゃ綺麗ごとではあるけど、全ての人に「価値」があることを、信じているからだと思う。おぼろげに描いているビジョンがあって、それは、世界が、大きな1つのパズルみたいになっていて、1つ1つのピースが「人」。そして、それぞれが世界に1つしかない形になっている。同じ形のピースは存在しないから、隣のピースとつながることが出来るのは、そのピースだけ。だから、もし、1人の人が、本来の自分とは違う形になっていたとしたら、その人がハマるはずだった場所は、ずっと空席のままで、その絵は、ずっと完成しない。。この、どこか欠けているような状態が、今の日本社会を見るとき、結構、至るところで起きているような気がするのです。欠けているが故に不具合を起こしていて、そしてこの不具合が、また別の不具合を起こしてしまっていたりして。。人材は宝。Your absence hurts in many ways…世界で1人しかいない「その人」が、もし「その人自身を全う」できていないとしたら。。全然違う場所に、無理矢理はまろうとしていたり、場所はあってるけど、ちょっと形が違って、はまりきれてなかったり。。それは、本人だけではなく、周りにも影響を与えていると思うのです。自分が、日本帰国後、「自分らしくいるべきだ!」と奮い立たされたきっかけは、実はお相撲で、おばあちゃんと時間を過ごしたくて、よくお相撲を、TVで一緒に観ていた時期があって、その時に、自分の道を全うしている白鵬の姿に、ハッとした。1つの道を全うする時、それは、自分だけでなく、いろんな人の blessing=祝福になっていくんだ。。と。。中途半端に生きている自分に、「このままではダメだ」と思った。お相撲の世界もいろいろ黒い話が尽きないけど。。でも、彼らの「その道を全う」している姿が、私を奮い立たせてくれた。自分の中にある情熱を全うしていくことが、周りへの責任なんだ、とも感じた。FOUR LEAF SOUNDは、1人の人の夢やビジョンが、現実になっていくことが、社会全体の blessing=祝福になると信じています。イチローが、もし「イチロー」であることよりも、他の誰かのように生きることを選んでいたとしたら、彼が、国を超えてもたらした感動はなかった。。岡本太郎が、岡本太郎らしく生きなかったとしたら、吉田美和が、吉田美和らしく生きる道を選ばなかったら。。彼らが「特別」だとは、私は思わない。でも、自分たちに与えられている「使命」を信じて、全うしているから、だからすごいと思う。1人の人が、その「使命」を全うすることは、社会全体を祝福する。もし「使命」に生きることを選ばなかったとしたら、どこかでそれは、社会全体の損失になると思うのです。だから、「あなたが必要です」というメッセージを発信していきたい。人生を「リアルな等身大」で、全うする人たちを、応援していきたい。自分も、そういう人たちと一緒に頑張って生きていきたい。もし埋もれてしまっている人がいたら、その人と一緒に踏ん張りたい。日本帰国後、私は、自分自身に「価値」を見出せなかった。だからその「価値」を自分らしくない形で、頑張って埋めようとしていて、空回りだった。。「リアルな等身大」で生きるということは、自分にある「価値」を認識することとつながってると思う。「あなたには、価値がある」FOUR LEA FSOUNDは、全ての人に尊い「価値」があることを、伝え続けていきたい。その人だからこそ放つことのできる輝きがある。そして、その輝きを、周りも必要としている。。本プロジェクトのタイトル「アメリカ仕込みのJAZZYでHIPHOPな「歌う詩人」。無料ツアーで言葉を届けたい。」の「お届けしたい言葉」は、「あなた」には代わりはいないから、「あなた」が必要なのです。「あなた」には価値がある。です。いよいよ10日後から始まるツアー。