※7/25追記
皆様のおかげで目標金額であった120万円を達成することができました。

感謝・感激の日々で、本当に励みになりました。ご支援いただいた資金は大切に使わせていただきます。
クラウドファンディング終了まで今後はネクストゴールにチャレンジさせていただきます。

ネクストゴールは140万円です。 

ネクストゴールを達成した際には、キッチンカーで提供するメニュー並びにオリジナルドレッシング開発費・専門家による講習費に充て、おいしいへの追及。より野菜が活き、みなさまに喜んでいただけるキッチンカーにできるよう挑戦を続けてまいります。

やはりベジーデプラスの思いの根底には「おいしく食べてほしい」が1番にあり、その思いを形にして皆様にご提供できるよう精進していきますので、引き続きご支援・拡散していただければ幸いです。

はじめに・ご挨拶

初めまして!兵庫県の最北端、豊岡市で農業をしているベジーデプラスの小川です。

 私の実家は兼業農家で幼いころから農業は身近にありましたが、農業は儲からないから継がなくていいと言われ農業とは無縁。田舎も嫌いで都会へ進学し、当時の夢であったスポーツトレーナーになりました。

 しかし、お客様との会話では出身地が話題になる事が多く「いいところだよね」「こんど旅行に行くよ」「〇〇知ってる?」など良い意見を聞くことが多かったり、質問されることもあり改めて地元について調べたり話を聞くことで故郷の良さに気づき、一気に故郷を好きになり帰郷する大きなきっかけになりました。

 帰郷するとたまたま広報誌の『豊岡市農業スクール2期生募集』という見出しが目に入り導かれるように入校。1年間の実践中心の研修を経て卒業。その後企業の農業部門に就職後独立し7年になりました。

 但馬地域は、夏は暑く冬は寒い厳しい環境の元、最初の頃は年間通し作る事すら大変でしたが徐々に安定的に栽培ができるようになり周りを見る余裕もでき、妻と二人で旬の野菜を中心に年間30品目以上の野菜を生産・販売しています。

 農業の可能性を信じ、おいしさにこだわった栽培の探求はもちろん、SNSでの発信、観光農園化、コラボイベントの実施など農家としてただ生産販売するだけでなく新しいことへの挑戦をしてきました。

 そんな中、改めて今置かれている環境や直面している課題を考えた時に、規格外野菜、廃棄野菜のあり方に疑問と葛藤があることに改めて気づきました。

出荷規格、見栄えを重視される野菜…
しかし、どの作物も同じ行程同じ労力で育てており、そのほとんどが食べれます。
もちろん味も変わりません。この手塩にかけた野菜を多くの方に届けたい。食べてもらいたい。
その思いが日に日に強くなり自分たちで調理するキッチンカーを導入したいと、思い至りました。

このプロジェクトで実現したいこと

キッチンカーの導入で規格外野菜の有効活用(フードロスの解消)

運営する観光農園に併設し『食べる醍醐味』の提供

【ネクストゴールについて】

プロジェクトをやろうと思った理由

①フードロスの解消

野菜の出荷には規格があり、食べれるがどうしても売りにくい野菜、売れない野菜もあります。

自社での規格外野菜は、作物や時期にもよりますが10~20%です。

普通の規格より安価な規格外野菜は、販路や欲しいという声もあるものの、いい物の中からわざわざ探す手間とコスパを考えるとどうしても後回しになってしまい最終的には畑に漉き込んでしまうことも多々あります。

そこをキッチンカーで自社で消費しフードロスの解消に近づけたいと考えています。

割れた春キャベツ

曲がりキュウリ

割れたミニトマト


規格外野菜をつかった サラダパフェ

②作る責任使う責任・食べる醍醐味の提供

土地を使い生産する農業は、地域の資源やエネルギーを使い作物を育てます。その工程の生産と消費はたとえ1農家であっても「必要以上のもの」を作り、「必要のないもの」を消費することで限られた資源の枯渇へとつながる可能性があります。
地域の資源やエネルギー、ひいては地球の資源やエネルギーは永遠ではありません。 また、輸入に頼る日本において世界情勢から現実問題として肥料の高騰、欠品という農家にとって死活問題ともいえる状況にも直面しています。

