「体型に合うTシャツが少ない!」というラガーマンたちの不満を解決しようと意気込んで作ったら、誰もがカッコよくなれるTシャツが出来ました。本当に大事だったのは「ベーシック」ではなく「ユニバーサル」という発想でした。ラガーマンの視点から新たに発見したTシャツの多様性「ユニバーサルデザインTシャツ」。

ご挨拶

こんにちは!大阪府東大阪市の糸メーカー エップヤーン有限会社と申します。当社はニット製品の型崩れを防ぐゼロトルクⓇ撚糸の技術で国内外の大手アパレルに高品質な工業用ニット糸をご提供しています。その技術を生かし『モノズキ達に最高の着心地を!』というコンセプトで頑丈かつ着心地抜群のTシャツをお届けするブランド東大阪繊維研究所を2017年にスタートしました。

ラガーマンの体型に合うTシャツ:HOFI-014 コネクトTシャツ

高校ラグビーの聖地花園ラグビー場やプロチーム近鉄ライナーズの本拠地がある東大阪市はラグビーがとても盛んで、私たちの直営店舗「東大阪繊維研究所 works & store」にも時折ラガーマンの方がご来店されます。ラガーマンの皆さんと話していると現役・OB問わず多くの方が「自分たちの体型に合うTシャツが少ない」と感じていることが分かりました。

ラガーマンたちの不満
・胸や腕の太さに合わせてサイズを選ぶと丈が長くなりすぎて足が短く見えてカッコ悪い
・コットンの生地が好きだけど伸縮が良いからポリエステルを選びがち
・首が太いからTシャツ自体のサイズはOKでも喉のあたりが窮屈だ
・大きいサイズのTシャツにしっかりした生地のモノが少ない
乳首が透けると嫌がられるので結果的にオーバーサイズを選びがち などなど。。。

ラグビーの聖地に本社を置く私たちこそ、ラガーマンたちの不満を解消しなければいけない!

課題は3つ
1.体型をカッコよく魅せる美しいシルエット
2.体にフィットしつつ窮屈にならない運動性
3.肌触りが良くしっかりと頑丈な生地

これらを全てクリアしたTシャツが完成しました!それがこちら今回のリターン品となるTシャツ「HOFI-014 コネクトTシャツです。

シャープな襟元、体格に沿った綺麗なシルエット、しっかりとした生地。ラガーマンたちを満足させるのに十分な仕上がりになりました。


ラガーマンだけではなく誰もがカッコよくなれるTシャツ!

しかし!話はそれだけでは終わりません。今回のTシャツ作りを通じて大事な発見がありました。それは「ラガーマンの体型をカッコよく魅せるTシャツは誰もがカッコよくなれるTシャツだった」ということです。さていったいどういうことか。これからご説明いたしますのでぜひお付き合いください。


課題その1と2を一気に解決するデザイン!-丸い襟、広い空間、絶妙な丈-

丸いラインを描く襟
ラガーマンたちの首は太く普通の襟では喉元が締め付けられがちで、中には買ったばかりのTシャツの襟をちょっと引き延ばしてから着るという人もいました。

それを解決する答えは「襟を正円に近づける」ことでした。

一般的なTシャツの襟は半円と楕円の中間のような形をしています。これを正円に近づけることで襟の円周内の面積は最大化されて首の収まるスペースが広がり喉元が快適になるのです。

正円形の襟を標準サイズの人が着ると首の横から外向きに広がるカーブを描きます。これによって喉から鎖骨にかけての露出がほんの少しだけ増えて首元が綺麗に見えるのです。

ここで最初の新発見。「ラガーマンが快適な襟は標準サイズの首をエレガントに見せる襟だった」。


胸から肩にかけての空間の広さ
胸と肩の大きな筋肉をスムーズに動かすため、アームホールを広げて肩のラインを少し長くしました。さらに襟を通常よりも少し下げて背中を広くとることで逆三角形の筋肉をそのまま包み込むデザインになっています。ジャストサイズを好むラガーマンが着ても腕や肩の筋肉はスムーズに稼動し快適な着心地を実現します。

