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酒造ベンチャーが「木のリキュール」を作ります。

予約販売実施中。予約期間中は、500円引き!

京都の酒造ベンチャー「フルーツリキュールフリークス」が京都府指定の伝統工芸品、北山丸太を使って「木のリキュール」を作ります。 「京都の伝統産業に注目を集める」ことを目標として、最近流行りの「ボタニカルリキュール」をテーマに、四者で行う合同プロジェクトです。

現在の支援総額

435,100

217%

目標金額は200,000円

支援者数

46

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/09/08に募集を開始し、 46人の支援により 435,100円の資金を集め、 2016/11/20に募集を終了しました

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京都の酒造ベンチャー「フルーツリキュールフリークス」が京都府指定の伝統工芸品、北山丸太を使って「木のリキュール」を作ります。 「京都の伝統産業に注目を集める」ことを目標として、最近流行りの「ボタニカルリキュール」をテーマに、四者で行う合同プロジェクトです。

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京都の酒造ベンチャー「フルーツリキュールフリークス」が京都府指定の伝統工芸品、北山丸太を使った「木のリキュール」を作ります。
今流行りの「ボタニカルリキュール」です。「京都の伝統産業に注目を集める」ために集まった4者で行う合同プロジェクトです。
変わったお酒なので需要があるかどうかわからず、商品化するかどうかをクラウドファンディングの結果で判断します。

1. フルーツリキュールフリークスについて
2. ボタニカルリキュールとは
3. 商品化までの経緯
4. 木のリキュールはこんな風に作ります
5. 伝統産業はもっと世の中の注目を集めないといけない
6. リターン
7. 最後に

1. 酒造ベンチャー、フルーツリキュールフリークス

フルーツリキュールフリークスは2014年に開業した酒造ベンチャーで、民家を改装して作った「日本一小さい酒蔵メーカー」です。主にユズや梅・スモモなどで果実酒を作りネットで販売しています。

最近はちょこちょこと新聞や雑誌に載るようにもなりました。

Meets Reginal10月号に掲載

クラウドファンディングは今回で4回目です。キャンプファイヤでは過去に2件のプロジェクトを行っています。

国産のヨモギで作るアブサン プロジェクト 

世界初!新品種「紫宝梅」で作る真っ赤な梅酒

2. ボタニカルリキュールとは

今回の木のリキュールは材料の北山丸太をカットしてからこんがり焼いて漬け込むボタニカルリキュールで、「木っぽい味」と「樹液の香り」の2種類を作ろうと日夜格闘しています。(上画像の斧はこれを作るために買ったもの)

酒は大きく3種「醸造酒」「蒸留酒」「リキュール」に分類できます。醸造酒は素材の味と菌が生産した複雑なうまみ・香りの成分を持ち、蒸留酒は醸造酒から揮発成分だけを取り出したもので水とアルコールと香りの成分だけの酒です。それらにに果実や果汁、ハーブ、スパイスなどを加え味や香りを付けるとリキュールになります。
米を醸造すると日本酒、それを蒸留すれば米焼酎、それに梅を漬ければ梅酒、といった具合です。

ボタニカルは本来は「植物由来の」という意味ですが、リキュールに漬けるのは大半が果物や砂糖など植物性です。なので、あえてボタニカルと呼ぶときは、根とか木とか葉とか「普段は食べないちょっと変わったものを漬けた」場合が多く、
ボタニカルリキュール≒変わったものを漬けた酒
という意味で多分大丈夫です。

3. 木のリキュール、商品化までの経緯

木のリキュールはもともと京都の木屋町にあるスタンディングバー「Nokishita Edible Garden」のオーナーバーテンダーのセキネさんが考案したもので、京都に昨年オープンしたファブスペース MTRL京都で行われたボタニカルリキュールのイベントで披露されました。

MTRL京都はちょっと変わったファブスペースで、デジタル刺繍ミシンと西陣織や丹後ちりめんなどの京都の伝統産業素材を置いています。デザイナーや技術者に伝統産業を活用して新しいプロダクトを作って欲しいとの思いがあり、伝統産業と起業家をつなぐ場として、いろいろな組合から素材が持ち込まれます。