そのことを踏まえ、産者は環境や資源を守りながらより良いものをつくる責任。消費者(使う側)は食材を使い切ることや、調理されたものを残さないことが必要だと考えています。

この「作る責任と使う責任」から、しっかり生産した作物を余すことなく使い、消費者に食べてもらうことをキッチンカーで実現したいと考えています。

農業従事者の高齢化に伴い農業に触れる機会や、スーパーに行けば季節に関係なく様々な食材が気軽に手に入る豊かな環境も相まって作物について考えることがすくなくなっています。

そこで弊社は、少しでも触れる機会、興味を持ってもらうきっかけ、入り口を作りたいと思い観光農園事業を始めました。弊社の観光農園は、収穫体験と農業体験を合わせた「にっこり体験」と銘打ち、来ていただいた人がにっこりとして帰っていただけるようなサービスを提供しています。

しかし、拠点にしている畑や作業施設は民家から距離があり、上下水道の整備が難しく、収穫したものを食べていただくといったことができない状況でした。

そこで、キッチンカーを併設することでその場で調理もでき「食べる醍醐味」を提供できるようになります。農家として出荷するだけでなく食べてもらうことがゴールであり、「おいしい」と言ってもらえることが何よりものやりがいです。このキッチンカー導入により理想的な形ができると確信しています。


これまでの活動

最初の頃は年間通して計画通り栽培することも難しかったですが、徐々に栽培も安定していきました。

しかし、できた野菜を出荷するだけの日々にやりがいが見いだせずにいました。

そこで、妻と役割分担をし活動の幅をひろげました。

一つが観光農園です。

夫婦2人とも元インストラクターとしての経験を活かしつつ、収穫体験と農業体験とを合したプログラムを作成し「にっこり体験」として1年を通し開催しています。近隣は観光地であり、豊岡や出石の観光協会とも連携したり、城崎温泉の旅館の宿泊プランに組み込んでもらうなど地元の方から観光客まで幅広く来ていただいています。

 

次にSNSでの発信です。

こだわりを持ってやっていても伝えなければ伝わらない。また、より多くの人に知ってもらいたい気持ちから発信にも時間を割くようにしました。日々の活動の投稿はもちろん、野菜アートなど工夫を凝らしながら投稿しています。

そして、異業種間のコラボレーションです。

一農家だけではできないことも業種の垣根を超えコラボレーションすることで多くの可能性があると思います。昨年は、飲食店とコラボメニューをしたり、料理家さんを招いて収穫体験から 料理教室。調味料会社とピクルス作りや、醬油カスを再利用した肥料を活用するなど。さらには、携帯ショップの前にQR決済専用の直売所を設置したりと多くのイベントや活動をしてきました。

メディア掲載・出演歴

農産物を買Walker2022・CREA・2022年度版注目情報はこれだ!・B.S.TIMES・クボタ営農ナビ・笠井信輔のアグリなカルチャー!・デイリー新聞・ 朝日新聞・読売新聞・神戸新聞・北近畿経済新聞

資金の使い道

キッチンカーの購入

CAMPFIREへの手数料

【ネクストゴール】
メニュー・オリジナルドレッシング開発費/専門家への講習費

リターンについて

3,000円 とにかく応援 お礼メール


5,000円 お礼文 

5,000円  にっこり体験ペアチケット(お土産付)

5,000円  冬季限定 雪中セット

5,000円  夏季限定 映え野菜セット

5,000円  ベジプラ人気商品 ミニトマト1kg

7,000円 野菜+調味料セット

7,000円  キッチンカー1品提供券×5


7,000円  野菜セット+キッチンカー1品提供券


10,000円 野菜+調味料セット×2

10,000円  にっこり体験ファミリーチケット(5名分)お土産付


10,000円  ベジプラブランド白ネギ最速発送券1本入15or2本入10

15,000円 四季の野菜セット(年4回)


15,000円  キッチンカー1品提供券×12


15,000円  ベジプラブランド白ネギ 三昧セット1本入15or2本入10 ×2ケース


30,000円 キッチンカー提供メニューの命名権(限定3名)


30,000円  車載ボードに名前記載+フライヤー設置(営業時間のみ1年間)


50,000円 毎月野菜セット(年12回)


50,000円  キッチンカーに協賛ステッカー+フライヤー設置(1年間)


100,000円 にっこり体験貸切チケット(15名まで)お土産付

※セット内容はイメージです。時期により変更になる場合もございます。

※キッチンカーは豊岡市内や出石のベジプラ作業所周辺を中心に出店予定です。その他イベントなどへの参加などはSNSの最新情報を参考にしてください。また、出張可能エリアは豊岡市より100㎞圏内を予定しておりますがその他ご要望があればご連絡ください。

※すべてのお野菜セットにお品書きが付きます。

※にっこり体験には、お土産が付きます。

実施スケジュール

7月15日クラウドファンディング開始

8月24日クラウドファンディング終了

9月キッチンカー発注

12月納車


応援コメント

有限会社 植田農園 植田博成様
若い農業者で挑戦し続ける姿や男気のある小川さん。さらに飛躍してくれることが地域を盛り上げてくれると期待しています!


瀬尾農園 瀬尾雅仁様

いつも新しいことに挑戦してる姿は見ていてとても楽しいです!

彼は農業がすきで、人がすきでそれをみんなと共有することに喜びを感じているんだと思います。小川くんの畑にはいつも人が集まってきていて、みんなに農業の魅力が伝わっているんだなと感じます。今回キッチンカーを導入したいということでいろんな所に幸せと笑顔を運んでくれることを楽しみにしています!がんばれ!

豊岡市コウノトリ共生部農林水産課参事兼 グッドローカル農業推進室長 山本隆之様

今回、Veggie de+さんが取り組まれる事業コンセプトは、農業が「環境」「経済」「社会」をより良くし、持続可能で幸せを感じる社会の実現をめざす”豊岡グッドローカル農業”そのものだと感じています。

様々な場所で、キッチンカーと豊岡の農業が織りなす物語が広まっていくことを期待します。 

酒とめし ひと晴れ 大将 綾城佑亮様

ベジプラさんのお野菜はどれも本当に美味しいし、いろんな事に挑戦される小川さんご夫婦はいつもエネルギッシュで、とっても魅力的ですよ‼️

岸本ファミリー様

小川さんご夫婦だからこそ、手に取りたい野菜たち。野菜づくりに責任をもち、地域を大切に想うからこそできる挑戦を、私たちは応援しています。

最後に

農業を取り巻く状況は非常に厳しいものがあります。

担い手不足、高齢化、放棄地の増加など先般の問題に加え、世界情勢からの肥料問題、円安など目には見えない多くの課題に直面しています。

ベジプラが拠点にしている兵庫県北部地域も例外ではなく、前述の課題に加え地方ならではの苦悩も多くあります。

しかし、ベジプラらしく明るく前向きに様々な試み、挑戦をしていきたいと思っています。

その一歩に、キッチンカーを用いて 「フードロス解消」「地域コミュニティーの創出」「所得の向上」を掲げ農家の新たなビジネスモデルになりたいと思っています。

そしてゆくゆくは、都市部への農家レストランを進出させたいと考えています。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/01/14 17:05

    ついに本日、キッチンカーが完成いたしました。 12月15日にプレオープンという形で出店したものの、内装の部品の遅れや、改造車としての申請に時間がかかるなどしましたが、皆様のご支援のおかげで本日すべて完了し納車されました。 妻ともよく話していますが、このキッチンカーはずっと僕たちの持ち物という感...

  • 2022/09/08 19:40

    ベジーデプラスのクラウドファンディング「豊岡の若手農家の挑戦 規格外野菜を商品化しキッチンカーでお届けする!」が終了し早2週間が過ぎました。 皆様のおかげで120万円の目標額、更にはネクストゴールも達成させていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。キッチンカーですが発注に向けすすめており、年...

  • 2022/08/01 14:28

    7月も終わり、ベジーデプラスでは一気に秋~来年の春先までの種まきが始まっています。7月8月、暑いのはもちろん豊岡は湿気も高くとにかく蒸します・・・。でも、この時期が秋冬の栽培を左右するポイントなので気合い入れて頑張っています!!7月25日に蒔いた秋どりキャベツの芽(撮影日7月27日)さて、大好...

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