「対話型ボードゲーム」と聞くと、話し上手になる道具を思い浮かべるかもしれません。でも「マイウェルツリー」がまず大切にしているのは、話すことより聴くことです。そして、聴くことと同じくらい大切にしているのが、問いに対して答えを「パスできる」こと。答えにくかったり、答えたくない問いには答えなくていい。言葉に詰まったら、パスしていい。「パスタイル」と名付け、お守りのように使ってもらいます。問いに答えが返ってこないと、つい「なぜ答えないのだろう?」と考えてしまいがちです。けれど、そこには理由があるはずです。問いそのものが難しいのかもしれません。問い方に、少し圧があったのかもしれません。先日、出展させていただいた横浜でのゲームイベントでのテストプレイで、パスタイルについてこんな感想をいただきました。「問われると、何か答えなきゃと思ってしまう。パスしたり『うまく言葉にできない』と言えたりする逃げ道があって、とても安心できた」。ご感想をいただいた方は、話すのが苦手な方ではありません。それでも、安心と感じたそうです。--スムーズな会話が良い会話とは限りません。スムーズさは、対話の中の「過程」の1つです。本当の目的は、お互いを理解し進んだり立ち止まること、変わるきっかけをつかんだりと、行動につながること。対話型ボードゲーム『マイウェルツリー』で準備したパスタイルは、答えないことをひとつの意思表示です。みなさんの周囲に、なかなか対話が進まない場面がありましたら、対話型ボードゲーム『マイウェルツリー』がお役に立てるかもしれません。SNS等で、一緒に広めていただけると嬉しいです。



