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黒川さんの「京都れもん」で作る「リモンチェッロ」

京都の伝統産業「玉露」を作っている茶農家が激減しています。産地では農家の新たな収益源としてレモンの栽培が注目されています。 京都の酒造ベンチャーがその「京都れもん」でイタリア式のリキュール「リモンチェッロ」を作ります。茶農家の現状と新しい試みについて知ってもらうきっかけになればと思っています。

現在の支援総額

535,464

267%

目標金額は200,000円

支援者数

80

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/02/27に募集を開始し、 80人の支援により 535,464円の資金を集め、 2017/05/14に募集を終了しました

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黒川さんの「京都れもん」で作る「リモンチェッロ」

現在の支援総額

535,464

267%達成

終了

目標金額200,000

支援者数80

このプロジェクトは、2017/02/27に募集を開始し、 80人の支援により 535,464円の資金を集め、 2017/05/14に募集を終了しました

京都の伝統産業「玉露」を作っている茶農家が激減しています。産地では農家の新たな収益源としてレモンの栽培が注目されています。 京都の酒造ベンチャーがその「京都れもん」でイタリア式のリキュール「リモンチェッロ」を作ります。茶農家の現状と新しい試みについて知ってもらうきっかけになればと思っています。

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目次

・京都の玉露(お茶)栽培がピンチ

・茶畑でレモンを栽培している黒川さん

・京都れもんを広めることが茶畑を救う?

・京都の酒造ベンチャーがレモンのお酒「リモンチェッロ」を作ります

・完全手作りのリモンチェッロ

・日本の伝統を守るお手伝いができれば

本文
京都の玉露(お茶)栽培がピンチ

京都府京田辺市の飯岡(いのおか)では伝統産業である玉露の栽培が行われています。
玉露は日本茶の中でも特殊なもので「葉を日光に当てない」「新芽だけを手摘みする」など独特の製法で作られます。作業の機械化は難しく、人手で行わねばなりません。

「従事者の高齢化」「人々の生活の変化」「後継者不足」といった農業や伝統産業が抱える問題は玉露づくりも同じで、生産者は激減し、玉露農家は現在は6件まで減っています。

 ▲飯岡の茶畑。玉露を作るために黒いシートで収穫前は覆い光を当てないようにして育てます。

飯岡は京都駅からそう遠くないところですが、日当りのいい斜面に茶畑が続き、のどかで美しい景色が広がっています。そんな風光明媚な茶畑の景色も、耕作が放棄されれば数年で雑木林に戻ります。耕作放棄地を農地に戻すのは資金と労力を考えると現実的ではなく、先人達が荒れ地を開拓して作った農地は「ただの林」に変わりつつあります。

茶畑でレモンを栽培している黒川さん

耕作放棄地が増えていることは各地で問題になってますが、根本としては「農業が儲からない事」が原因です。廃業も、若者が少なく後継者不足になっているのも、農家の経営が成り立たない結果です。

このような状況を変えようという動きは行政でも個人でもあって、京田辺市ではレモン栽培が注目されています。

レモンは成長力があるので栽培が容易で、年中花を咲かせるので育て方次第で年3回の収穫ができる。加工品としての用途も豊富で、面積当たりの収穫量・価格ともに高く作物として優秀です。

耕作放棄地対策・農地の有効利用に取り組む 京田辺市レモンプロジェクト (全国農業新聞)

茶畑がレモン畑、もうかる農業探る 京都・京田辺 (京都新聞)

そのなかでも、京都の新しい特産品を目指して「京都れもん」というブランドで、茶畑でレモンを栽培されている黒川さんという方がいます。

▲個人でレモンづくりに取り組む茶農家の黒川さん

生産者である黒川さんは「レモンは直接口に入るものだから安心安全が第一」、「香りは皮に多く含まれる。できれば皮ごと食して欲しい」という思いから、とてもこだわったレモン作りをされています。

①無農薬栽培
②有機肥料を使って化学肥料を使わない
③殺菌剤や防カビ剤などの薬品処理をしない
④除草剤の散布をせずに、草刈り機で除草
⑤かんきつ類によくつくカイガラムシなどの防除は、一本一本手作業でやる

黒川さんの取り組みは新聞にも取り上げられました(上記リンク)。

▲日当たりのよい斜面にレモンの木がおよそ100本が並ぶ

京都れもんを広めることが茶畑を救う?

「今の状況を打開する可能性がレモンにはあると思っている」

「村の中でもレモン栽培に興味を持ってる農家はいる。”レモン栽培はいける!”と確信を持てば始めるだろう。特産品として地域全体で作っていきたい」

「そのために実績を作らなければ」

黒川さんは実際にレモンを栽培し、収穫・販売しています。残る課題はレモンの販路開拓です。農家経営にとって、まとまった量を買い取ってくれる飲食店や食品メーカーを見つけることができるかどうかは非常に重要です。

そのためには一人でも多くの人に「京都でもレモン作ってるよ」というのを広める必要があります。

▲左:玉露を育てている茶畑  右:「京都れもん」の畑

京都の酒造ベンチャーがレモンのお酒「リモンチェッロ」を作ります。

フルーツリキュールフリークスは京都の酒造ベンチャーです。梅酒などの果実酒を作っています。過去数回クラウドファンディングをしています。

国産のヨモギで作るアブサン プロジェクト

世界初!新品種「紫宝梅」で作る真っ赤な梅酒

北山丸太で作る木のリキュール

最近はメディアに取り上げられるようになりました(メディア掲載実績)。

 弊社社長(姉崎)といろんな果物のお酒

僕らはこれまでにも、イタリアのレモンのリキュール「リモンチェッロ」を柚子や夏みかんに置き換えた和のリモンチェッロを作っており、「リモンチェッロも作りたいな」と思っていました。

今回、この京都れもんを使って、リモンチェッロを作ります

クラウドファンディングが成功すれば「京都れもんに注目を集めるきっかけになるのでは?」と思っています。 

完全手作りのリモンチェッロ

リモンチェッロは南イタリアの家庭で作られているリキュールです。レモンの皮をアルコールにつけて色と香りを移し、シロップで甘く味付けしたものです。作り方は各家庭によって違いますが、今回は

①伝統的な皮だけを使う「クラシック版」

②レモンの果肉を煮たレモンシロップで味付けした「果汁たっぷり版」

の2つを作りました。

▲収穫されたレモン。アメリカのものより大きくゴツゴツしている。グリーンレモンの方が香りが強い。

レモンの皮の表面の色のついている部分だけを使います。白い部分が多く残っていると苦みが出るのでなるべく入らないように丁寧にむいていきます。

▲部屋中にレモンのいい香りが充満します 

むいた果皮を95%のアルコールに漬けこみ、レモンの色と香りを溶かします。

▲左:柚子  右:京都れもん(グリーンレモンを入れたので少し緑みがかっている)

柚子や熊本の夏みかんでもチェッロを作っています。京都の柚子は「水尾の柚子」として料亭・日本料理店では有名です。

漬け込んだ皮を取り除き、シロップを加えて味付けします。シロップを加える前は透明ですがアルコール度数が下がるにつれ白濁していきます。高濃度のアルコールに溶けている柑橘のオイルが析出するからです。

▲以前撮影したグリーンレモンのリモンチェッロの白濁の様子

▼プロジェクトのリターン

①「京都れもん」で作るリモンチェッロ(クラッシック版・果汁たっぷり版)

爽やかなレモンの香りが口いっぱいに広がります。

イタリアンではメインが終わってからデザートと一緒に楽しみます。口の中に残った肉や魚の後味を柑橘の香りとアルコールの刺激で洗い流します。柑橘なのでチョコレートやクリームとも合います。

クラッシック版は食後酒ですが、果汁たっぷり版は酸味がありサッパリしてるので食中酒としてもオススメです。イタリア風にバニラアイスにかけても美味しいです。冬はお湯割りにすると香りがより立ちます。

今回は試験的な少量生産です。各120本程度を予定しています。

 

▲クラシック版と果汁たっぷり版をご用意 

 

②「水尾の柚子」で作る柚子チェッロ(クラッシック版・果汁たっぷり版)

リモンチェッロ同様に丁寧に作った柚子チェッロ。水尾の柚子を使っています。非常に香り高いゆずの風味が口いっぱいに広がります。個人的にはこのゆずの香りをかぐと、反射的に湯豆腐が食べたくなります。食欲をそそるので、食前酒にオススメです。

こちらも試験的な少量生産です。各120本程度を予定しています。

▲クラシック版と果汁たっぷり版をご用意

 

③コースター

 

▲フルーツリキュールフリークスのオリジナルコースター 
工場見学の際、お持ちいただくとちょっとしたオマケが付きます

 

④オリジナル果実酒セット

弊社のオリジナルフルーツリキュールのセットです。オススメの果実酒をお送りします(ご希望があればなるべく沿うように致します)。

商品ラインナップはこちらから

▲季節ごとに色んなお酒がラインナップ 

 

⑥特別オーダーメイドリキュール製造権

特注のリキュールを製造いたします。予算の範囲内で本数や原材料などご希望のものを作ります。

例)
①バーオリジナルのアブサンを40本。
②プレゼント用として、金箔をふんだんに入れた豪華な梅酒 など。

*原料や作り方によっては酒税法の規制に抵触し製造できない場合があります。また、長期間の熟成が必要で納品までに時間がかかる場合もありますのでご了承ください。

・日本の伝統を守るお手伝いができれば

お酒に興味がない人にも、京都のレモンづくりの試みを多くの人に知って欲しいと思っています。
茶畑はとても綺麗ですし、京都駅からのアクセスも良いので観光資源としても将来性があると思います。
それが失われて、ただの雑木林になってしまうのは、とても勿体ないことだと思います。

レモン栽培で茶農家の収益構造を変えようとする黒川さんの試みを広く知ってもらいたい。
直接ご支援頂かなくとも、TwitterやFacebookあるいは茶飲み話などで、ご家族やお知り合いの皆様に「こんなのがあったよ」とご紹介いただければ、心よりありがたく存じます。

ハッシュタグ #京都レモンチェッロ でどうかご支援の程よろしくお願いいたします。

▼試飲できるお店情報

今回のリモンチェッロ・柚子チェッロの試飲ができるお店を募集しております。

リターンの中から、飲食店様向け即発送リターンをご選択いただければ、こちらのリスト、活動報告、弊社HP、Facebook、Twitter等にお店の情報を記載させて頂きます。

<試飲できるお店のリスト>

・THUNDER BAR2 … 大阪府大阪市北区黒崎町8-18ウッドビレッジ202

・銀熊茶寮 … 東京都中央区銀座6丁目3−11 西銀座ビル7F

・ピアディーナ赤坂 … 東京都港区 赤坂4-3-12 田辺ビル1F

・誰でも遊べるボードゲームカフェ「アソビCafe」(東京・神保町) http://asobicafe.com/

 

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Q&A

Q. 2本以上のリターンの場合、クラシック版と果汁たっぷり版の組み合わせは可能ですか?

可能です。後日、注文フォームをお送り致しますので、その中で、ご希望を記入ください。

Q. 発送時期はいつになりますか?

2017年5~6月を予定しております。ご支援の状況によって多少前後しますが、都度、活動報告にてご案内させて頂きます。

Q. オーダーメイドリキュールはどのように作るのですか?

プロジェクト終了後、メール等でご要望をお聞きしご相談の上、製造いたします。

Q. オーダーメイドビールは作れますか?

ビールや焼酎など、リキュール製造免許で製造出来ないアルコール類に関しては、製造できません。

最新の活動報告

もっと見る
  • お世話になっています。フルーツリキュールフリークスです。 本日より、順次出荷していきます。ラベル印刷が上手くいかなかったり、税務署から出荷許可を取るときにトラブったり、CAMPFIREからの入金が遅くなってたりと、小さな事ばかりとは言え予想外のことが重なりずいぶんと遅くなってしまいました。申し訳ございませんでした。 到着まで、もうしばしお待ちくださいませ。 もっと見る

  • 発送に関して

    2017/06/23 01:47

    フルーツリキュールフリークスです。いつもお世話になっております。 既にメールでもご案内させて頂いておりますが、予想以上の反響があり、発送は7月上旬頃を予定しております。お待たせして大変申し訳ございませんが、ご了承ください。 クーポンコードは既にメール配信させて頂いております。備考欄にCFご記入頂けば、リモンチェッロのリターンに同梱します(送料はキャッシュバックにより無料とします) 現在はラベリング作業に移っておりますので、もうあと少しだけお待ちください。よろしくお願いいたします。 もっと見る

  • こんばんは、フルーツリキュールフリークスです。ちょっとご報告が遅れてしまいましたが、京都リモンチェッロが産経新聞に掲載されました。 http://fruitliqueurfreaks.com/2017/05/24/sankei/ 現在、発送に向けて準備を行っております。もう少々お待ち頂きますようお願い申し上げます。 また、弊社Webストアでご購入頂きますと、同梱で送料無料にさせて頂くとご案内しておりましたが、ストアのシステム上、6000円未満では送料が計上されてしまいます。その場合は、キャッシュバックという形で、送料分を同梱させて頂きます。説明不足でご不便おかけし申し訳ございません。 宜しくお願い致します。 もっと見る

コメント

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