プロジェクト本文

▼ご挨拶

 創業18年を迎えた札幌にあるチーズ専門店、「チーズマーケット」。代表取締役の山本 知史(やまもと ともし)です。 私達は、ヨーロッパ産のナチュラルチーズを直輸入し、飲食店を中心に卸・小売販売をしております。2015年11月、関連会社「札幌チーズ株式会社」が、札幌の北にある石狩市樽川町485-1に2haの農地を取得して、農業生産法人化しました。この地で、一から羊の牧場を切り開き、地元の牧草や干草を中心に、レタスやキャベツなどの地元石狩産の野菜などを与えて羊を育てます。その羊を搾乳し、低温殺菌をしてヨーグルトを作ります。仕入れたミルクではなく、私達自身が育てたミルクの羊乳のヨーグルト、それが今回の「石狩ひつじヨーグルト」なのです。

 

(3月20日の牧場予定地(2ha 取得済み)です。正面に手稲山が見えます。北海道石狩市樽川町485-1)

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

 酪農王国と言われる北海道でも、ほとんどが牛乳の乳製品です。ヨーロッパではお馴染みの羊乳製ヨーグルトやチーズが、どうして日本で作られないのか?・・と疑問がありました。その答えは、・・・「そもそも日本に乳用種が存在しない。」事でした。羊乳生産をする酪農家が居ないから、ミルクも無く、ヨーグルトも出来ないのです。

            (乳用種の羊、イーストフリージアン Victoria州 豪州 2016年2月)

  「そうか、フランスで食べたあのおいしい羊乳のヨーグルトは、日本で作るのは、無理なんだ。」と。

 いつもなら、「ふーん、そうだったのかぁー。」で終わるのですが、私は違いました。「だったら、乳用種の羊が輸入できれば、作れる!」と。僅かな可能性の方に目が向きました。

 さっそく、その日から2日ほど掛けて調べると、確かにフランスなどの欧州から羊の輸入は不可能でした。検疫上の理由で輸入禁止です。もっと調べると、全世界から生きた羊を輸入できる国は、もうオーストラリア、ニュージーランドと数カ国しかない残っていないこと。それらの国で、今後BSE(狂牛病)や鳥インフルエンザなどが発症したら、輸入禁止に追い込まれる事も分かりました。だったら、そうなる前に急いで実行しなくてはいけない。・・・と。「そうしないと永遠に日本では羊乳のヨーグルトは作れない。」と、この事業の重要さ、緊急さを感じました

 でも、「牧場を一から作り、羊を飼育するって、大変な事じゃないか?」と自問自答しました。一年365日ずっとお盆も正月も休めなくなる生き方になるんじゃないか?・・・いろいろな不安が頭をよぎりました。まして、これまで犬も飼った事が無い私が出来るのか?・・・かなり悩みました。

 おいしいヨーグルトを作るのなら、誰もが手に入る牛乳で作れば、それでいいんじゃないの?・・・わざわざ苦労して羊を輸入する事から始めて、牧場を開くなんて。 一体どれくらいの時間とお金と労力が要るのか?・・・・想像できない位大きな事業だと分かってきて、怖くなって来ました。

 でも、この事業は、日本で私しかやらないことだから、やると決めました。

 私よりもお金持ちや飼育経験が豊かな人はたくさんいます。では、彼らがこんな事を真剣にやるかと言えば、NOです。何故ならば、羊乳製のヨーグルトがどれほど美味しくて、栄養的にも素晴らしい食品なのかを知らないから、「やりたい。」強い動機も生まれないからです。

誰かやってくれる人を待っていたり、探しても、何時になるのか?全く分かりません。やり遂げるという熱い魂を持ち、今まで日本に無かった羊乳のヨーグルトを事業化するのは、私しか居ないという結論に至りました。死ぬ近く前になって、「あの時(2016年)やりたい事が有ったのに、結局やらなかった。」って振り返ったら、きっと大きな後悔をします。

 そんな生き方をしたくないから、残りの私の人生を賭けてやることに決めました。

 私達は、20年の経験がある輸入業者なので、今回オーストラリアからミルクがよく出る羊を輸入する事は、一般の人よりも難しい事ではありません。

 こんな難事業に私を突き動かす程、ひつじのヨーグルトには、魅力・おいしさ・栄養が、一杯詰まっています。出資して頂ければ、一年以内に、皆さんがひつじヨーグルトを食べれる日が、必ずやってきます。

では、一体どんなヨーグルトなのでしょうか?

