みなさんこんにちは、ルフィーナと申します!私はOttiyaというクリエイティブな教育を提供するコンテンツ制作やプラットフォームを運営しています。
今回は、CAMPFIREで「だいすきだよ、くじらさん」の絵本の制作費用を集めるためにプロジェクトを立ち上げました!この絵本は、21世紀を生きる子どもたちに必要なスキル、対応力や価値観を養う内容です。
「だいすきだよ、くじらさん」は自己発見と友情についての話です。この話を通して、周りの子と違ってもよいということ学べ、個性を大切にすることを発見することができます。無料でダウンロードできるARアプリの「Pop-Up!」で絵本のページをかざすことで、海の生き物たちが動いたり、ナレーションが流れたり、効果音を楽しめます。
Download Pop-Up! for Android (アンドロイド ダウンロード)
Download Pop-Up! for iOS (iPhone ダウンロード)
アプリを起動して、プロジェクトのメイン画像にかざすと...?
教師や親として、数学や英語などの試験や成績に関わる教育に注目してしまうことが多いかと思います。学校の教科からも学ぶことはあるんですが、人生において大切な、より深い学びや適応力については学校の勉強だけでは身につきません。
現代ほどに、子どもたちに「自分を大切に思うこと」を学ぶ必要ある時代は無いのではないでしょうか。技術が進み、AIに仕事が取られると言われている時代に、機械ができないことをより伸ばしていく必要があります。人間はもっと人間らしい部分を大切にするべきなんです。
最近、世界中で教育システムを見直すトレンドが出てきています。去年、フィンランドでは、世界で初めて学校の教科が取り払われ、教育大国として知られるシンガポールは試験を減らし、成績にとらわれない方針にすることを発表しました。
フィンランドで行っている教育方法は、授業を教科ごとに教えるのではなく、実際にある社会問題を解決するために様々な教科の知識を応用するシステムになっています。このような練習をしていくと、テストに合格するための学びではなく、社会に出たときに学んだことをちゃんと応用できるように練習をしているのです。
塾などプレッシャーの多い教育環境のみでは成長することはできません。今後の子どもたちに必要なのは、自分の発想に自信をもって、世界をよりよい場所にできる子どもたちなんです。自分自身をすきになれることで、自分の個性を初めて発揮することができるんです。「だいすきだよ、くじらさん」を通して、子どもたちは一人ひとりの個性があることで美しいことを教えることができます。
あなたの支援で日本の子ども達に絵本を届けることができます。日本のまた違う国と、この本がより多くの人の手に届けば、さらに良い世界にする力を持った子どもたちが増えるはず。
絵本の内容ははすでに完成しています。あとは英語版の本や英語と日本語のワークブックを印刷する資金が必要なんです!また、ストレッチゴールを達成すれば、アプリをかざすと日本語で表示する仕様に変える開発費になります。
10月26日に「コノビー」さんに掲載いただきました!
「デジタル絵本、赤ちゃんに優しい素材のマフラー…。子育て家庭におすすめの「クラファン」3選!」
Q:こどもにiPadをもたせることが心配です。
A:ご質問ありがとうございます。私達も子どもたちが無表情で画面を覗き込んでいる姿を見ると心配になります。
私達のアプリと絵本の良いところは画面で完結せず、本をめくったり、動物にタッチしてナレーションを聞いたりと機械と絵本の間を行き来してたのしむ部分にあります。受け身ではなく、自分で考えてアプリを使うようにできています。
Q:この本は子供が使ったことはありますか?
A:2018年9月にカナダにVRARA Global Summitに招待いただいたときに、小学校1-3年生200人と学校の先生50人に私達の本を試していただきました。とても良い反響を彼らからいただきました。とても嬉しかったのは、絵本を体験して、本作りやアプリ制作に興味を持っていただけたことです。
Q:絵本は日本語ですか?
A:今回リターンで用意している絵本は英語のものです。そして、アプリをかざすと英語のナレーションを聞くことができます。ですが、「ごきげんようセット」や「大好き!セット」を支援いただくことでついてくる、ワークブックに日本語に翻訳されたお話の内容がついてきます。また、ワークブックは二ヶ国語(英語・日本語)の仕様です。
2018年の秋にカナダで今回の絵本をお試しで200人の子どもたちと50人の先生方に使っていただきました:
「とても感激です!」- ボニー, 小学校2年生担任
「このお話すき、次はジャングルのお話を書いてくれない?」- ピーター, 小学校3年生
「くじらが動いてる!シャボン玉がはじけるよ!」- ジャネット, 小学校2年生
「ありがとう!素敵なお話だわ!」- アケミ, 小学校一年生
「とてもわくわくする!」- スーザン, 小学校2年生担任
2016年に私達は世界中の声をOttiyaを通して発信し、楽しくてクリエイティブな教育についての考えを共有する場所を作りました。私達のマガジンは、教育者に限らず、教育自体に興味のある人々の意見や実際に教育を受ける側の子どもたちの声を集めてできています。このマガジンを作り上げることで、25カ国からの寄稿者の意見を活かして、クリエイティブな教育とはなにか、問いかけています。
私は幼稚園の先生をしながら、世界銀行(World Bank)やハーバード大学院の研究者としてこどもの教育について調べていました。私が子どもたちと接する中で社会問題、創造性や個性について教えることを大切にしていました。ですが、そういう教育については、情報が少なかったりと課題をとても感じていました。Ottiya Magazineという教育情報誌を立ち上げることで、世界中の教育に関する知識の交換をよりスムーズにするお手伝いをしていました。今回の絵本はその経験を活かした内容の絵本なんです。
1,200,000円 - Pop-Up!アプリで日本語のお話が聞けるようになるよ!
