10月14日、対話型ボードゲーム「マイウェルツリー」を
FBC福井放送の番組「カケル未来」で紹介していただきました。
取材をしてくださったのは、アナウンサーの川島さんです。
私たちの活動を約2年にわたって追いかけてくださいました。
ウェルビーイングについて一緒に話したり、福井大学での授業やテストプレイを見に来てくださったり、敦賀まで足を運んでくださったり。
長い時間をかけて、私たちの取り組みを見つめてくださいました。
放送の枠は6分間。その短い時間に、ゲームのことや、参加してくださった方の様子、私が込めた思いをぎゅっと詰め込んでくださいました。
6分の放送に込められた、たくさんの時間放送後、川島さんとお話しする機会がありました。
6分という時間の中で、何を伝えるかをとても悩まれたこと。
そして、「ゲームをするとどうなるのか」まで放送に入れられなかったことが心残りだったと聞きました。
その言葉を聞いて、ありがたい気持ちとともに、私自身も改めて考えました。
マイウェルツリーを体験すると、何が起こるのだろう。
このゲームを通して、どんな幸福実感が生まれるのかな。

幸せを教えるのではなく、自分の幸せに気づく入口に。
マイウェルツリーのパッケージには、「世界一優しいウェルビーイングの入り口」と書いてあります。
このゲームは、「これが幸せです」と答えを教えるものではありません。
遊びながら、自分にとってうれしいことや心地よいこと、大切にしたいものに気づいていく。そのきっかけになれたらと思ってつくりました。
ゲームをした方からは「自分のことをそうやって褒めてもらうのが心地よかった」「相手の話を初めて聞いた」といった感想をいただくことがあります。
何を幸せと感じるかは、人によって違います。
だからこそ、ゲームを通して見つかるものも一人ひとり違います。
最初から「このゲームをすると幸せになれます」と伝えてしまうと、かえってウェルビーイングを難しく感じさせてしまうかもしれません。
まずは遊んでみて、自分の中に生まれた感覚や疑問を大切にしてもらえたらと思っています。
「どうしてこれが幸せなの?」という疑問も、入口のひとつ「これってうれしい」と素直に感じることも、「どうしてこれが幸せなんだろう」と考えることも、どちらも自分の幸せを見つめる入口です。
テレビを見て、「結局、このゲームのどこで幸福を感じるんだろう」と思った方がいたとしたら、その疑問も大切な始まりなのだと思います。
誰かに答えを決めてもらうのではなく、自分の感覚に目を向ける。
そこから、その人なりの幸福実感が見えてくることがあります。
ゲームを体験してくださる方と過ごす中で、私は、人と人との対話が深まっていく瞬間を何度も見てきました。
ゲームがあることで共通の言葉が生まれ、「この人ともっと話してみたい」と思うきっかけになることもあります。
放送をきっかけに、また広がる対話放送後、出かけた先で「見ましたよ」と声をかけていただくことが増えました。
番組を通してマイウェルツリーを知ってくださった方がいることを、とてもうれしく感じています。
6分の放送のために、川島さんをはじめ、関わってくださった方々が重ねてくださった時間と力。その一つひとつに、心から感謝しています。
今回の放送は、マイウェルツリーを知っていただく機会であると同時に、私自身が「このゲームを通して何を届けたいのか」を考え直すきっかけにもなりました。
マイウェルツリーが、一人ひとりの幸せに気づく入口となり、人と人が新しい対話を始めるきっかけになっていく。
そんな場を、これからも各地でつくっていきたいと思います。




