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16歳、学びを変える挑戦!美しいミャンマーを伝える「かるた」を作りたい!

いまミャンマーはクーデターの渦中にあります。自由も、平和も、当たり前ではない国がある。私たち若者が世界の問題を「自分ごと」として受けとめるために、ミャンマーを伝える「かるた」作りの資金をご支援ください。若い世代が異文化と多様性を知り、5年先の未来をつくっていくために、応援してください。

現在の支援総額

3,096,500

206%

目標金額は1,500,000円

支援者数

322

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/11/30に募集を開始し、 322人の支援により 3,096,500円の資金を集め、 2022/02/01に募集を終了しました

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16歳、学びを変える挑戦!美しいミャンマーを伝える「かるた」を作りたい!

現在の支援総額

3,096,500

206%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数322

このプロジェクトは、2021/11/30に募集を開始し、 322人の支援により 3,096,500円の資金を集め、 2022/02/01に募集を終了しました

いまミャンマーはクーデターの渦中にあります。自由も、平和も、当たり前ではない国がある。私たち若者が世界の問題を「自分ごと」として受けとめるために、ミャンマーを伝える「かるた」作りの資金をご支援ください。若い世代が異文化と多様性を知り、5年先の未来をつくっていくために、応援してください。

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いよいよかるたのビルマ語翻訳版製作の活動が始まります!そしてもっとたくさんの方に、ミャンマーの魅力を伝えるためのイベントも毎月開催予定です!活動報告、各種SNSでも随時アップしていきますので、ぜひお気に入り登録をしてください!

かるたとブックレットが完成しました

わたしたちは学ぶことで未来を変えられる

はじめまして。プロジェクト代表の野中優那(高校1年生・16歳)です。ヤンゴンかるた 代表
野中 優那

私たちは、ミャンマーに関わりのある中学1年生から大学4年生を中心としたグループです。
2021年2月1日、ミャンマーでクーデターが起きた日。私たち家族は、経済都市であるヤンゴンに住んでいました。

あの日、私は平和も自由もあたりまえではないことを知りました。
たった1日で生活のすべてが変わる」そんな信じられないことを経験しました。

しかし日本に帰国し、高校に入学して違和感を覚えました。
同級生の多くはミャンマーを「クーデターが起こっている怖くて物騒な国」だと思っていて、東南アジアのどこに位置しているのか、何語が話されているのかさえ知りませんでした。

またミャンマーでは早いうちから、国民は国際社会に助けを求めました。国連、欧米、近隣のASEAN諸国、そして日本。でも、それは難しいことなんだと、徐々にわかってきました。

ミャンマーでは毎日多くの若者が命がけで戦っているのに!と悲しく、怒りがこみ上げました。でも私自身、アフガニスタンやウイグルで起きていること、そして日本の相対的貧困率についても、深く考えてはこなかったのだと気がつきました。

私たち若い世代は、世界のことにあまりに無関心ではないか。学校での学びは世界で起きていることと結びついていないのではないか。

ミャンマーは、穏やかで優しい人々が暮らす 平和で美しい国なのに!

ニュースで伝えられるのは、軍に弾圧されて人々が傷ついている悲惨な光景ばかりです。
私の知るミャンマーには、穏やかな日常がありました。いま平和と民主主義のために戦っている人たちは、家族とご飯を食べたり、恋をしたり、仕事をしたり、そんな当たり前の日常を生きていた人たちです。そして、突然その日常を奪われた人たちなのです。
生きていれば良い日もあるし、悪い日もあるでしょう。でも夜中に突然連行されたり、銃の音に怯えたりすることがなく、子どもたちが昼間は学校に行き、外で友達と遊び、夜は家族とゆっくり眠ることができる。そんな日常を取り戻してほしいのです。

多くの方が民主主義のための署名活動や食糧支援などの活動を始めています。
高校生の私にはお金も力もないけれど、ミャンマーで暮らしていたからこそできることがあるはずだ、と悩みました。そして、伝えることが未来に繋がると信じて行動することにしました。