最新の活動報告
もっと見るプロジェクト終了まで残り1週間となりました
2018/11/22 14:07支援者の方々へ 私達の「だいすきだよ、くじらくん」のプロジェクトをご支援いただき、誠にありがとうございました!只今、ご支援いただいたリターンを準備していますよ、こちらで見ることができます〜プロジェクト終了まで残り1週間となりました。私達のプロジェクトのことをお友達に教えていただけますか?子どもたちにとって大事な教育、もっといい技術との付き合い方があるということを一人でも多くの人に知ってほしいです!ここまで読んでいただきありがとうございます!では、良い一日を〜 もっと見る
活動報告 #3 - 自分を好きになることで、もっとクリエイティブな思考が育まれるというお話
2018/11/09 16:03どのようなお話が子どもたちにとって大切なのでしょうか?私達は子供に色々学ばせたいと常に思っています。コーディングを学ばせたり、ものづくりを学ばせたり、他者に優しくするように学ばせたりします。それらもとても大切です。でも一番大切なのは、自分のことを知り、自分の好きなことがなにかわかっていることではないでしょうか。今後、機械化や自動化の時代になっていく中で、自分の個性をわかっていることは、とても大切になってきます。自分の個性を自信を持って発揮させるには、まず自分のことを好きである必要があるんです!それがまずできることで、もっとクリエイティブになれるんです!*「だいすきだよ、くじらさん」は海の中にいる色々な動物たちが、一人ひとり個性があって特別なのだというお話です。くじらさんは初め、自分が周りと違うことに心配になってしまいます。小さい頃から、私達は競い合うことを教えられてきました。統一されたテストに励み、他と比べることを意識させられています。私達は子どもたちに、自分は自分で良いということをリマインドしてあげなければいけないんです!もちろん、最低限のルールを守ることは大切です、ですが、自分の個性までも制限する必要はありません。「だいすきだよ、くじらさん」の絵本やワークブックを読むことで、私達の個性を大切にすることを学べます。また、ワークブックが入っているセットを購入すると、日本語のお話がついてきます!ストレッチゴールを達成すると、アプリで日本語のお話の朗読が聞けるようにに!この本のお話は、時代に関係なく大切にされる価値観を提供するために作りました。興味がある方は、ぜひプロジェクトページをご参照ください!プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/101740 もっと見る
活動報告 #2 - AR絵本を通して子どもたちがテクノロジーに触れるには
2018/11/01 07:51最初の活動報告では「ライフロング・キンダーガーデン」のような、楽しく学ぶことを通して、どのようにこどもたちが柔軟な思考を身につけるかをお話しました。今週は、子どもたちに、テクノロジーに触れさせる重要性について少しお話しようかと思います。 現在、小学校に上がる65%の子どもたちが、今までにない業種に就く可能性があると推定されています。※ 伝統や歴史を重んじつつも、世界の変化の速さと私達の生活を大きく変える技術について子どもたちに教えてあげる必要が出てきています。もちろん、子どもたちの全員がプログラマーになる必要はないのですが、AI, AR/VRの技術は業種に限らず、今後の小売・教育・自然災害対策にまで影響を及ぼすでしょう。 でも、一体どのように子どもたちに最新のテックを紹介したら良いのでしょう?いつだと早すぎて、いつだと遅すぎるの?最近の子どもたちはYoutubeで動画を見ることに夢中になっていることについて心配されていますが、大事なことはきちんと技術をツールとして紹介してあげることだと思います。テクノロジーを浪費することを教えるのではなく、ちゃんとツールとして使えるように教えてあげる必要があるんです。 私達がARの絵本を作り始めたとき、その課題を意識して取り組んでいました。ARの技術なしでも意味のある絵本を作りながら、AR技術に関心を持ってくれるような仕組みを用意するにはどうしたらいいか。 私達がバンクーバーにいる200人の子どもたちを訪れて、「だいすきだよ、くじらさん」(We Love You Whale)の絵本を届けたときに、AR技術の部分も、絵本を作ることにも興味を持ってくれたことに感動しました。ARのアプリをどうやって作れるのか聞いたり、絵本の話を作ることについて質問したり、一人ひとりの個性にあふれる質問をたくさん受けました。その場にいた先生たちも、お話を通して最新のテクノロジーや、社会的課題や心の問題について触れることができたことに感心していました。 今回のプロジェクトで日本の皆様に「だいすきだよ、くじらさん」(We Love You Whale) を届けることができることがとても楽しみです!絵本は英語ですが、「ワークブック(日英)」をご支援いただくと、日本語のお話が中に掲載されています。またストレッチゴールを達成すると、アプリ上で日本語のお話が読めるようになります。 プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/101740 もっと見る
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