■2020/12/9追記

【専用機器購入費 300万円達成!次は工房建設費の50%にあたる600万円を目指します!】



おかげさまで、豆腐専用機器300万円の第一目標達成出来ました。
友人知人を通り越し、たくさんのご支援ありがとうございました。

また、地元メディアにも取り上げていただき
私たちでは、到底繋がることの出来ない方々からもご支援いただきました。

ネクストゴール600万円の支援金は
当初銀行融資だった工房建設費への資金に回させて頂きます。

ネクストゴール達成後、ご支援頂いた全ての皆さまに
原田豆腐のお試しチケットをリターンにプラスして送ります。

※こちらは支援者さんに還元するタイプです。

引き続きのご支援よろしくお願いします。



■はじめに

はじめまして。プロジェクトオーナーを務める、愛知県岡崎市で日本料理店「魚信」を経営している西田と申します。



この度は数あるなかから私たちのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。まずは、私たちがなぜ豆腐屋を復活させたいと思ったのか。お話させてください。


■創業80年超。3代つづく「原田豆腐店」

愛知県岡崎市にある「原田豆腐店」は、大正創業の豆腐屋です。


私の経営する「魚信」とは長年の付き合い。当店の名物である「寄せ豆腐」もこの原田豆腐店さんで作っていただいておりました。岡崎市内で唯一の手づくり。だからこそ風味豊かで甘く、きめ細かな豆腐は原田豆腐店ならでは。ファンが多く当店と同様、「原田さんところの豆腐じゃなきゃ」という飲食店がたくさんあり、学校給食にもつかわれるなど地域で愛されてきた豆腐店でした。


■りんごより甘い?糖度14度の豆腐


「原田豆腐店」さんの豆腐の最大の特徴は、その糖度の高さ。一般的には10度~13度ほどですが原田さんところの豆腐は14~15度。糖度と言っても甘み成分を検出しているわけではないため一概には言えませんが、一般的ないちごやりんごよりも糖度が高い豆腐なんです。

原田豆腐では基本的に一般販売していないにも関わらず、「お店で食べた豆腐がおいしかったから」と、わざわざ買いに来られるお客様がみえたり、40店以上の豆腐屋に行ったけど原田さんの豆腐が「一番だよ!」と25kmも離れた大府市から、わざわざ買いにみえるほどの豆腐です。


■2020年8月、店舗が全焼

しかし、そんな愛されてきた「原田豆腐店」さんは今年の8月15日、火事に遭われ店舗が全焼してしまいます。

ついその1週間前に原田さんが「75歳までは現役でやりたい」と話していたばかり。「もう豆腐を卸せなくなった」と電話がかかってきたときは自分の耳を疑いました。その夜、火事見舞に行ったときにはもう原田さんは廃業を決めていました。

「自分で始めた豆腐屋だから、自分で閉めるさ、跡取りもないから」と、創業時からお店を支えてきた87歳になる原田さんのお母さんの言葉も胸に迫ってきました。

■だったら、俺がやる。

そもそも、岡崎市に豆腐店は2軒しか無く、手作りしているのは原田豆腐店しかありませんでした。原田さんの職人技を途絶えさせるのはもったいない。うちも「地産地消」「身土不二」をモットーに安心で安全な食財を提供してきたお店ですから、おいそれと他の豆腐屋さんに変えることもできません。

何より長年うちの名物「寄せ豆腐」をつくってきてもらった先代からの仲。もう家族みたいなものなんです。家族が困っているなら助けるのはあたりまえ。

「だったら俺がやる」と、店の駐車場の一部に工房を建て、原田さんの豆腐を復活させることを決意しました。


■原田さんに弟子入りし復活に向け準備中

現在、原田さんにはお店に来てもらって復活を目指しているところ。豆腐の作り方はいたってシンプル。前の晩に大豆を水に浸けておいて、その大豆を茹で、すりつぶし、絞って、豆乳とおからに分けて、にがりを加えて固める。それだけ。

でも、シンプルだからこそ難しい。弟子入りし始めて3か月経ちますが、専用の機材がないため糖度は11度程度しか出せず原田さんの作っていた豆腐には遠くおよびません。現状の厨房では、スーペースがなく専用機材も置くことが出来ません。だからこそ、原田さんの豆腐を復活させるために、専用の工房が必要なのです。