手作りの試作品から始まりました

ヤンゴンかるたプロジェクトとは?
ーなぜ「かるた」なのかー

日本の文化である「かるた」。かるたは子どもから高齢の方まで、あらゆる年齢の方々が一緒に楽しめる遊びです。このかるたでは写真と短いキーワードを使って、現地の様子を鮮明に伝えます。「あ」から「わ」までの44枚の札、一枚一枚に、美しいミャンマーの情景、文化、歴史が溢れています。

札の多くは私と兄弟が撮影した写真です。カメラマンの方にご協力いただいた写真もあります。実際に現地を歩いて撮影したものなので臨場感があります。

例えば「う」の札。「うまれかわる裏路地ヤンゴンウォール」

この札を撮影した場所は、ヤンゴン中心街の裏路地です。以前はゴミが山のように積み重ねられ、荒れた裏路地でした。しかし大量のゴミを廃棄しアーティストが壁に絵を描いたことで、美しい裏路地がよみがえりました。

「継続的にきれいに使いたい」と思わせる場所に。まさにSDGs。

ーヤンゴンかるたは、ブックレットの解説付きー

「かるた」の絵札と読み札だけでは、その背景にあるものはわかりません。だから、土地や歴史の背景、そして「いま」を伝えるために、写真付きの特製ブックレットでさらに詳しく紹介することで、より身近に、深く知ることができます。いつかヤンゴンを旅するとき、訪れてみたい場所が、きっとたくさんあるはずです。(下記はブックレットの一例です。「あ」から「わ」までの説明が掲載されています。暮らしを伝えるコラムもあります)

ーYouTubeで現地を伝える動画も見られますー

レーダンマーケットをはじめ各地の市場(ゼー)は、朝早くからたくさんの人々で賑わいます。花や野菜、果物が売られ、平和で穏やかな暮らしを垣間見ることができます。↓をクリックしてみてください。

百聞は一見にしかずかるたでミャンマーを伝えることで、「ミャンマーにいつか行ってみたいな」「ミャンマー語を勉強してみようかな」「ミャンマー料理を食べてみよう」そんなきっかけを生み出し続けたい
ミャンマーを知ることで世界が見えてくる。そして日本の素晴らしさにも気づく。そんな学びを続ける先に、日本とミャンマーの未来が繋がっていく。それが、私たち若者にできるミャンマーへの支援です。

※名称は「Yangon(ヤンゴン)かるた」ですが、わかりやすいようにカタカナ表記にしています。

ー学校や地域でイベントを始めていますー

まずはミャンマーの現状を伝えること、そして日本とミャンマーのポジティブな未来を描くことが大切だと思うから、学校や地域でかるたイベントを実施します。東京都の男子校での初イベントでは、参加した中学生と一緒に「国際社会の中で自分たちにできることは何か」を考えました。かるたでは盛り上がり、講師の話を真剣に聞く様子に、ミャンマーのことを伝えていきたいと、改めて強く思いました。

ー私たちのミッションー


今回のご支援で、私たちは500セットのかるたを製作します。ASEAN諸国の中でも、日本の方に馴染みのない、近くて遠い国ミャンマーですが、かるたを通して、日本中の中高生にミャンマーを知ってもらえるよう、1000個、10000個と製作していきたいです。その最初の1つを、是非手に入れてください!

私たちは、いま起きている世界の問題について学んだり議論したりする機会はほとんどありません。学校で過ごす時間が長いほど、社会の問題から切り離されてしまうように感じます世界の問題を「自分ごと」として考えるために、ヤンゴンかるたを地域や、学校の教育の中で取り入れていただけるような活動をしていきます。ICT機器を利用し、写真や動画によるライブ感のある説明を加えることで、遠く離れた場所で繋がり、オンラインでもかるたを楽しめる仕掛けを作ろうとしています。

オンラインイベントも開催しました

国際社会の中で生きる私たちにできることは何か。すごく難しい問題に思えるけれど、私はミャンマーで暮らしたことで、支援の方法にも色々なものがあることを知りました。それぞれが自分の個性やできることを活かして、それぞれの幸せを目指す。異文化と多様性を知り、対話を重ね、どのように共生していくのかを考えるきっかけにしたいです。

孤児院で学ぶ子どもたち(photo:HN)/パオ族の親子(photo:亀山仁)