試作のミーティング中にデザイン監修担当のデザイナーが「丸い襟を低めにつけるというのはレディースにもよくある仕様なんだよ」と教えてくれました。ゴリゴリのマッチョ用のTシャツ作りに突如出てきたレディースというワード。

ここでまた新発見「そうか!筋肉に合わせて広い空間を作ることで女性にも着やすいデザインになるのか!」。

胸周りに広い空間があることは女性が楽に着られる形状でもあり、また細身の男性が着た場合にもゆったりとしてドレッシーな印象になります。

絶妙な丈
そして大事な着丈。何度も試作を繰り返して長すぎず短すぎない絶妙な丈に調整しました。広めの肩幅と長すぎない丈のバランスで裾がやや絞られたボックスシルエットになり、お腹ポッコリ体型の人は少しスリムに見えて標準体型の人が着たときにはリラックス感が出ます。

さらに新発見「ラガーマンの足を長く見せるTシャツは、みんながゆったり着られるTシャツだった」。


課題3、肌触りが良くしっかりと頑丈な生地-東大阪繊維研究所が日々追い求めている上質な生地が活躍しますよ!-

乳首が透けにくくて肌触りもよく丈夫でしっかりとした生地。まさに当社の専門分野です!私たちの作る生地はとにかくしっかりしていて伸びや歪みが起きません。ご参考までに以前私たちが公開したクラウドファンディングのサイトをご覧ください。

前回の13.5オンスには及びませんが、今回は10オンスの厚さを持ちながら伸縮性があって肌触りも柔らかなコットン生地を作り上げました。原材料に超長綿といわれる上質な素材を贅沢に使い、しっかり目を詰めて編んだ生地はゼロトルクⓇ撚糸で安定させているので何度洗濯してもビクともしません!

当たり前のことを言いますが、ラガーマンにとって肌触りの良い生地は老若男女みんなにとって肌触りの良い生地です。

どうでしょうか?伝わりましたでしょうか?ここでもう一度、今度は大きい声で言います。

誰もがカッコよくなれるデザインのTシャツ、すなわちユニバーサルデザインTシャツがここに出来あがったのです。

サイズはSS,S,M,L,2L,3L,4Lの7段階と幅広くご用意しています。 筋肉質な人をカッコよく魅せるためのTシャツがそれ以外の人も美しく見せるというこの新発見を生かすため筋肉質な体型の人から華奢な人まで、背の高い人から小さな人まで、男性も女性も、とにかく多様な人たちに着ていただけるように幅広いサイズ展開にしています。

カラーはブラックの単一色とアッシュグレー&ネイビーのボーダーの2パターン -架空のラグビーチーム『東大阪ユナイテッド』のチームグッズをイメージしてます-

ラガーマンのためにスタートした企画なので今回はラグビーのテイストを入れたいと考えました。そこで思いついたのは架空のチーム「東大阪ユナイテッド」のジャージを作るというアイデアでした。ラグビーチームは試合用に1stから2nd、3rdジャージといくつかのユニフォームを持っていて、それぞれのデザインは全く異なる場合が多いです。これは対戦相手と自チームの1stジャージが似ていた場合に、どちらかが2ndや3rdに変更することで試合中の混乱を回避するためです。

それを参考にして今回は黒の単一色とアッシュグレー&ネイビーのボーダーという2色で展開することにしました。

せっかく架空のラグビーチームを結成したのでチームエンブレムもデザインしてみました。

東大阪ユナイテッド
(HIGASHI OSAKA UNITED)

エンブレムのデザインについて
東大阪市の象徴として盾の中の歯車はモノづくりの町を、ラグビーボールはラグビーの聖地を、桜の花は人々が集まる場所をそれぞれ表しています。周りを囲むキキョウの花は東大阪市が指定する市民の花であり、開いた花(大人たち)がこれから開くつぼみ(子供たち)を下から支えている構図になっています。盾の上にあるスパナにはチームの発足年である2021年が記され、その奥に立つハトは東大阪市の市章から着想を得たもので、チームが空に羽ばたく姿をイメージしています。