北山丸太もそこに集まった京都の素材の1つで「これで作ってほしい」というMTRL京都のオーダーでセキネさんが作ったのが木のリキュールです。

それを面白いと思った僕たちが商品化の提案を行い、京都北山丸太生産協同組合さんの協力の元、今回のプロジェクトの立ち上げとなりました。

▲MTRL京都で行われたボタニカルリキュールのイベントの様子

 4. 木のリキュールはこんな風に作ります

「木を漬け込む」と聞くと変に思うかもしれませんが、ウイスキーやブランデーの味はタルから染み出た木の味です。蒸留したばかりのウイスキーは焼酎と同じく無色透明で、ウイスキーのもつあの独特の色や香りや味わいはタルから染み出た木のエキスです。日本ウイスキーはミズナラの樽を使うこともあり、珍しい香りだと海外でも人気が出ています。また、日本酒だと竹筒に入れて竹の香りを移すというのもよくされますし、中国酒に笹の焼酎(チューイエチンチュー)があります。木のリキュールでも「モミの木のリキュール」を作っている会社がフランスにあります。

そう考えてみると、木のリキュール、そんなに変でもありません。

今回は京都北山丸太生産協同組合さんのご協力を得て、京都の伝統産業「北山丸太」の生産途中に出てくる端材を使っています。太さや長さがまちまちなのでノコギリでカットし、樹液がある中心部が露出するように斧で割り、オーブンで焦げる寸前まで焼いてから使っています。

▲製作の様子 結構大変で、サクセスしたら電動工具を買います

生の木は当たり前ですがよく知っている杉板の香りがします。オーブンで加熱すると木の内側はメイプルシロップのような甘い樹液の香りがします。ウイスキーにはタルの内側をバーナーで焦がすチャーという工程があり味を決める大事な工程です。

しっかり焦がすとウイスキーのバッタモンみたいな味になるので、焦げる寸前で止めるのがコツだそうです。(セキネさん談)

しかし、メイプルシロップのような甘い香りが出るときと出ないときがあり、どうも木の内側にどれくらい熱を加えるかで変わるようです。木の大きさがまちまちなので加熱の加減が難しいです。

最初に作った時はあまり香りが出ず「杉の味のリキュール」になりました。作りたかったものと違うのですが、バーテンダーの皆さんに試飲してもらったところ、評判は上々で「これはこれでよい」という事になったので2種類作ろうと思っています(まだ試行錯誤中なのでどっちか1つになる可能性もあります)。

5. 伝統産業はもっと世の中の注目を集めないといけない

北山丸太の組合のご協力をいただけた背景に「伝統産業はもっと世の中の注目を集めないといけない」という事情があります。多くの人が現代的な生活をし、その分だけ伝統的な生活をする人が少なくなりました。伝統的な生活に支えられている伝統産業はどこも縮小傾向です。北山丸太も日本建築が作られることが減った影響を受けています。

▲天日乾燥中の北山丸太

しかし、新しい試みをする人はどんな業界にもいますし、北山丸太を知るきっかけがあれば建築や家具などに「ぜひ使いたい」という人も出てくるはずです。世間の注目を集めれば新しいビジネスチャンスが生まれて丸太の生産者たちの仕事が増え伝統は次の世代につながっていきます。

木のリキュールはそれ単体で面白い商品です。うちとしてはそれで十分ですが、材料を提供いただいた恩返しもかねてマスコミの注目を集めるべく、雑誌・新聞などに働きかけています(上記記事もその一環です)。
クラウドファンディングの宣伝効果で少しでも多くの人に北山丸太を知っていただければと思っています。

また、ファブスペース発のプロジェクトなのでなるべく何をやったかという記録を公開していく方針です。北山丸太リキュールの専用facebookページも作りました。感想をいただけると嬉しいです。伝統産業の活用もそうですが、何かで起業する人が参考にしてもらえるといいなと思っています。

6.リターン

①木のリキュール完成版

北山丸太を使った「木のリキュール」です。「木の味」と「樹液香のあるもの」の2種類作る予定です。多分大丈夫だと思うんですが、開発に失敗したらどちらかになります。

発送の前にご連絡しますのでどちらがいいかお選びください。

②木のリキュール試作品

先行して作った木のリキュールの試作品です。杉の木の風味がします。
実際に味見してSNSで拡散してほしいなと思っているのでBAR・飲食店様推奨とさせていただきます。(個人様からご支援頂いても問題ないですが、BAR以外ではもてあますのではと思っています)

これはサクセスに関係なく"すぐに送ります"。宣伝をよろしくお願いします。
カクテルに混ぜるとなんちゃってバレルエイジドカクテルが作れます。

③漬けた木

お酒に漬けた後の木です。樹液の甘い香りがします。用途は工夫次第ですが、部屋に置いて香りを楽しんだり、他のお酒に杉の香りを付けたりできます。

何本送るか等詳細未定ですが、結構あります。

④オリジナル果実酒

木のリキュールが口に合わないと怒られそうなので、梅酒などをオマケでつけます。
当社で作っている果実酒です。発送の前にご連絡しますのでご希望のものをお選びください。
詰め合わせは3本セットです。に関してはこちらで選ばせていただきます(実験的に少量生産した非売品を入れるつもりです)

⑤当リキュールの命名権

本プロジェクトで作成する木のリキュールの命名権です。組合に怒られないようなものをお願いします。

⑥事業計画PDF

今回のプロジェクトはファブスペースから始まっているのでご用意しました。「自分も商品を作ってクラウドファンディングをして起業したい」という人向けのマニュアルです。
以前行った「ローカルビジネスの作り方」という講演内容をベースに、マスコミに送るプレスリリースの書き方や、過去3回で得たクラウドファンディングのノウハウなどを詳しく解説した起業家むけのマニュアルです。
「伝統産業従事者で新しいことを始めたい」「技術者で西陣織を使ったウェアラブルデバイスを作りたい」「デザイナーがおしゃれなインテリアをつくりたい」とかなんでもいいんですが何かやりたいと思ってる人なら役に立つ内容だと思います。

⑦お礼メール

多大なる応援を頂いた、せめてもの感謝の気持ちを込めまして、ささやかでは御座いますが、弊社Webストアで利用できるクーポンコード付きのお礼メールを送付させて頂きます。

クーポンコードの利用期限は2018年3月迄です。

7. 最後に

お忙しい中、最後までお読みくださり誠にありがとうございます。
今回このプロジェクトにご支援頂いた方々のご期待にお答えするために、予定通り商品をお届けすることはもちろん、これからも美味しいお酒を作ることに全力を尽くす所存です。どうぞ今後共、フルーツリキュールフリークスをよろしくお願い致します。

最新の活動報告

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  • 木のリキュールの記事がシティリビングに掲載されました。 http://fruitliqueurfreaks.com/2017/04/14/cityliving/ また、随分長らくお待たせしてしまいましたが、配送は全て完了致しました。ようやく皆様のお手元にお送りできてホッとしてるような、あれで大丈夫なんだろうかと不安なような気持ちです。 もし、感想などございましたら、ご連絡頂ければ幸いです。TwitterやFacebookに公開されておりましたら、RT致します。 今後とも宜しくお願い致します。 もっと見る

  • 弊社記事が京都新聞に掲載されました。木のリキュールについてちょっと紹介されています。 http://fruitliqueurfreaks.com/2017/04/04/kyotosinbun1/ こんなコメントした覚えないんだけどなー。「」の中身は記者の主観、「20分くらいのインタビューの簡単なまとめ」です。本人には「微妙に違う感じに伝わってるな」というモヤモヤが残る。 とはいえ記事にしてもらえるのはありがたいことであり、そんなこと言うのはわがままなんですが。 もっと見る

  • おはようございます、フルーツリキュールフリークスです! 大変長らくお待たせしてしまい申し訳ございません。先日より木のリキュールの発送を開始しております。 お手元に届くまで、もうしばらくだけお待ちくださいませ。 ブレンドは2種類、通常版とCAMPFIRE限定版です。通常版のほうは今後も販売される見込みですが、味は多少変わるかもしれません。仕込んだ樽ごとに味が大幅に変わるので、ブレンドで多少は調整がききますが、同じ味を生み出すのはかなり困難です。そういう意味では、両方限定版かもしれません。 また是非、この木のリキュールでカクテルや料理などのアレンジをされた場合、教えてください。SNSやHPで紹介させて頂ければと思っています! どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る

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