〜ネクストゴール挑戦中〜

たくさんのご支援ありがとうございます!

現在、ネクストゴールとして【150%達成】【支援総額75万円】の到達を目指しています!

ネクストゴールを達成できた場合、コロナでの渡航制限が解除されたら、ウガンダ現地の農園に視察へ行きます。

その際の渡航費、現地での仕入れ、生産改善などに充てさせて頂く予定です!

どうぞ宜しくお願いします!


はじめまして。株式会社CIALです!

私たちは「コーヒーとデザイン」の会社です。

思想・哲学が力となる社会を作るというビジョンのもとコーヒーとデザイン、二つの事業を生業としています。



デザイン事業「design lab」では、CI/BIなどのアイデンティティデザインを軸に、ものづくりやブランドのデザイン支援、会社のブランディング支援、デジタルプロダクトのUI/UXデザインを行なっています。


コーヒー事業「Kanata」では、生豆・焼豆の販売や、店舗プロデュース、商品の企画・共同開発などを、ウガンダのコーヒーを軸に取り組んでいます。



「Kanata」では、上記の3人を中心に、CIAL代表である戸塚佑太や「design lab」のメンバーの力を借りながら活動しています!


今回は「Kanata」で使用する新しいコーヒー豆を輸入するため、本プロジェクトを実施することにしました!

なぜ「私たちが新しいコーヒー豆を仕入れるのか」「そのコーヒー豆とはどんなものなのか」をご紹介出来たらと思います。


今回、仕入れるのは、アフリカ・ウガンダにあるキソロ地域のコーヒー豆です。


ウガンダ国内では、「ロブスタ種」「アラビカ種」の二種類のコーヒーが作られていますが、スペシャルティコーヒーに使われる「アラビカ種」の生産量が少なく、その大半は東側(ケニア国境)の山でつくられています。


実際に、これまで私たちが使用していたコーヒー豆も、全て東側でつくられたものでした。


しかし、キソロ地域は西側(コンゴ国境)に位置しているため、ウガンダでつくられるスペシャルティーコーヒーの中でも、非常に希少性の高いコーヒー豆だと思います!



また、農園の標高が高いのも特徴です。


標高が高い地域では昼夜の温暖差が激しく、コーヒーチェリー(果実)の発育に時間がかかることで、より複雑なフレーバーが作られることが知られています。


一般的なコーヒー農園では、低いところで800〜1,000mほど、高いところで1,800〜2,000mほどに位置していることが多い中、今回の農園は「標高2,400m」の場所に位置しています。


これはブラジルやエチオピアなど、他の有名なコーヒー生産国でもあまり見かけない標高です!



また、このコーヒーは柑橘のような綺麗なフレーバーを持ち合わせています。


ウガンダでは、土や草っぽいフレーバーの豆が多いのですが、サンプルを試飲したところ、今まで飲んだウガンダのコーヒーに比べ、明るい酸味のあるコーヒー豆だと感じました!



「Kanata」のパッケージは「遥か彼方のウガンダからコーヒー豆が届く」というコンセプトを元に、小包をイメージしたクラフト感のあるデザインにしました!

切手を模したシールには、コーヒーのもつフレーバーからインスピレーションを得た造形をのせることで、色や視覚から味のイメージができるようにしています。


現状「Kanata」で使用しているウガンダの豆は、コロナ以前には毎年訪問していたエルゴン山のコーヒー豆を、株式会社クリスタルさんから生豆を仕入れています。

クリスタルさんは名古屋にある商社で、20年以上前からウガンダで精力的に活動されている方々です。

CIALがロゴデザインを担当した「長野コーヒーフェスティバル」でもご一緒させて頂くなど、日頃からお世話になっています。


クリスタルさんの思想や活動に共感し、一緒に活動していく中で、「Kanata」としても現地のコーヒー農園と提携し、生産から深く踏み込む形での取り組みをしたいという想いが強くなっていきました。



そんな時、食のクリエイティブディレクターである「TETOTETO Inc.」のゴウキさんからの紹介で、「ウガンダをコーヒーで盛り上げたい!」という想いをもっているキソロ地域の方々を紹介してもらうことに!


キソロ地域でつくるコーヒー豆は、スペシャルティコーヒーとして非常に高いポテンシャルを持っているものの、日本への販路が少ないという課題を抱えていました。


「Kanata」としては、各コーヒー農家に利益還元が行われ、かつ日本に美味しいコーヒーが広まっていく仕組みを作っていきたいと思っています。


そのため、私たちがパートナーとして日本での販路や認知の拡大をすることで、双方にとって良い形で、お互いのやりたいことを実現できると思いました。


それが、キソロ地域のコーヒー豆を仕入れたい理由です。


また、現状のコーヒー豆もスペシャルティコーヒーと呼べるレベルにあるものの、品種や生産環境のポテンシャルを考慮すると、もっとクオリティを上げることができる見込みです!


日本で商流をしっかりと確保した上で、生産側でいろいろなチャレンジをして、ウガンダコーヒーの価値を向上させたいと思っています!


これまで「Kanata」では、チームの前身でもある「Colored Life Coffee」というコーヒーショップの経営や、コーヒーブランド「MATERIA」の企画・販売など、ウガンダのコーヒーを軸に、様々なチャレンジをしてきました。



そんな中、気候変動や森林伐採などが原因で、地球上にあるコーヒー種のうち約60%が絶滅の危機に瀕しているという事実を知りました。


リストの中には、スペシャルティコーヒーに使われる「アラビカ種」も含まれており、衝撃を受けたのを覚えています。



もともと何となくは環境保護に配慮していて、出来る限りマイボトルやエコバッグを使ったりしていたものの、どこか自分ごとにできないところがありました。


「大好きなコーヒーが飲めなくなる」

「コーヒー農家である友人たちの仕事が無くなってしまう」


そう気が付いたとき、はじめて環境問題を自分ごとにすることができました。

自分たちが住む地球や、大好きなコーヒーを守るためにも、環境のことを考えたアプローチを取りたい。


その第一歩として、今回のコーヒー豆を仕入れることができればと考えています!


「Kanata」では、コーヒーの生産から消費を、持続可能な形で取り組んでいきたいと考えています!



生産国であるウガンダでは、コーヒー農家と直接取り引きすることによる価値還元や、品質をより良くしていくための換金の仕組みを実装していきます。


今回仕入れるコーヒー豆は、直接取り引きの第一弾として、様々な取り組みをできればと考えています。


日本国内では、コーヒーの素材としての可能性を探求していきます!

焙煎したコーヒー豆の販売だけでなく、商品企画や、様々な企業やブランドとのコラボレーション・共同開発などを行っていくつもりです。


また、2021年秋〜2022年春頃に、東京都内で「Kanata」の焙煎拠点をつくろうと思っています!

生産環境を拡充すると共に、「Kanata」のコーヒーやプロダクトを体験できるような場所にするつもりなので、詳細が決まり次第、またお知らせさせてください!



最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


株式会社CIAL

コーヒー事業「Kanata」一同


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください