T&N Officeでは、中小企業の営業活動を支援するAIサービスの開発を進めています。AIを営業に使うと聞くと、「見込み客を探して、営業文を作って、そのまま自動で送ってくれる」そんな仕組みをイメージされる方もいるかもしれません。確かに、AIを使えば自動化できる範囲は、これからさらに広がっていくと思います。でも、T&N Officeでは、「できるだけ全部自動化すること」そのものをゴールにはしていません。たとえば、AIが営業文の草案を作る。ここまでは、AIが支援できる部分です。しかし、その文章を本当に相手へ送っていいのか。相手との関係性はどうか。伝え方に問題はないか。失礼な表現になっていないか。そもそも、今連絡するべき相手なのか。こうした最後の判断まで、すべてAIに任せていいのか。私は、まだそうは考えていません。だから、営業支援の仕組みを考えるときも、AIが支援する。人が確認する。人が判断する。という境界を大切にしています。これは、AIの能力を制限したいからではありません。むしろAIが便利になり、できることが増えるほど、「どこまで任せるのか」を人間側が決めることが重要になると考えているからです。昨日の活動報告では、「作ること」と「届けること」は別だと書きました。これは営業でも同じかもしれません。営業文を作ることができても、ただ大量に届ければいいわけではない。その先には必ず、受け取る人がいます。だから、「自動化できるか」だけではなく、「自動化するべきか」まで考える。T&N Officeでは、そんなAIの使い方を目指しています。AIに任せた方がいい仕事。人が確認した方がいい仕事。そして、人が判断しなければならない仕事。この境界線については、これからAIが仕事の中に入っていくほど、もっと重要になると思っています。明日は、この続きをもう少し広げて、「AIに任せたい仕事と、人間に残したい判断」について書いてみます。完成した機能だけではなく、「なぜそういう設計にしているのか」も、この活動報告で少しずつお伝えしていきます。T&N Office