このメッセージを携えて、ポエトリーソウルを全うできるように、何よりも、自分自身が、この連載で語ったことを実行していけるように、FOUR LEAF SOUNDを、引き続き頑張りたいと思います。ツアー先でみなさんにお会いできることを、楽しみにしています♪連載おつきあいありがとうございました!そして、後6日ですが、まだまだご支援頂けるように、発信を頑張っていきたいと思います。歩くhttps://fourleafsound.bandcamp.com/track/aruku本プロジェクトで先行販売中の "38 fourleaf MASHUP。" にも収録している曲。いろんな空の下を、いろんな呼吸を刻んで歩いて行こう。。という曲です。関連記事:【連載1】「リアルな等身大」で、夢やビジョンをもって一緒に生きていきたい。【連載2】お互いの「リアルな等身大」を楽しみたい。【連載3】お互いの「リアルな等身大」で励まし合いたい。【連載4】「ありのまま」に戻れる場所になりたい。【連載5】「恐れ」から自由に生きるコミュニテイを作りたい。【連載6】「リアルな等身大」押しには、こんな理由もあるのです。【連載7】「リアルな等身大」の輝きをもっと見ていきたい。【連載8】「リアルな等身大」でお互いを分かち合っていきたい。【連載9】「リアルな等身大」で生き方の「幅」を作っていきたい。
みなさんのご支援と応援のおかげで、先日、無事目標を達成できました!ツアーの成功に向けて、引き続き頑張ります。FOUR LEAF SOUNDの小さな一歩を共に歩んでいただき、ホントにありがとうございます。ここ数日は連載記事を書く時間をとれなくて、連載の間が空いてしまいました。1人操業の痛いところ。。連載も後2回。おつき合いください。8回にわたって「リアルな等身大」の、めちゃ主観的な記事を書いてきた訳ですが、自分なりにいろいろ考える中で、「リアルな等身大」と「自分勝手に」生きることの違いって何なのかな。。と思った。そこの境目って、すごく曖昧だし、周りの人の受け止め方でも、随分変わる。。私自身はアメリカナイズされているので、周りからみると「自分勝手だ」と映る部分もあるのかもしれない。でも、自分の中には、「リアルな等身大」と「自分勝手」の境目は、結構はっきりとあって、それは、周りへの「思いやり」を持てているかどうか。。その「思いやり」の示し方も人それぞれだから、また難しい訳だけど。。「思いやり」。周りの人たちに自分の「心」を向けられているかどうか。。「これが自分の等身大だから」と言って、周りの人に無関心に振る舞うことは、FOUR LEAF SOUNDがプロモートしたい「リアルな等身大」とは少し違う。かと言って、「空気を読みすぎる」振る舞いは、「リアルな等身大」から離れる訳で。。自分の「心」に正直に在りつつも、周りへの「思いやり」を持っていること。このバランスはその時々で変わるし、いつも「思いやり」を向けられる「余裕」がある訳ではないから、難しいんだけれど。。よく思うのは、「思いやり」を向けることと、「気を使う」ことは違うなってこと。「気を使う」動機は「どう思われるか」を気にした「恐れ」のような気がして、結局、「気を使う」行為の真ん中にいるのは、相手ではなくて、「こう思われるのが嫌だから」っていう、気を使ったその人自身のような感じがするのです。でも「思いやり」を向けるとき、真ん中には「相手」が据えられていて、相手をリスペクトした上で、その人のために、自分に何ができるかな。。っていう思考になる気がする。。動機が「自分中心」か、「相手中心」か。。の違いかな。。めちゃ勝手な主観だけど。。そして、ただ、その人のことを「思っている」だけなので、気疲れをしない。「思いやり」を忘れず「リアルな等身大」でいられたらいいな。。って思うわけだけど。。この記事を書きながら、自分にとって「リアルな等身大」でいることは、周りへの「思いやり」の現れであることにも気づくのです。1人の人が「リアルな等身大」で「自分らしく」いる時、周りにも「自分らしく」いられる「幅」を許すなって思う。自分が「自分らしく」あることで、相手にも、自分の「心」に正直にいていいんだよって、空気感を流す気がしていて。。場が和むというか。。「気を使わなきゃ」って緊張感から解放される感じがするのです。逆に、あまり「等身大」でない人といると、私も「いろいろ気を使わなきゃ」って思ってしまって、「気の使い合い」でお互いが疲れてしまう気がする。一緒にいる相手に、「自分らしく」自由に楽しくいてもらいたいから、自分も「等身大」でいよう。。って思うのです。またアメリカと日本の比較になっちゃうけど、日本社会ではこの「自分らしく」いられる「幅」が、アメリカと比べると、あまりなくて、だから疲れてしまう気がする。アメリカは「みんな違う」前提から始まる国だから、人の「価値観」や「生き方」に対して「それおかしいよ」みたいなことって、(誰かを傷つけてる場合じゃない限り)ほとんど聞いたことがないし、程度の違いはありつつも、基本「自分らしく」生きりゃあいいんじゃんって、個人の在り方にリスペクトを持ってる。渡米して、レストランとかで、サービスの悪さにビックリした日本人は多いかと思うんだけど、日本のように、「自分」を低くしたり、自分の「個性」を犠牲にしてまで働くっていう意識は、アメリカの社会には基本ないので、まぁ、いろいろ問題はありつつも、日本で感じる「自分らしく」いることが難しいような、精神的な疲労やプレッシャーはほとんどなかった。FOUR LEAF SOUNDの活動を通して、自分が帰国後「生きづらい」と感じたものを、少しでも変えていきたい。普段の生活を、もう少し「自分らしく」のびのびと生きられたらいいな。。って思う。「思いやり」と「リアルな等身大」を通して、「自分らしく生きていいんだ」と、人それぞれが本来持っているはずの、「生き方の幅」を解放していきたい。今からの時代は、「みんな同じように」ロボットみたいに働いて、大量生産をしていく時代ではないし、そういうことは、本家のロボットにどんどん置き換わっていくから、人間は、人間らしく。敷かれたレールからはみ出しまくって、不器用に生きていったらいいじゃないか、と自分自身にも思う。それぞれが「リアルな等身大」で、多様な「幅」を持った生き方をして、もっと自由に、もっとクリエイティブに、共存していけたら、日本の社会はもっと豊かになるんじゃないか。。と思うのです。愛の模様「あなたのストーリーが聞きたい」その「ストーリー」が私にも必要だから。。っていう曲です。みんなでお互いの「自分らしい」人生のストーリーを分かち合っていきたいな。。https://fourleafsound.bandcamp.com/track/aino-moyo関連記事:【連載1】「リアルな等身大」で、夢やビジョンをもって一緒に生きていきたい。【連載2】お互いの「リアルな等身大」を楽しみたい。【連載3】お互いの「リアルな等身大」で励まし合いたい。【連載4】「ありのまま」に戻れる場所になりたい。【連載5】「恐れ」から自由に生きるコミュニテイを作りたい。【連載6】「リアルな等身大」押しには、こんな理由もあるのです。【連載7】「リアルな等身大」の輝きをもっと見ていきたい。【連載8】「リアルな等身大」でお互いを分かち合っていきたい。
昨晩、目標金額を達成しました!お一人お一人のご支援が、経済面の支えだけでなく、心の支えにもなっています。追加目標とリターンについても、検討に入っていますが、後8日だけなので、どうなのかな。。と思いつつ。。でも、1つ目標に加えたいと思っていることはあるので、決まりましたらまた報告させてもらいます。2週間後から始まるツアーも、FOUR LEAF SOUNDのポエトリーソウルを楽しんでいただけるように、引き続き準備をしていきたいと思います。ライブ会場でみなさんにお会いできたらいいな。。とも思っています。ご都合合えば、ぜひ!