さて、ここまで読んでいただいた方の中には、もしかしたらこう思っておられる方もいるかもしれません。

「ところで、南條賢太って誰?」

私たちが今回「ラガーマンのためのTシャツを作ろう!いや、作らなければいけない!」と思ったきっかけの人物、南條賢太についてこれからご説明させてください。

南條賢太

5月末のある日、南條賢太さんは私たちのお店にふらりと現れました。最初はなんだかゴツイ体格の人が来られたなという印象。しばらく商品をご覧になられて1枚ご購入されました。

一旦帰られた後その日のうちに再びご来店され「息子の分も!」と別のデザインのものをご購入。

翌日「息子が着てるやつもカッコいいから、あれと同じのを自分用にもう1枚買いに着ました!」とまた来られました。

なんと2日間で3回のご来店。

ご来店のたびに色々と話し、南條さんが元プロラグビー選手で今は東大阪市の全ての小学校でラグビーの授業をされていること、ご自身主催のスポーツ教室でも子供たちにラグビーの楽しさを伝える活動をしていることなどを伺いました。話し始めると熱い思いを抑えきれなくなる南條さんは、初対面の私たちに子供たちへの想いを真剣に話してくれました。

南條さんの想い
「私が小学校でラグビーの授業を通して出会った子どもは、みんな一生懸命ボールを追いかけ走る子たちでした。この子たちが学校という守られたカゴを飛び出したときに待ち受けている経済的な格差。わたしたち大人の不甲斐なさで産んでしまっている社会構造のなかでもがき苦しむ子どもたち。もがききれず人との距離が離れて孤独になっていく若者たち。彼らをつなぎ、つつむラグビーのまちを一緒につくりませんか。」

初対面の人間を相手にここまで真剣に話せるものだろうか?と私たちも最初は戸惑いましたが、その後何度も話を伺い「この人の想いは本物なんだな」と感じました。「何かお手伝いしたいけど、私たちにはTシャツを作ることくらいしか出来ないし。」「いや、Tシャツを作ればいいんや!」「この人をカッコよく魅せるTシャツを作ろう!そうすればこの想いが一人でも多くの人に伝わるきっかけになるはず」。

「南條賢太をカッコよく魅せるTシャツ」作りはここからスタートしました。

いつかラガーマンたちの不満を解決するTシャツを作りたいと感じていた私たちを後押しをしてくれたのがこの南條賢太さんだったのです。

 ラグビーで子供たちと社会を繋ぐ -子供たちのこころを豊かにするための取り組み -

CONNECT T-SHIRT
「社会とのつながりを増やすことで子供たちに学びや気付きの機会を与えてあげたい」と南條さんは話してくれました。

「ラグビーを通じて人と助け合って目標に向かうことの素晴らしさを知って欲しい。成長して社会に出た時に学校でラグビーや勉強に一生懸命取り組んでおいて良かった!と感じて欲しい。その素晴らしい学びや気付きが子供たちのこころを豊かにする」と南條さんは信じています。

「人と協力し合うことの素晴らしさを伝えるために自分自身が地元の企業と一緒に何かにチャレンジする姿を見せたい。そして働きながらラグビーが出来る環境づくりに協力してくれる企業にも出てきて欲しい」とも話してくれました。

子供と社会、つまりは人と人とをつなぐ(CONNECT)という意味で、私たちは今回のTシャツに「CONNECT T-SHIRT(コネクトTシャツ)」という名前を付けました。

このTシャツの襟には3本のタックラインが入っています。3本の線はそれぞれ「子供たち」「スポーツ」「社会」をイメージしており、それぞれが寄り添いながら1つの輪を作るという理想をこの襟に込めました。

今回作成した「HOFI-014 コネクトTシャツ」のサンプルは東大阪繊維研究所の店舗で実際に手にとってご覧いただけます。お近くに来られた方やTシャツにご興味をもっていただけた方はぜひお気軽にお越しください。

東大阪繊維研究所 works & store
578-0984大阪府東大阪市菱江2-3-32
tel: 072-968-8615


資金の使い道

今回ご支援いただきました資金はリターン品となるTシャツの作成費用として使用いたします。またご支援いただきました支援金から得た収益の10%はプロジェクトの公開終了後1ヶ月以内に、南條賢太さんが主催をつとめる花園アスリートアカデミーで日々スポーツを学ぶ子供たちの活動に寄付します。アカデミーが定期的に開催しているお祭り「楕円の縁日」で子供食堂を開催するなど、南條さんのご意向や子供たちの希望を聞きながら有効に活用してもらう予定です。