 主に南フランスなどで作られている伝統的なヨーグルトは羊乳製です。日本人で食べた経験がある人は、1%も居ないでしょう。コックさんすら、ほとんど食べた経験がありません。そして、多くの日本人は、何となくやぎ乳・羊乳は、”癖がある” と誤解しています。実は、口当たりが良く、甘みもあってとてもおいしいヨーグルトなのです。蛋白質や乳脂肪分が牛乳製の2倍以上と高く、高齢化社会の日本では毎日の食事に欠かせない乳製品になります。下にあるのは、フランス産のひつじ乳のヨーグルト(上:プレーンと下:バニラ味)です。とってもおいしくて一度に2カップはいけます。笑)

 また、下の写真は、青かびのチーズ、ロックフォール(フランス産)で、これも羊乳製です。これまた、札幌でも人気のある世界一の青かびチーズなのです。これらはデパートなどでは売っていると思いますので、試しにどうぞ。

           

 このチーズもいずれは、この石狩ひつじ牧場で私の人生を賭けて作る計画をしています。(その時には、またクラウドファンディングの募集をしますので、よろしくお願いします。)

さて、この事業の進み具合です。

1)羊の選定

 昨年の11月の2haの農地取得後、2月にオーストラリアの3ヶ所の生産者(NSW州,Victoria州、タスマニア州)に行き、乳用種の羊を選んできました。

     

(Steve & Nereda at Prospect East Friesian Stud Victoria Australia FEB 2017)

 

2)搾乳機の手配

次にやらねばならない事は、羊専用の搾乳機の用意する事です。ですが、日本では売っていません。これは、とても大きな障害です。そこで、フランスやイタリアのメーカーから、機械一式を輸入する準備をしています。

              

 (Grandewe農園にある小型の羊乳の搾乳機です。Tasmania島 FEB 2016) 

 昨年の10月にフランスに行き、ドミノさんに会って来ました。彼は、フランス中の大小様々な牧場やチーズやヨーグルトのメーカーを顧客に持ち、チーズやヨーグルト製造に使う乳酸菌や製造プラント、搾乳機、農機具の販売を行っている会社の社長さんです。10頭ほどの羊の乳を搾れる小さな搾乳機を探してもらっています。今年の11月には石狩に届く予定です。彼から輸入できれば、格安で手に入れられます。また、ヨーグルト作りに必要な乳酸菌もドミノさん経由で、手に入れることも決まりました。あのヨーグルトと同じ乳酸菌で作れます。

         

 (ドミノさんと美奈子店長 パリ・オルリー空港近くのホテル OCT 2015)

 

3)畜舎建設やゲート、牧柵張り

 下の写真は、タスマニア島のダイアンさんの羊牧場です。2haの周囲は、全部で600mもあります。その他に、仕切りを付ける為の柵も必要で、全長1キロの長さになります。これを今居る2人の社員でやると、途方に暮れるほどの長さです。チーズマーケットのお客さんなどや友人の手伝いを頂きながら、6月末の完成を目指して、材料の手配をしています。

  

(乳用種のAWASSIとイーストフリージアンとの交配種。TASMANIA島  豪州 2016年2月)

 4)電信柱を2本立てて、電気を引きます。これが、6月上旬です。電気が来たら、畜舎の建設です。これも6月末には、完成します。と同時に、ゲートも完成します。

5)最大の問題は、水の確保です。市の水道が無く困っています。ヨーグルト加工場には、きれいな水が必要です。井戸を掘るか、雨水をタンクで貯めてから、イオン交換膜で、浄化して使うか? しかし、ここは北海道。冬の3ヶ月は水が凍ります。外のタンクも凍ってしまうでしょう。まだ、問題解決に至っていません。いいアイデアがあったら、教えて下さい。また、下水道も無いので、水洗トイレも設置できません。ヨーグルトを作った後に、機械や器具をきれいに洗浄しなくてはなりませんが、その汚水をどこにどう流すのか?・・・・これも大きな問題です。(これは3月に書いた文章です。)

    