「今さら豆腐屋なんて、オレは勧めないよ」と言っていた原田さんも、 私たちの原田豆腐復活への熱意に感化され、徐々にヤル気を取り戻し、今では「こんな豆腐はどうだ」「こうしたら、もっと旨くなる」と先頭に立って指揮してくれています。


■力を貸してください

とはいえ、当然、豆腐の製造工房を建てるにはお金がかかります。当店も例に漏れずコロナの影響を受け、今年4月には売上が前年比30%にまで落ち込み、未だ回復しておりません。

「人のことを気にできるなんて余裕だね」なんて声をいただくこともあります。でも今回のことは、他人事ではなく自分ごとなんです。80年以上受け継がれてきた岡崎の伝統の技と味が、ここで途絶えてしまうのはあまりにももったいない。

これからも原田豆腐店さんの豆腐をお客さんに食べてもらいたい。復活させ、次の世代に味と技術を引き継ぎたい。その一心で取り組んでいます。どうか、ぜひ力を貸してください。

■目標金額の内訳

工房の建設費、機械の購入費などあわせて900万円ほどかかる試算です。銀行融資で600万円ほどは工面ができそうですので、機械の購入費300万円のご協力をお願いできればと思っています。

機械購入 300万円
工房建設費 500万円
届出、申請、許可諸経費 100万円

■スケジュール

2020年11月末 プロジェクト開始
2020年12月 工房完成・豆腐づくり試運転
2021年 1月 プロジェクト終了。
2021年 2月 豆腐づくり本格稼働
2021年 3月 リターン送付開始


■リターン

1,000円 お礼メール
3,000円 お豆腐3点セット(よせ豆腐、生揚げ、油揚げ)
5,000円 お豆腐5点セット(よせ豆腐、生揚げ、油揚げ、絹ごし、その他)
5,000円 豆腐づくり体験、自分でつくった豆腐のお土産
10,000円 お店で食べる豆腐会席×2人分
30,000円 女将と食事出来る権(料理・ドリンク付き)
30,000円 6ヶ月間お豆腐定期便(月に一度6ヶ月間お豆腐お届けします)
50,000円 半年間毎日1ヶお豆腐提供(店舗に取りに来ていただける方限定)
50,000円 12ヶ月お豆腐定期便(月に一度お豆腐お届けします)
100,000円 1年間毎日1ヶお豆腐提供(店舗に取りに来ていただける方限定)
100,000円 12ヶ月お豆腐と釜めし定期便(豆腐と釜飯を交互に12ヶ月お届けします)

■最後に

80年続く手づくりの豆腐屋が、地域に愛されてきた豆腐の味が、途絶えてしまう。それは当店にとって、地域にとって、もっと言えば日本にとっても損失だと思うんです。なぜ、そこまで言うのか。豆腐を食べてもらえれば、おわかりいただけるはずです。

誰もがコロナ禍で大変な時期だと思います。そんななかでのお願いで恐縮ですが、どうか少し力を貸してください。

よろしくお願いいたします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/04/17 16:05

    プロジェクト主催者西田です。 今回の返礼品お食事券、豆腐セットのお届け大変お待たせ致しましたが、本日全ての発送を終え、あとは、毎月の定期便配送と平和学園へのお届けのみとなりました。ご支援、応援購入頂きありがとうございました。初めての経験で不行き届きな点も多々あったかと思いますが皆さまからの温か...

  • 2021/03/31 17:44

    プロジェクト主催者西田です。本日岡崎平和学園さんに寄せ豆腐お届けしてきました。お顔が出せず申し訳ありませんがとっても喜んで下さいました。来年の2月まで続けて行きます。お豆腐セットの配送も順次発送しております。一度に数多く出来ずご迷惑おかけします。今しばらくお時間下さいませ。

  • 2021/03/29 12:56

    プロジェクト主催者西田です。本日より豆腐製品の返礼品発送開始しました。個別に発送完了のお知らせしております。手作り豆腐のため皆さまに一斉にお届けすることが出来ません。申し訳ありません。準備でき次第順次発送して参ります。今しばらくお時間下さいませ。

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