ミャンマーの若者や子どもたちに、日本の暮らし、風習、食文化などを伝えるために、ミャンマー語で「日本かるた」を作り、ミャンマーの子どもたちに渡したいと考えています。将来的には、日本でかるたが1個売れたら、ミャンマーにかるたを1個チャリティで贈る」ことを目標にしています。

「ホームレスより自分のペットが大事」そんな発言で炎上したYouTuberがいました。それを聞いた多くの方は不快感を覚えました。
でもミャンマーで1000人以上の方が亡くなったと聞いて、その凄惨さを「自分ごと」として捉える方は、果たしてどのくらいいるのでしょうか。

教科書を見て世界の貧困や紛争を知っても、私たちはそこに命の尊さや人の息遣いを感じていません。だからいつだって他人事なんだと思います。

小説、映画、絵画・・・アートに触れたとき、私たちは心を揺さぶられ、感動したり、衝撃を受けたり、悲しんだりします。きっと、そこに共感し、ストーリーを見出し、生命を感じるからです。

だったら、学びの中に生命を吹き込めばいい。必要なのは、そこに生きる人々のストーリーを伝えること。彼らのストーリーを知れば、私たちはもう看過することはできません。
ヤンゴンかるたには、ミャンマーのヤンゴンという都市に生きる人々のストーリーを伝える力がきっとあると思います。

このプロジェクトは、私と兄と弟の3人の思いつきがスタートです。東京外国語大学の学生の方々、高校の友達、私が卒業したヤンゴン日本人学校の先生方、そしてミャンマーに関わる多くの方々が、私にできないことを教えてくださり、なんとか進んできました。だから、たくさんの方にご協力いただき、プロジェクトを一緒に育てていただきたいのです。

150万円という資金は、私たち高校生、大学生が集める金額としては、途方もない金額です。

でも教育が変われば世界はきっと変わります。

ミャンマーのことを知る若者の絶対数をまずは増やす。ファンになってもらう。学校で教材として取り上げてもらいたいです。そのために、どうぞこのプロジェクトをご支援ください。私たちは、伝えることが未来を変えると信じて、行動をしていきます。まずは皆さんが初めの1個を手に取り、そして周囲の方にミャンマーを伝えてください。いつかこのプロジェクトが、大地に根を張り、大木に育つように、ご支援をお願いします。

2021年10月20日朝日新聞朝刊 教育35面に掲載されました。

dot.world 2022.1.16に掲載されました


リターンについて

ミャンマーには、素敵な手仕事がたくさんあります。ヤンゴンかるたで、人々の暮らしを知ったら、ぜひ、ミャンマーを生活の中に取り入れてみてください。もっとミャンマーを好きになると思います。

<資金の使い道と内訳>
かるた500セットの製作費(ブックレットを含む):約100万円
返礼品(かるた以外の購入:ミャンマーの品物):約20万円
返礼品発送に関わる費用:約15万円
手数料:約15万円 (9%+税)

<これまでの活動と今後のスケジュール>
2021年
3月 Yangonかるたプロジェクトを3兄弟で始動
6月 東京外国語大学ビルマ語科の学生、ICUHSの高校生が合流
7月 かるた製作のためのチーム結成、印刷会社の選定
8月 Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSを開始、かるたイベントの企画開始
9月 ヤンゴンかるたの写真、読み札、ブックレットの校正、デザインの修正
10月 外務省グローバルフェスタ写真コンテスト参加
11月 聖学院中学校・高等学校でのグローバルイノベーション研修「国際協力×かるたイベント」を実施
    楽平家オンラインサロンに登壇
12月 クラウドファウンティング開始  2週間で100%達成!!
    千葉県の公民館で冬休みかるたイベントを実施
2022年
1月16日 中高生向けかるたイベント実施決定! 
2月1日 クラウドファウンティング 終了
2月中旬 リターン発送
2月23日 東京都でかるたイベント実施決定!
3月 春休みかるたイベント開催決定
4月以降 ミャンマー語版「日本かるた」の製作開始

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。発送は2022年2月を予定しております。

Yangonかるたプロジェクト メンバー

◇野中 優那(ミャンマー大使館附属ヤンゴン日本人学校卒業。国際基督教大学高等学校1年生)
◇石川 航(東京外国語大学ビルマ語専攻4年生。日本にいるミャンマーの人たちと立ち上げた「日本ミャンマーMIRAI創造会」や大学の有志などで、ミャンマー支援活動を実施)
◇山本 哲史(東京外国語大学ビルマ語専攻4年生。2019年12月からヤンゴン大学国文学科に留学。文化を通しミャンマーに興味を持ってもらうことを目的とした団体Light Up Myanmarの活動や、大学有志の活動に参加)
◇石田 紗也(International School Yangonを経て国際基督教大学高等学校1年生)
木中 晴一朗(Royal British International School Yangonを経て都内中学校1年生)
野中 茂壮(International School Yangonを経て現在は聖学院中学校1年生)
◇野中 宏太郎(International School Yangonを卒業後、オランダのGroningen Universityに在学中)
ここには記載していませんが、多くの皆様からアドバイスやご協力を頂き、活動をしています。

<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

 ■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:Yangonかるたプロジェクト
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者
  請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●事業者の住所/所在地
  請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●事業者の電話番号
  請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●送料:送料込み(海外発送不可)
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


最新の活動報告

もっと見る
  • 小学校でイベントをしました9月15日(木)に、千葉県の浦安市立浦安小学校でかるたイベントを開催しました。規模は、なんと過去最大の小学校5、6年生100人。1〜4時間目の授業内に、ミャンマーについて伝えました。普段のメンバーの他にも、東京外国語大学や東京女子大学から応援に来てくださいました。最初のKahootを使ったミャンマークイズでは、ミャンマーの国旗や形、人口やお米の生産量について出題し、グループごとに白熱しました。その後はヤンゴンかるたで遊びながら、ミャンマーの文化や人々の暮らしを伝えると、みんな興味深そうに聞いてくれました。前半の最後は、かるたクイズを交えながら、ミャンマーのインフラ問題についても触れました。そして、実際にミャンマー文化に触れていただきました!東京外国語大学ビルマ語科の先輩方を中心に、「ミャンマー」「日本」「ミンガラーバー」など、簡単なあいさつや国の名前をミャンマー語で書いてみる体験を行いました。他にも、ロンジー体験やサウンガウ体験をしました。体験時間に、気になるかるたの札について、質問しに来た子もいました。「クーデターが起きる」ってどういうこと?「クーデター」という言葉は日本に生きていると馴染みがなく、意味がよくわからない人が多いと思います。いまミャンマーで何が起きているのか、わかりやすく伝えるために、一人一人にくじを引いてもらいました。くじには、実際にミャンマーで起きた出来事がイラストとともに書かれています。実際のクーデターくじ生徒はお互いのカードを見せ合い、「怖い」「ひどい」といった声が聞こえてきました。いまミャンマーで苦しんでいる人たちは、私たちと同じように日常を生きてきた人たちです。まるでくじを引くように、突然、不幸が自分の身に降りかかる。それが、「クーデターが起きる」ということです。村を焼かれ家族を失い、武器を持つ若者もいます。戦うことを選んだ彼らを、簡単に肯定することはできません。でもクーデターが起きなかったら、彼らが戦うことはありませんでした。平和も民主主義も、決して当たり前ではありません。思いのバトンをつなぐ「国際社会の中で、私たちにできることは何だと思いますか?」ミャンマーの文化や歴史、そして現状を伝えた上で、生徒に聞いてみました。「私たちにできることは何か」と聞かれると、とてもハードルが高く難しいことに感じますが、まずは知ること、そして興味を持ったら、日本にあるミャンマーレストランでご飯を食べてみること、ミャンマーについての本を読んでみること、ニュースについて話し合うこと、それが国際社会の中で私たちにできることの「第一歩」です。何より、今日知ったこと考えたことを家族や友達に話してほしい、と伝えました。ミャンマーの人々の思いのバトンをつなぐこと、それが私たちヤンゴンかるたのメンバーにできることだと思っています。ヤンゴンかるたが伝える「探究」と「SDGs」今回、公教育の場でのイベントだったということもあり、より新しい教育と結びついた形で何か伝えられたら、と考えました。ヤンゴンかるたは、持続可能な取り組みについてのカードも含まれていますし、「自分で問いを立て行動する」探究について考えるきっかけにもなります。ミャンマーをさまざまな場所で伝えていくためにも、参加者や主催者のニーズに合わせた提案をこれからもしていけたらと思っています。当日の様子がNHKラジオ第一にて放送されました15日22時〜のNHKジャーナルで、ヤンゴンかるたの小学校イベントの様子を伝えていただきました!下記のURLから、9月22日まで聞くことができます。https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=0045_01_3808627_1806ぜひお聞きいただけると嬉しいです!聴き逃し配信はこちらからnote開設のお知らせこの度、ヤンゴンかるたのnoteを開設しました。こちらの活動報告も引き続き更新していきますが、徐々にnoteに移行していきたいと思いますので、ぜひフォローをよろしくお願い致します。現在は、過去の活動報告を投稿しています。この機会に、また読んでいただけたら嬉しいです。引き続き、ヤンゴンかるたをどうぞよろしくお願い致します。(野中優那) もっと見る

  • 夏休み 小学生対象ヤンゴンかるたイベントをしました千葉市美浜区の高須第一ショッピングセンターにあるNPO法人ちば地域再生リサーチさんのご依頼で、小学生向けのイベントをしました。年齢が小学生低学年から高学年だったため、まずはヤンゴンかるたで、ミャンマーの文化や人々の暮らしについて知っていただきました。かるたは白熱。札を取るたび大喜びでジャンプする子、子どもたち同士で札を見せあい感想を言い合う子もいました。残り数枚になると、身を乗り出して集中している様子に、私までワクワクしました。みんなでサウンガウ体験。それぞれが自分で持って、弦を弾くと、「素敵な音ー!」と歓声が上がり、写真やビデオ撮影で盛り上がりました。子どもから大人まで楽しめるかるたを通してミャンマーを伝えるその後、クーデターガチャ(過去記事:ガチャ運が悪かったではすまされない)をまわしてもらいました。子どもたちは、かるたで知った平和な日常が、いま奪われていることを知って「怖い」「なぜクーデターが起きたの?」と 表情が変わりました。「なぜかるたの活動をしているの?」「電車はなぜドアが開いたままなの?」「面積が日本より広くて驚いた」「日本より米の生産量が高いとは知らなかった。ミャンマーの人はお米をたくさん食べるの?」子どもたちからは、どんどん質問が出ました。参加者の学区は、在日ミャンマー人の子どもたちが多く住む場所でもあります。日本とミャンマー、2つの国には違いもあるけれど、共通点もあります。お互いを知ることで、寛容になり、世界が広がるといいな、と思いました。インタビュー記事:リトルヤンゴンプロジェクトリトルヤンゴンプロジェクトを運営する持田勘多さんにインタビュー記事を掲載して頂きましたのでぜひ御覧ください。持田さんには、かるたの打ち合わせにも参加してご意見も頂きました。新町さん 記事:ヤンゴンかるたプロジェクトに触れてみてヤンゴンかるたにご支援とご協力をしてくださっている新町さんが、記事を掲載してくださいました。ヤンゴンかるたプロジェクトに触れてみて先日、新町さんとプロジェクトメンバーで一緒にかるたを遊び、企画について話し合いました。いつも読み手になるので、遊ぶ側に回るのは久しぶりでした。全員が絵札を覚えているので、かなり接戦でした。様子は上記のリトルヤンゴンプロジェクトさんのインタビュー記事を、ぜひご覧ください。私たちヤンゴンかるたプロジェクトのメンバーと新町さんが共通して抱く思い。それは、マイノリティとしての闘いであるということ。10月は「私たちはマイノリティか マジョリティか」をテーマに、かるたと世界の問題をつなぐイベント(子ども向け)を企画中です。スペシャルゲストもお招きするので、私自身がまた学べるぞ!と一番楽しみにしています。皆さんに企画をお披露目できるまで、またしばらくお待ちください。ヤンゴンかるたのこれから9月。千葉県内の小学校5,6年生 100名を対象に、ヤンゴンかるたイベントをさせて頂くことになりました。学校で、ミャンマーのことを知らない子たちに、ミャンマーを楽しく知って欲しい。そう思って始めたプロジェクトなので、今回は特に力が入っています!ロンジーを着る、サウンガウを弾く、ミャンマー語を書くなど、色々なミャンマーを知る体験やポスターでクーデターを知るなど、楽しくミャンマーを知り、クーデターについても考えていただきます。「今日のかるた、楽しかった!」「ミャンマーのこと少し気になる!」そう思って頂けるように、毎日、仕掛けや工夫を考えて、ニヤニヤしています。東京女子大学のイベントでお会いしたみなさんも、メンバーとしてご参加いただくことになり、今から楽しみです!他にもカフェとかるたのコラボイベント、大阪堺の水掛祭り参加、野毛坂グローカル主催トークイベントの司会(石川さんは運営協力)と、みなさんにお会いできる機会をたくさん頂いています。イベント情報も追って共有してまいります。ぜひご参加ください。10月以降も、企画進行中です。企画側でお手伝いして頂ける方も募集していますので、ご興味があればぜひご連絡ください。応援してくださる方々のお力で、イベントを継続できることに感謝する毎日です。私たちの活動は、いま苦しんでいるミャンマーの人々を直接助けることはできず、心苦しさを感じることがありますが、引き続き、自分のできることを、地道に続けていきます。ぜひ、皆さんの地域にも呼んでいただけたら嬉しいです。(野中優那) もっと見る

