高校で始まる「総合的な探究の時間」。探究学習の中で最もむずかしいと言われる「テーマ設定」を、楽しみながら練習できるカードゲームを開発します。

プロジェクト本文

2008年からキャリア教育コーディネーターという仕事をしています。
様々な社会人や企業に学校に来ていただくキャリア教育の授業を作っています。
商品企画やビジネス開発を体験するカリキュラムのお手伝いをすることも多くあります。
高校の新学習指導要領で始まる「総合的な探究の時間」について
先生方から相談を受けることも増えてきました。


▼探究学習は、テーマ設定が最もむずかしい!

探究学習、といっても、もっともむずかしいのが、テーマ設定。
どんな問いを立てるかという部分です。
時間がかかるし、時間をかけるべき部分だとも言われています。
この3年間、通信制の大学でグラフィックデザインを学んでいました。
最後の卒業制作は、まさに探究学習だったと言えます。
ここでも最もむずかしかったのが、やはりテーマをどう設定するか。

テーマを決めるためには、2つの要素が必要になります。
「解決すべき課題とは何か」と「自分は何がやりたいのか」の両面から考える必要がある。
ビジネス的な思考も必要な一方で、自分と向き合うことが必要。
「自分が何をやりたいのか?」なんて言われても、何をしていいかわかりません。
大人だってそうなんだから、高校生にとっては、なおのこと、わからないんじゃないでしょうか。


▼「世の中は謎だらけじゃん」に気づくカードゲーム

小学生くらいの時期だったら、気軽に「どうして?」「なぜ?」と聞けたことも、
高校生くらいになるとだんだんと言わなくなる。そんな年齢でもあります。
また、授業だと思うと、マジメなテーマにしないといけないという
心理的バイアスもかかりそうです。

もちろん、高校で行われる「探究」は、
最終的に論文などの形に論理的にまとめていきますから、
意義のあるテーマを選択する必要はあります。
ですが、そうしたテーマにたどり着く「きっかけ」は、
ほんのちょっとの疑問や「なんで?」からスタートするのだと思います。
そこで、世の中にあるたくさんの「謎」があることに気づくこと、
探究の入り口になる謎を見つける思考トレーニングができる
カードゲームがあったらいいのではないかと考えました。

名前は「偏愛トピック研究所」
ごくごく個人的な興味(偏愛トピック)を研究することをモットーとした
架空の研究所という設定です。
プレイ人数は3人から5人程度。
使うのは2種類のカードです。

100種類の研究対象カード(左)は、
世の中にあるいろいろな課題や学問領域へと視野を広げることができます。
20種類の課題Wordカード(右)は、
探究テーマの「作り方」のヒントや雛形になります。


▼カードゲームはあくまで「導入」。

2種類のカードを組み合わせて、研究すべき「テーマ」を提案しあいますが、
どのテーマを研究すべきかを選択するのは、「主任」次第。
  (ここが「偏愛」なのです!)
「主任」がどんなことに興味があるのかを探る、
お互いのインタビュータイムが、このゲームのキーポイントになります。

カードの情報を活用してテーマを考えるという大喜利的な「自由な発想」と、
「お互いの興味を知る」要素を組み合わせ、テーマを作る「練習」ができるようになっています。

  *プロトタイプ(試作品)でのテストプレイの様子。


ですが、こうしたカードゲームだけで、探究テーマがみつかるわけではありません。
カードゲームはあくまで入り口でありトレーニングでしかありません。
世の中に謎がたくさんあることを、おもしろい、と思えたら、
そこからは、自分が取り組むべきテーマの探索になります。
そこで、カードゲームの「後」に使えるワークブックも提案したいと考えています。


▼資金の使い方

カード・化粧箱・ワークブックの印刷費用(手数料含む)


▼募集方式について

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。目標金額が集まらずに終了した場合でもプロジェクトを実行し必ずリターンをお届けします。


▼リターン

・5,000円:カードゲーム「偏愛トピック研究所」1セット
・10,000円:カードゲーム「偏愛トピック研究所」1セット
         +探究テーマをつくるワークブック1冊
・50,000円:40人学級の授業で使えるパッケージ
        (カードゲーム「偏愛トピック研究所」10セット)


▼最後に

高校での「探究学習」というと、モデルとなっているのはSSHやSGH。
偏差値レベルの高い学校じゃないと無理だとと思われる方も
いるかもしれませんが、
でも、今回の学習指導要領の改訂でめざしているのは、
もっともっと身近なところにある「?」や
「もっとこうなったらいいな!」という気づきを
きっかけにして考えることなんじゃないかと思っています。

探究すること、「?」を見つけることが
楽しく、身近なものになるような体験の場を、
このカードゲームで提供したいと思っています。
高校生だけでなく、
私たち大人も、一緒に探究することを楽しんでみませんか?


▼株式会社ax-factroy について

会社名 : 株式会社ax-factory
設立 : 2016年4月
代表取締役 : 松倉由紀
事業内容 : ・教育プログラム・教材の企画設計、制作、販売、運営
     ・キャリア教育に関するコンサルティング、コーディネート
     ・教育事業に関するプロジェクトマネジメント …その他関連事業

  • 2020/04/30 15:20

    外出自粛が続く中、それでも体験会ができないかと模索した結果、書画カメラを使ってオンラインでの体験会を3回ほど開催してきました。基本的なルールとしては、研究員(プレイヤー)が研究対象カードを手札として5枚ずつ持つ、としていましたが、オンラインではそれができない。そのため、書画カメラに映る範囲に研...

  • 2020/04/15 15:01

    外出自粛が続く昨今、カードゲームという対面のツールは使えないのか?というわけで、オンラインでのテストプレイもやってみることにしました。書画カメラを使ってカードを投影したらできるかも?テストプレイの結果もまたご報告します。お楽しみに。

  • 2020/04/12 16:13

    原寸ではないのですが、箱を作ってみました。(素材もコピー用紙ですし)ワークブックなどとセットで授業で活用できることも視野に入れていますが、カードゲーム単体としても魅力的なものにしたいと思っています。箱も、持っていたらワクワクできるものにできればと・・・!まだまだ改良を加えていく予定です。

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