ツアー詳細はこちらでご覧頂けます。東京日程は今のところこんな感じです!ぜひ遊びにきてね〜。03. 12. 2019 (火) @ Ark Hills CafeOPEN: 19:00/START: 19:30 03. 15. 2019 (金) @ Cafe&Bar TimeOPEN/ START:未定。 03. 16. 2019 (土) @ bar nasaOPEN:19:00/ START:19:30
日本で働いてみて、不思議に思ったことがある。何か問題があっても、誰も何も言わないこと。少し話し合うだけで、仕事効率がもっと上がるのに。。もっとお客さまに良いものが提供できるのに。。職場の人間関係も、もう少し楽になるのにな。。と思うこともあった。アメリカじゃ考えられないことなので、ずっと疑問だったけど、和を重んじる思いからきていたり、嫌われたくないってことだったり、面倒臭かったり、時間をかけられなかったり。。理由はいろいろあるんだろうな。。と、今ではなんとなくわかる。でもホントはみんなそれぞれ、すごく良いアイデアや思いを持っていたりするし、少し話すだけで、こじれた関係が、些細な行き違いから起きていたことがわかったりもする。内に秘めたままでいるなんて、すごくもったいないなと思うのです。アメリカでは、小さいころから「話し合う」ことを学校でも家庭でも行うから、自分の考えや思いを「伝えたり」、相手の言葉を「聞く」訓練が、日本人よりもできている。大学の授業でも、質問やディスカッションをしながら授業が進んでいく。優秀な生徒ほど、自分の意見を持っているので、教授の発言に対して疑問を投げかけることは、よく見る光景だった。教育の中心に「ディスカッション」が置かれている感じかな。。アメリカから発信される音楽や映画、新しいWebサービス等が魅力的なことも、「話し合いながら、より良いものを構築する」土壌があるからだと思う。ドラマの脚本1つとっても、1人の人が全てを書くってことは、あんま見かけない。1エピソードの制作に、何人かのライターがチームを組んで、話し合いながらアイデアを積み上げていく。だから、風通しも良いし、良く練られているものが多い。FOUR LEAF SOUNDも、そういうプロダクションを目指していて、私、Murabayashiを中心としたプロジェクトではあるけど、誰かに作業や業務をお願いするときは、その人が感じたことや考えていることを、プロジェクトの大切なアセットとして考えてる。最終決定は、もちろん私がするのだけれど、チームの1人1人が「リアルな等身大」で、ちゃんと「機能」していることが、よりよい作品や音楽活動を生んでいく財産だと信じています。遠慮して意見をシェア出来ていなかったり、アイデアをプルバックしていたりすると、もっと良い作品が生まれていたかもしれない可能性が、そこでなくなってしまう気がするのです。マクドナルド再建で、新しい社長が行ったことは、トップダウンの経営から、社員1人ひとりのアイデアを大切にする方針に変えたことだった。そこからのマクドナルドのV字回復はご存知の通りで。。より良いものを発信しようと思うと、チームの1人1人が「リアルな等身大」でその人自身を稼働させていることが欠かせないんだなと思う。FOUR LEAF SOUNDが、「リアルな等身大」を応援したい大きな理由は、もっとお互いが内に秘めているものを、みんなでシェアしていけたらいいのになと思ったことが大きい。職場でも家庭でも、それが足りていない故に、互いへの不信感が生まれていたり、不具合が生じていたりする気がする。みんな、口を開けば、たくさんの思いや考えが溢れてくる。「この人、こんなこと思ってたんだ。。」お互いのそういう事を「知る」だけで、関係が縮まるし、チームのつながりも強くなる。どこかで聞いたフレーズではなく、「リアルな等身大」から出てくる言葉が聞きたいな。。と思うのです。「どう思われるか」を気にした会話ではなく、「その人自身」が見えるような「有機的な会話」って、すぐに何かが変わる訳ではないかもしれないけど、でも、何かを変えたり動かしたりする力がある気がする。もっと、話をしたい。いろんなことを分かち合っていきたい。上手に話す必要はないし、話したことに対して、答えを出す必要もない。同意する必要もない。自分が感じたことや思うことを、「シェアする」行為が大切だなと思うのです。そこから、何かが生まれると信じているから。。FOUR LEAF SOUNDの活動を通して、互いが互いのアイデアや思いを分かち合える土壌を構築していきたい。その始まりが、「リアルな等身大」でいることだと思う。「話すことなんてない」と思った自分から、言葉が溢れ出すまで。。大丈夫この曲が生まれた瞬間は今でも忘れない。「大丈夫」の言葉の力強さ。その1言で、また自分らしく歩んでいける。。「大丈夫」のメッセージをFOUR LEAF SOUNDで発信していきたいな。。関連記事:【連載1】「リアルな等身大」で、夢やビジョンをもって一緒に生きていきたい。【連載2】お互いの「リアルな等身大」を楽しみたい。【連載3】お互いの「リアルな等身大」で励まし合いたい。【連載4】「ありのまま」に戻れる場所になりたい。【連載5】「恐れ」から自由に生きるコミュニテイを作りたい。【連載6】「リアルな等身大」押しには、こんな理由もあるのです。【連載7】「リアルな等身大」の輝きをもっと見ていきたい。【連載9】「リアルな等身大」で生き方の「幅」を作っていきたい。【連載10】「リアルな等身大」の「あなたが必要です」と伝え続けたい。