  • 「夢って何だ?@夢みる先輩」千葉県浦安市の中央公民館で、8月16日にイベントをさせていただきました。今回は、3回企画のうちの1回を担当させていただくことになりました。対象が小中学生だったので、ロンジーを着たり、サウンガウを弾く体験をしたり、東南アジア各国の通貨を実際に触ってみたりしました。小学生にもわかりやすくクーデターを伝えるためにかるたで楽しくミャンマーを知った後は「クーデターが起きる」とはどういうことか、考えてもらいました。「昨日までの日常が突然奪われる」ことが無差別に起きるということを、ガチャを回すことによって体験してもらいました。私に力がなくてもヤンゴンかるたを通して知るSDGsや、私が考える探究学習についてもお話しました。「今日知ったこと、考えたことをお父さんやお母さん、お友達に少し話してみることが、探究につながる」と伝えました。私は今、たくさんの方々に助けていただいて、活動の輪が広がっていると感じます。「自分には力がない」と思って行動を起こさないよりは、自分にできないことをどんどん人に頼って教えてもらうことによって、活動を続けていくことができる、と応援してくださる皆さんから教えていただいています。これからも、子どもたちに伝えたい私が教育に対して危機感を感じた理由は、障害者の兄がいるからでした。兄は「書けない」障害があることで、学びを閉ざされる不安を常に感じていました。だからミャンマーの子どもたちの学びが、コロナとクーデターによって奪われることを当初から危惧していました。私たちのプロジェクトは、「ミャンマーの子どもたちの学びを守りたい」という気持ちから始まりました。お互いに身近な違いを認め合うことで共存できることを、兄からお話しましたイベント終了後もかるたの札の質問が来たり、「どうしてクーデターが起きたのか」など、直接聞きに来た子がいました。知る機会さえあれば、小学校高学年くらいの子も関心を持ってくれるということを、改めて実感しました。かるたでひらく ミャンマーへの関心の扉 公民館の方からも、大人の専門家の話はもちろん素晴らしいけれど、私のような高校生が話すことで、「自分達も何かできるんじゃないか」と問題がより身近に感じられるのが良い、と言っていただきました。参加者の皆さんからは「NHKのテレビで見ていたけれど、実際に話を聞いたら内容がより伝わってきた」「かるたが楽しかった!!」「かるたを取ることで想像より何倍もミャンマーのことを伝えられているのがすごいと思いました」など、多くの嬉しい感想をいただきました。可愛い民族衣装や触れたことのない楽器、日本の電車が走っていることなど、人によって一番響くポイントはそれぞれですが、そこを入り口にミャンマーについて考えていただく機会を増やしていきたいと思います。ぜひ、皆さんの住む地域にも呼んでいただきたいです!今後も応援お願い致します。(野中優那) もっと見る

コメント

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  1. 2021/12/10 00:37

    めちゃくちゃ応援してます。 最後まで駆け抜けて下さい!!


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