2018/10/28 10:32
右利き・左利きはプリントTIPSで解決!

こんにちは、東方です。

今日紹介するのは、開発中のアタッチメントを、左利き用にするプリントテクニックです。

私も、中村名人も右利きなので、アタッチメントは右手で使うことが前提の設計になっています。


写真:青で丸をしたところがスイッチ。親指で使う設計。

こうなると左利きの自分にとっては使いにくい…とおっしゃる方もおられるであろうということは想定済み。

そこで、プリントテクニックの左右反転です。

3Dプリントのオペをするときの状態です。文字が見えていますね。

ミラーの機能を使うと…

左右反転しました。文字を埋め込んでいた部分が、スイッチを埋め込む部分に変わったのがわかると思います。

まぁ、データの時点でミラー化してしまっても良いのですが…そこは、CADオペ/3Dプリントオペの好みですかね(笑)。

私の場合は、このオペレータ作業の時点で工夫していろいろ変えることが多いです。

プリントすると、こんな感じ。上が反転させたあとのもの、下が反転させる前のものです。

開発の終わりを決めて、世に問うことを始めるのもスキル

ということでこのアタッチメント、支援者様の利き手に応じてプリントいたします!

かゆいところに手が届く!すごい!

自画自賛はともかく(笑)、3Dプリンターがワンオフ品の作成や、カスタマイズ品の作成に優れているというのは、こういうことだと思っています。もちろん設計の段階で万人が使えるようにする、というのは念頭に入れるべきとは思いますが、機能を配置するスペースによっては、難しかったりもするわけです。

どのタイミングで、どのツールを、どう使うか、というのは、パーソナル3Dプリンターを運用する過程で磨かれていくノウハウですね。

3Dプリンターは使いこなせるようになってくると自由度が高い半面、ものづくりの工夫がどこまでもできてしまいます。

最近思っていることに「ちょっと気になることもあるけど、いったん、ここで製作終了!発表!」というポイントを決めるのもスキルだなと。ずーっと細かいことをちまちま修正していると、いつまで経ってもアイデアが世の中に出ていかない、そのうち忙しくて忘れちゃう(笑)。個人でやっていると、アイデアって、日常に埋もれてしまいそうになります。

よね!?

 

何が書きたかったのかよくわかりませんが(笑)、また次回の活動報告でお会いしましょう。