 「お金が無いなら、知恵と行動を!」この精神で今までやってきました。4月末から、井戸を掘る研究を始めました。いろいろな人から水の浄化方法の話を聞いたり、ネットから経験者の話を読んで、やれると思いました。7月までにあと3本ほど有志で掘って、ひつじ牧場の井戸は8月中に完成させます!(決意表明)

どんな道でも努力すれば生きる道は必ず見つかります。最初は、だれでも素人。でも、そこから本当のプロに成れるかどうかは、信念と行動力だと私の経験からはっきりと言えます。解決の道は、必ず見つかると信じて生きて来ました。だから、今回の難事業も乗り超えられると思っています。

日本全国の皆様へ。

 どうか今回のプロジェクトに参加して下さい。今は、無名の路上シンガーの様な私ですが、きっとメジャーデビューします。笑) 何年か後、「数年前、無名だった頃に知って、彼のパトロンになったんだ。」と友達に自慢できる様に、私も全力で挑みますから。

 日本の乳製品の市場で、今まで無かった羊乳製のヨーグルト市場を共に切り開きましょう。この瞬間の歴史の証人に成れます。

 そして、今まで日本で味わえなかった本当においしい羊乳のヨーグルトやチーズ、アイスクリームを一緒作り、一緒に味わいましょう。

石狩ひつじ牧場のパトロンになる事で、北海道に来るきっかけも動機も増えます。羊に餌をやったり、羊と触れ合ったり、牧場体験も出来る様に施設もどんどん面白くしていきます。

どうぞよろしくお願いします。私の命を賭けて必ず成功させて見せますから。

                    チーズマーケット代表  山本 知史

 

 

▼これまでの活動

・2015年7月、石狩市役所、農政課に農地取得及び新規就農希望の相談。

・2015年8月、石狩市に牧草地を持つ農家で売ってくれる人がいるかどうかを農家や廃業した農家を一軒一軒訪ね回りました。ついに、牧草業を営む牧野義幸氏に出会い、売買交渉が成立する。

・2015年9月、札幌チーズ株式会社を農業生産法人の人的要件を満たすように、取締役の一部解任と2名の農業者の就任を経て、登記事項の変更を完了する。

・2015年10月、石狩市農業委員会に、農地取得の申請を行う。

・2015年11月、札幌チーズ株式会社が、2haの農地取得の許可をもらい、

めでたく農業生産法人に認めらる。

・2016年2月、豪州のNSW州、Victoria州、TASMANIA島にある複数の羊ブリーダーを訪ね、乳用種の羊を選定する。

      (Patrikさんの羊牧場 Victoria州 豪州 2016年2月)

・2016年6月、2haの農地に、羊の畜舎を建設予定。

・2016年7月、再びオーストラリアに行き、輸入前の羊の最終確認をする。

 井戸堀りも行い、上下水道の確保を目指します。

・2016年10月、成田空港に、50頭の羊が到着予定。

・2016年10月、大洗港からフェリーで、苫小牧港まで羊を運送。

・2016年11月、石狩ひつじ牧場を開く。乳製品加工場を建設。

・2017年1月、初出産を迎える。

・2017年3月、ヨーグルト製造を開始。

    

  (乳用種、AWASSI。まず20頭を選びました。NSW州、豪州 2016年2月)

▼資金の使い道

オーストラリアから輸入する乳用種(AWASSI)の羊の購入代金。

約20万円/頭 × 50頭 = 1,000万円の内、50%(500万円)分が今回の募集分です。

▼リターンについて 

1,500円から20万円までの出資金額別に、様々なリターンをご用意しています。

一例を書きますと、

・石狩ひつじ牧場内にある壁に掛ける「パトロン者のご紹介パネル」にお名前と都道府県名を載せます。

・「パトロン会員カード」を発行して、石狩ひつじ牧場に、何度でも入場出来ます。

・雌羊の命名権が与えられます。

・石狩ひつじヨーグルト(500ml)を2パック、チルド郵パックでお送りします。

・チーズマーケット中央店の「羊乳のジェラート」券を進呈。

・ネット通販、チーズマーケット(http://www.cheesemarket.jp/index2.html)で使える商品券を進呈。

・ラム肉500g(部位はお任せ。)を年一回、チルド郵パックでお送りします。

・チーズマーケットで使える20%引き(チーズに限ります。)クーポンを進呈。

 

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