寄付先:Hanazono athlete academy (areaH)
URL:https://www.facebook.com/HanazonoAtheleteAcademy/
代表者:南條賢太(JRFU公認指導者資格A級コーチ )
設立年:2015年


実施スケジュール

12月15日公開終了
12月末〜2月中ごろ 生地作成
2月~3月末 Tシャツ縫製
4月頭 リターン品お届け


最後に

このTシャツ作りを通じて東大阪繊維研究所が得たこと-視点を変えると新しいデザインが見えてくる-

根っからのインドア派で筋肉に縁のない人生を送ってきた私(東大阪繊維研究所 代表 筒井利彦)が初めてラガーマンの気持ちに共感したことで、今回多くの発見を得ました。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査14 身長・体重の平均値及び標準偏差 (2018年度)」によると、40歳~49歳の平均身長は171.1cm、平均体重は71.1kgですので身長172cm体重69キロの 私(46歳)はほぼ平均値といえます。

一般的にベーシックなデザインとされる服の多くがこの平均値を元に作られていて、私自身もこれまで特に不自由なく服を選んできました。

筋肉質な体型の人たちに窮屈な思いをさせている原因がここにあると考え、今回最初から筋肉量の多い体型に合わせてTシャツを作ったところ、様々な体型の人たちを美しく見せるデザインのヒントが沢山見つかりました。私たちがたどり着いたのはベーシックではなくユニバーサルなデザインという考え方でした。視点を変えたことで東大阪繊維研究所のモノづくりにより広い多様性が得られたと実感しています。

この気付きのきっかけを作ってくれたのが南條賢太さんでした。ラグビーというスポーツを通じて様々な境遇の子供たちみんなが素晴らしい未来を築けるようにしてあげたいという南條さんの想いを私たちも共有し、今後も何かお手伝いをしていきたいと考えています。

東大阪繊維研究所 代表 筒井 利彦

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

特定商取引法に関する記載
販売事業者名: エップヤーン有限会社
代表者:筒井 利彦
事業者の所在地:〒578-0984大阪府東大阪市菱江2-3-32
事業者の連絡先:Tel: 072-968-8615 メール: hofi@eppyarn.co.jp
※こちらでは当該製品に対するお申し込み、質問等は受け付けておりません。

商品の販売価格・役務の対価:各リターン記載のとおり
対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり
送料:送料込み
申込期限:当ページ記載のプロジェクト終了期限どおり

代金の支払時期:各プロジェクトが募集期間内に成立した時点で、支援金の決済が行われます。コンビニ払いは、コンビニエンスストアで所定の方法により支払いが完了した時点で、決済が行われます。銀行振込(ペイジー払い)は、ATMまたはネットバンキングにて所定の方法により支払いが完了した時点で、決済が行われます。auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い、ドコモ払い、PayPal、FamiPay、PayPayは、各決済画面により支払いが完了した時点で決済が行われます。

 支払方法:クレジットカード払い(Visa/Mastercard/JCB/Diners Club/American Express)/コンビニ払い(全国の主要コンビニエンスストア)/銀行振込(銀行ATM・ネットバンキング)/auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い/ドコモ払い/PayPal/FamiPay/PayPay。お支払いの手数料に関して、コンビニ払いの場合 350円(税込)が、お客様のご負担となります。また、銀行振込ご利用の場合は、所定の振込手数料がお客様のご負担となります。

 商品引渡しまたは役務提供の時期:各プロジェクトが募集期間内に成立した場合のみ、支援金の決済が行われ、約定されたリターンを得る権利が発生します。なお、リターン毎の発送(履行)時期は各プロジェクトの記載・連絡に準じます。諸般の事情により遅延・遅配が生じる場合は、プロジェクトオーナーより記載・連絡されるものとします。

キャンセル・返品: 利用規約記載のとおり、お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。尚、製品到着後に破損や初期不良がある場合には交換させていただきますので「メッセージで意見や問い合わせを送る」から、または納品書記載の連絡先までお問い合わせください。
 ※上記以外の事項に関しては、お取引の際に請求があれば遅延なく提示いたします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください